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【現役部員から生の声!サッカー進路 早稲田大学ア式蹴球部編】部員はどんな入試で入ってる?早稲田大学ア式蹴球部の活動とは?

2020年5月5日に早稲田大学ア式蹴球部による、入試形式の違う6人の現役部員と一般参加者約10名によるZOOMを使った「第1回入試形態別対談」が行われました。

なぜ大学サッカー部の部員がこうした取り組みを積極的に行うのか?
早稲田大学ア式サッカー部の皆さんの目指すところや、活動自粛期間をどのように過ごしていたのかな、そして気になる入試やスポーツ推薦のお話についてお話いただきました。
(※編集部注 5/7(木)から条件付きではありますが、グラウンドの使用が可能になっているそうです。)

5/14(木)20時〜第三回目のZOOM企画の詳細も掲載!
(画像提供/早稲田大学ア式蹴球部 取材 文/江原まり)

↓本文は写真の下に続きます↓

早稲田大学ア式蹴球部さんにインタビュー!

Q:なぜこのような企画をしようと思われたのですか?
回答者:浦田幹(うらたもとき)3年トレーナー

例年であればこの時期には有望な高校生が練習参加に来る頃です。
しかし、新型コロナウイルスの影響でそれが叶わず、大学サッカーのレベルに触れられずにいる高校生が沢山いる。それに加えインハイが中止です。

進路選択を迫られている高校3年生にとってはかなり厳しい状況だということを感じ、高校生の皆さんに自分たちが何かできる事はないかと考えました。

そして、zoomを用いた参加型のディスカッションをできる場があれば活用してもらえるのではないかと。

チームの雰囲気などは他人伝えで聞くより当事者が聞いて見て感じた方が絶対に良いと思います。
またそのような機会は外から早稲田大学を捉えることが出来るので弊部にもメリットがあると思い企画を考えました。

今後自分としてはこの企画が早稲田大学だけではなく他大学にも広がればいいなと思います。
複数大学が集まって行うのもいいと思います。
大学によって、それぞれカラーは違います。
納得のいく進路選択ができるように大学側からアクションを起こすことはこのような危機にあるからこそ大事なことだと思います。

(前回開催時の告知画像)

Q:ア式の部員さんは、どのスタイルの入試形態で入ってくる方が多いのでしょうか?
回答者:余合壮太(よごうそうた)2年 MF

スポーツ推薦枠は人数が決まっているので、毎年3人程度です。
一般入試は各学年によりますが、毎年2、3人が入部します。

センター利用についても、一般入試と同じような人数になります。

その他の自己推薦、内部進学、指定校推薦は、それぞれ毎年4、5人程度が入部していると思います。
自己推薦では、様々な高校、ユース出身者がおり、毎年決まったチームから選手が来るというような印象はありません。

同じく指定校推薦も、様々な幅広い地域から集まっています。

逆に、内部進学は、早稲田大学の系属校、付属校が各地域にありますが、現在ア式蹴球部に所属しているのは、早稲田実業学校、早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学高等学院の出身者のみです。
その中でも特に、早稲田実業学校出身者の割合が高いです。

Q:スポーツ推薦で早稲田大学ア式蹴球部へ入りたい!と思う中学生は、どのレベルの強さの高校を狙うと良いでしょうか?
回答者:田中雄大(たなかゆうだい) 3年 MF

全国大会で判断をするのは難しい面があると思うので、リーグのレベルで話をすると、プリンスリーグ、プレミアリーグくらいのレベルが良いのではないかと思います。

極論を言ってしまえば個人の能力が必要ではありますが、プレーを見てもらう機会がなければスポーツ推薦で呼んでもらうことは難しいです。

そういったことを考えると、プリンスリーグ、プレミアリーグはレベルが高い分プレーを見てもらえる機会が多い印象です。

また、早稲田大学と練習試合などができる点や、多少でも繋がりがあるような高校の方がチャンスは多いのではないかなと思います。

Q:高校生のスカウトはされていますか?スカウトの目に留まるにはどうしたらいいでしょうか?
回答者:玉井 智久(たまいともひさ)早稲田大学 ア式蹴球部 H12卒 コーチ

個人の技術・戦術だけでなく、チームの中でいかにリーダーシップを発揮しているか、監督や仲間からから信頼されている存在か、という部分を重視しています。

Q:今年は先行きが不透明ですが、大会などでの目標、活動の目標など教えてください。
回答者:中野陽太(なかのようた) 4年 MF

人やチームによって様々だと思いますが、僕は一番の違いは『責任とアイディアの伴った行動に挑戦できる』という点だと思います。

早稲田大学ア式蹴球部の外池監督は「主体性とは責任とアイディアである」という言葉をよく口にし、学生にその重要性を伝えます。

今まで指導者が管理してくれていたところも、大学生になれば自分で考えて行動していかなければなりません。
高校に比べると校則なども無くなるので自由な時間が増える分、責任も増します。

