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【後編】サッカーを通して海外を知る!福岡大学サッカー部、ボリビア支援活動で得たものとは!

福岡大学サッカー部では、2015年8月に独立行政法人国際協力機構(JICA)とJICAボランティア事業に関する連携協定を締結。
毎年2~3月の1カ月間、学生を福岡大学 JICA ボランティアボリビア派遣サッカー隊員として南米ボリビアに派遣しています。

活動内容は、

・サッカーのすそ野拡大のため、現地のこどもたちに教室を開催
・ユース年代の強化指導
・サッカーコーチや体育教員に向けた指導力向上のための研修会の実施

など多岐にわたります。

【前編】サッカーを通して海外を知る!福岡大学サッカー部、ボリビア支援活動中!では、現地に渡った隊員たちの活動の様子をお伝えしました。
今回はその後編です。

現地で活動する福大サッカー部メンバーから活動報告が届きましたので、ご紹介します。
(編集部)

↓本文は写真の下から始まります↓

福岡大学サッカー部、ボリビア隊員紹介!

(前列の6人が福岡大学 JICA ボランティアボリビア派遣サッカー隊員の皆さん。左から瀧 皆斗、橋塚 雅秀、西元耀星、渡邉翔太、鶴崎 大詩、長友崇磨)

ボリビア派遣サッカー隊員の活動とは?
後編

人生に意味のないことは1つもない

サッカー隊員の西元耀星です。

今日が初登場になります。
皆さんよろしくお願いします!

今日は、午前も午後もFUTVALLEというコチャバンバの地元クラブでサッカーを指導しました。ちなみに、このFUTVALLEは長期隊員の遠藤さんの配属先でもあります!

FUTVALLEは、金曜日はゲームが中心ということで午前中は小雨の中、ちびっ子vsコーチ陣で試合をしました。やはり、ちびっ子は可愛い!! 純粋にサッカーを楽しんでいる。
是非、これからも心からサッカーを楽しんでもらいたいです。

午後は、まずu-11の指導を行い、その後、u-24歳?以下の人たちと一緒に私もトレーニングをしました。トレーニングと言っても30分のゲームを行い、標高2500mでのサッカーは本当にきつかったです💦
でも、しっかりヘディング決めてきました笑
やはり、ボリビアのサッカーのレベルはまだまだ伸び代だらけだと感じました。
約1週間ですが、伝えられるものは全て伝えていきたいと思います。

とっいっても毎日必死に片言のスペイン語で教えています。少しずつ覚えてきたけど、まだまだです。日々勉強ですね笑

ボリビアに来て、たくさんの出会いと発見があり、毎日充実しています。
野犬やガタガタ道、トイレットペーパーや便座の無いトイレにも慣れてきました笑

ボリビアで生活していると、本当に日本ってすごいんだなと改めて感じます。去年のこの時期に来年、自分がボリビアで生活しているなんて想像もしてませんでした。

でも、このボリビアに来たのは必然だと思います。人生に意味のないことは一つもありません。これから先、この経験が私の人生を180度変えるかもしれません。

ボリビア来て、毎日必死に楽しく生きていれば、それだけで幸せだなと思うようになりました。
そして、挨拶って楽しいなと感じています。

残りの日々も精一杯頑張りたいと思います。

gracias!チャオ!

日本とボリビアの文化の差

 

日本の皆さん、地球の裏からこんにちは
ボリビアについて2週間ずっと体調不良でコチャバンバでも高山病に悩まされる橋塚です。

本日の活動は、公式戦の観戦でした。
雨の影響で今週はあまり指導ができませんでしたが、初の公式戦ということでテンション上がってました。

試合は、U-11はキーパーが直接フリーキックと決定的なシュートを止める活躍により3-1で勝利。

U-13は、先制を許すも、直接フリーキックとこぼれ球を押し込み逆転勝利。

U-11とU-13の試合で感じたこと。

試合が始まっても相手チームは人数が揃わなかった。
このゲームで日本とボリビアの違いについて考えさせられた。
日本では、試合時間に遅刻すると試合に出してもらえないのが普通であるが、ボリビアでは、遅刻してもすぐ試合に出してもらえる。人数が足りないがためにやむを得ず出したのか分からないが文化の違いを改めて感じることができた。

また、試合では小学生とは思えないほどの殺人タックルなど数多く見ることができた。試合はいつも殺伐とした雰囲気に包まれ、親もそれを煽る。

怪我をさせても怪我したほうが悪いという考え方でここでも文化の違いを感じることができた。

日本では規律を重んじ、ボリビアでは実力を重んじるのかなと思いました。
長期隊員のさとるさんとたいしろうさんから聞いた話によると下手でも真面目に練習を一生懸命頑張っている子よりも練習に来なかったり、遅刻をしても実力がある子であれば当然のように試合に使う。

下手でも努力している子を使わないのは教育的にどうなのかと思うがボリビアでは勝つために当たり前のことをやっているまで。

日本とボリビアの文化の差がある中、試行錯誤しながら、長い間指導をしているのは改めてすごいと思いました。

残り2週間をより良い活動にできるよう全力で頑張ります。

Adiós

与えられた環境の中で自分がどう行動するのか考え続ける

活動21日目。
こんにちは!
今回が初登場のサッカー隊員の鶴崎です。
みなさんよろしくおねがいします。

本日の活動は午前はコチャバンバの市場を訪れました。

たくさんのお店が所狭しと並んでいて日本ではこんな場所はないなとボリビア感を肌で感じました。
現地でないと買えないものを隊員それぞれ買うことができました。

午後は近くの公園で現地の方々と泡のスプレーや水風船、水鉄砲を掛け合いみんなびしょびしょになりながらも思う存分カーニバルを楽しみました。
1名は池に落とされるなど大変な目にもあってました。

ところでボリビアでの活動も折り返しをすぎたところで今自分の中で感じてるいることを少しお話ししたいと思います。

これまでオキナワ、サンファンの2つの日系移住地とコチャバンバで活動してきましたが、ここに青年海外協力隊として来たことは間違いではなかったと確信しています。

言語や生活習慣、文化の違いなどを知り理解すること。
与えられた環境の中で自分がどう行動するのか考え続けること。
毎日の生活が自分自身を成長させてくれていると実感しています。

また、大学生という時期にこういう経験が出来ることも素晴らしいことなのだと思います。

この活動が終わり日本に帰った後、就職するかもしれないし、今度は長期隊員としてまた別の国にいきたいと思うかもしれない。
それはそれでいいと思います。
就職したとしてもこの40日の経験は活かされるはずです。

それは長期隊員として活動する場合も同じことが言えると思います。
この40日という短期間の中でも「何かを得ようとする」気持ちを忘れずに充実した活動になるよう頑張っていきたいと思います。

それではまた。chao!

日本にずっと居たら絶対にこんなことを考えることはなかった

2度目の登場、サッカー隊員の西元です。

今日の午前は、長期隊員の方が働かれている学校で体育の授業を行いました。私の担当は、中学生以上の生徒達だったので、少しませてる子供もいましたが、みんな素直でとてもいい子たちでした。楽しそうにサッカーをしてくれていたのでよかったです。

また、学校のフットサルチームと交流戦も行いました。大観衆の中、高校生相手に8対1ぐらいの大差で勝ってしまい、試合後に相手の子たちが監督に怒られていたので、少し申し訳なかったです。大人げなかったですね笑

そして何と言っても、この学校の子供たちは、みんな元気。
休み時間になるとみんなグランドに出てきて、よっぽど日本から来た私たちが珍しいのか、サインをひっきりなしに求められました。
まるでプロサッカー選手みたいな扱いで、気持ちよかったです笑

午後は、遠藤さんの活動先であるFutvalleでの活動でした。

u-11とuー13の指導を行い、その後uー24以下の選手達と一緒にトレーニングを行いました。
芝生のグランドという、とても整った環境でサッカーができている彼らたちから是非プロ選手が今後出て欲しいものです。