ア式蹴球部ではピッチ内外で主体性を尊重し、その人がやりたいことにチャレンジできる環境が整っています。
チーム作りという点においても、高校年代では監督やコーチが組織の規則を決めているところが多いですが、大学サッカーではチームをより良くするために監督やコーチ陣ともコミュニケーションをとりながら、4年生を中心に自分達でチームの規則や方針を決め、練習も自分達でオーガナイズしています。

大会の目標に変わりはありません。

早稲田大学ア式蹴球部2020のメンバーは限られた時間と条件の中で「日本一」を獲得します。
そして、部員全員が楽しみにしている年に一回の早慶戦を必ず開催し、勝利の喜びを味わいたいです。

また、早稲田大学ア式蹴球部は「日本をリードする存在になる」というビジョンがあり、これが活動目標に近いものだと思います。

サッカーという競技だけではなく、学生という立場からサッカー全体の捉え方含め、社会と向き合うことを意識しています。

また、「明日への活力になる」というミッションを掲げていて、コロナウイルスの影響が世界中で広がっている今こそ、社会の中で何が必要とされているのかを一人一人が考え活動することが大切だと考えています。

Q:コロナで練習なども活動が難しいと思いますが、どのように対応していますか?(自主練の方法、チームとしての繋がりを保つためにしていることなど)
回答者:中野陽太(なかのようた) 4年 MF

〈自主練習の方法〉
5/7(木)から条件付きではありますが、グラウンドの使用が可能になりました。

グラウンドを真ん中で2つに分けた2面ともう一つの小さめなグラウンドを合わせた3つのエリアで、人数と時間を制限し、自主練習を行うことができます。
ただし、公共交通機関、自家用車を使用することはできないので、あくまでも寮や近くに住んでいる人に限定されます。

実家暮らしの人などは、各自で調整を行なっています。

<チームとしての繋がり>
今年から「縦割り班」という施策を用いてチームの繋がりを強化しています。
大学1年から4年までの学年が混ざった5〜6人ずつの少人数班になります。

日本一を獲得するチームになるために、またそこに自分自身がどう関わっていくかなどを記入したシートをもとに意見を共有していきます。

自らの言葉で仲間に共有することで責任が生まれると共に、仲間の思いも知ることができます。

また、各班にいる4年生が責任を持って班員をまとめつつ、下級生のちょっとした変化やチームに対する不満を汲み取ってあげることでチームとして細かい修正サイクルを回すことが出来ています。

そして現在はコロナウイルスで活動自粛をする中で、この「縦割り班」が重要な役割を果たしています。

縦割り班の活動例

①体温、その日の活動範囲、所在地、周りの感染状況を毎日LINEで報告し、その情報を4年生がグーグルフォームに記入し、その記入されたものを監督が見て、全員の健康状態を管理しています。

②各班でなるべく日々の繋がりを意識するために、zoomで一緒の時間から体幹トレーニングをしたり、好きな映画や選手のプレー集を見て、感想を言い合ったりなど一つの家族のように接することで不安な生活に楽しみを見出すことが出来ています。

③また、毎週土曜日に事前に与えられたテーマを発表する機会が設けられており、ここでは普段の班員をシャッフルして、違ったメンバーとコミュニケーションが取ることが出来ます。

この時には監督やスタッフも混ざってチーム分けがされています。

過去のテーマとしては「あなたが思う最強チームの3要素+最強がゆえに持つ脆さ1つ」(サッカー以外あり) 「今、誰が困っているか。そのような人に対して自粛期間で何ができるか。自粛期間終了後に何ができるか。」などがありました。

早稲田大学ア式蹴球部さん次回のZOOM企画予定

次回は、5/14(木)20:00より「サッカー以外のア式の活動を知ろう!」というテーマで対談を行うそうです!
ア式蹴球部公式Twitterより是非参加してみてください。

第1回の入試形態別対談の様子は下記のツイッター投稿中にあるアドレスから録画で観ることができます!

最後に

早稲田大学ア式蹴球部の皆さん、取材協力ありがとうございました!
「チームの繋がり」を強化するためにされているという「縦割り班」については、中学生・高校生チームでも取り入れられる要素がたくさんあるのではないかと感じました。

今後も現役部員さんによるzoom対談が予定されていますので、ぜひ興味を持たれた方は、参加してみてはいかがでしょうか!
ざっくばらんに、生の声が聞けますよ♪

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寄稿者プロフィール

統括編集長/オウンドメディア事業部江原 まり
長野県出身。
ライター歴11年。
子育て系メディアにて、主に教育、引越し、子育て全般についてのコラムを100本超執筆。
2016年からジュニアサッカーNEWSにて執筆開始。
2017年10月より副編集長、2019年4月より統括副編集長/戦略事業部。
2022年1月より統括編集長/オウンドメディア事業部。

自身もサッカー少年の母です。
保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。

いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。

できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。
一つずつチャレンジしていきたいと思います。

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