今日は、コチャバンバでの活動最終日でした。
最終日といっても、雨やカーニバルの影響で実際に活動したのは4日程しかなかったので、あまり実感がないです。
ほぼコチャバンバは旅行でした笑

コチャバンバはこれまでの日系移住地とは違う人々の雰囲気や街並みで、完全にスペイン語だけの生活でとても苦労しました笑

また、貧困の差も物凄く感じました。
お金を持っている人たちはお店の美味しいご飯を食べ、お金の無い子供たちや、お年寄りが、そのお店の中にお菓子を売りにやってくる。
そんな光景、日本では絶対見れないし考えられません。

毎日、人々が必死に生きています。
そんな人たちのために、何かしてあげたい。
でも何もできない自分の無力さを感じました。

私はボリビアに来て、幸せとはなんだろうと考えることが多くなりました。

私は日本にいる時、サッカーや日常生活が上手くいかなかったり辛かったりして、なんで自分ばかり…と感じることが多々ありました。

しかし、そんな悩みがあるだけでも本当は幸せなことなんだなとボリビアの現状を見て感じました。

「生きているだけで幸せ」

本当にそう思います。
日本にずっと居たら絶対にこんなことを考えることはなかったと思います。
ボリビアに来て、本当に良かった。
心からそう思います。

私は将来、サッカーを通して世界中の人々を笑顔にしたい。
そんな新しい夢もできました。

明日からは最後の活動先、スクレです。

私は何もできません。
しかし、サッカーはできます。
サッカーしかやってこなかった21年間。
でも、そのサッカーで人々を笑顔にできる。

残り少ないですが、精一杯頑張ります。
長々とすみません。
gracias! Chao!

プレゼンを聞いている時は鳥肌がたちました。

サッカー隊員のタキです。

今日でボリビアでの活動が1週間となりました。
今日は小学校指導最後でした。そこで1限目に長期隊員の方が2年間取り組んできた事を保護者へ講習会をしていたので参加させて頂きました。

この講習会の内容は算数のデータが2年間でどれだけ上がったのか?
ゴミはなぜ捨ててはならないのか?
なぜ道徳を授業に取り入れたのか?
挨拶をなぜしなければならないのか?
など5つの項目を伝えていました。

ここで一番僕が感じたことは当たり前のことを当たり前にすることの難しさ、また伝えていく事です。

今回、長期の方は数学の先生で算数の計算ができる生徒が増加する為に取り組みをし、データをとっていました。
そこでは驚くことに今まで計算が2%しかできていなかった生徒が70%にまで伸びていました。

その為に伝えたことの1つとして学習環境を整えることを伝えていました。

具体例は食事のシーン。
食事をする為のフォークやスプーン、ナイフや箸しか使わないです。
なのに他の物を机に置いておくと食事中に食事以外の事を考えており、集中力が低下するそうです。

だから、勉強も一緒で学習環境を整えることは勉強の効率をあげるためにはものすごく重要なことだと言うことを伝えていました。

このように保護者に対して伝えることでその子供達の学習環境が変化し、効率よく学習能力を上げていく事ができる。よって、勉強ができるようになり、楽しくなる。また、文化に根付き、これからこの小学校がより良くなっていく。

この仕組み作りをしている長期隊員は本当にすごいと感じ、またプレゼンを聞いている時は鳥肌がたちました。

明日で僕たちの指導の活動は終了します。
自分がこれまでしてきた事がどれだけ伝わったかわかりませんが、全力で取り組んできました。
明日も最後まで自分らしく全力で取り組んでいきたいと思います!

それでは次は日本で!!

ボリビアからみたコロナウイルス

サッカー隊員の渡邉翔太です。ボリビア30日目です。

今日は1日ボリビアの憲法上の首都であるスクレで活動している長期隊員の工藤大史郎さんの配属先のチームにサッカー指導を行いました。

スクレで活動して、1番衝撃だったのは、グラウンドの環境です。

駐車場だったり、水溜まりがあったり、大きな石や、砂利だらけで転けたら血がめっちゃ出るし泣く子も居たけどみんな毎日練習来るし一生懸命なんです。
みんなサッカーが大好きなんだと思います。
本当に僕達が住んでいる日本の環境って恵まれているなと思いました。もっと感謝しないといけないと改めて再認識できました。

ボリビアの活動もあと1週間になります。本当にあっという間です。

話が少し変わりますが、僕が最近感じた事を文にまとめてみました。
少し長いですが、色んな人に知って欲しいので是非読んでくれたら嬉しいです。

世界中ではコロナウイルスが蔓延してます。
ボリビアはまだ感染者がいませんが、時間の問題だと思います。

僕達が街を歩くと、
『コロナウイルス』『チナ(中国人)』と言われます。

その度に『NOコロナ、NOチナ』と言ってますが、真顔で僕達を軽蔑した目で見てくる人もいます。
ジェスチャーで近づくなと言われた事や、僕達が通った瞬間、口を押さえて同じ息を吸わないようにしてきたりという事が多々あります。
まあ人間だからこんなことされたら良い気持ちになる筈はありません。
ボリビアでは道を歩くと挨拶してくれるのが大好きだったけど最近は、距離を置かれていたり避けられているように感じるので人ってこんだけで変わるんだなと思って寂しい気持ちもあります。

勘違いして欲しいかないのは、ボリビアの人みんながそういう人ではないって事です。ほんの1部です。

ほとんどの人が僕達に笑顔で挨拶沢山してくれるし、本当に暖かくて優しい人ばかりです。
大好きな国になりました。

不安が不安を読んでいる現状ですが、新型コロナウィルスに関しては今わかっている状態だと致死量0.2%、インフルエンザが0.1%。片や昔流行ったSARSは10%でした。

このようなデータも少しずつ出てきている現状だそうです。
コロナウイルスは致死量0.2%、インフルエンザが0.1%と言う事は、それほどインフルエンザと変わりません。

コロナウイルスの致死量はインフルエンザと変わらないのになぜ僕達をこんなに恐れられるのか?
アジア人は世界各地で差別の対象になっているのか?

僕が思ったのは単純な理由だけど、コロナウイルスが未知だからだと思います。

人間は知らない物、未知な物に不安を抱き、恐怖を持つから僕達は恐れられているのかなと思います。
まだ正確な情報がないからこそ何を信じていいのか分からず、僕達が怖いんだと思います。

でも、いくらコロナウイルスが怖くても僕達をウイルス扱いするのは違うと思います。

中国人もアジア人も僕達は人間です。
みんな心があるから冗談でも傷つきます。
コロナウイルスってのは今からすぐには無くならないし、文句や差別したところで良い方向に絶対進まないと思うから不安になりすぎずパニックになりすぎず、でも心がけて現状維持が1番ではないかと思いました。

ボリビアに来たからこそ味わった経験だと思います。
ネガティブに捉えずに、ポジティブに捉えようと思います。

自分がされて嫌だったから、自分は絶対しないようにしたいです。

コロナウイルス=中国人みたいな偏見もしないようにしたいです。
中国人って聞かれて『NOチナ(中国人)』と嫌がるのも中国人の方々に失礼だと思いました。

自分自身の言動に反省して2度としないようにします。もっと思いやりを持って生活したいです。

あと少し1日1日大切にして頑張ります!
楽しかったで終わらないように最後まで頑張ります!

 

寄稿:福岡大学サッカー部(福岡県)公式HP 

寄稿者プロフィール

統括副編集長/戦略事業部江原 まり
長野県出身。
ライター歴9年。
子育て系メディアにて、主に教育、引越し、子育て全般についてのコラムを100本超執筆。
2016年からジュニアサッカーNEWSにて執筆開始。
2017年10月より副編集長、2019年4月より統括副編集長/戦略事業部。

自身もサッカー少年の母です。
保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。

いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。

できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。
一つずつチャレンジしていきたいと思います。

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