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【みんなのトレセン】極論、何ができればトレセンに合格できる?サッカートレセン選考基準

ジュニアサッカーNEWSでは、全国各地からトレセンコーチ・チーム指導者にインタビューに応じていただきました。
インタビューをまとめて「みんなのトレセン」シリーズをお送りしています。

なんとなくベールに包まれているトレセン。サッカーですので、検定試験などと違い、「〇さえできていればよい」というものがないのは当然です。
それでも、「これができていれば合格する」というものはあるのか、インタビューで現場の声をうかがってみました。

※下記の意見は、サッカー協会の示す公式な見解ではありません。
あくまでも一つの意見として参考にしてください。
また、サッカー協会へのお問い合わせ等はお控えください。

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「サッカーがうまくなる」に尽きる!

  これができればトレセンに受かる、というようなものはありますか?

トレセンコーチ
一言でいうのは難しい。サッカーがうまい子が欲しいが、「うまい」の表すところはそれぞれだと思う。しいて言えば、サッカーがうまくなれば受かる。
トレセンコーチ
絶対王道、みたいなものはない。総合的に判断する。
トレセンコーチ
選考には具体的な基準がない。いろいろな知識を踏まえて「この子は伸びる」と判断するような主観的な判断しかない。

指導者の方々は異口同音に「サッカーがうまい」ということを重視する、と話してくださいました。けれど、その「うまい」に基準も絶対値はない、とも。では、その「うまい」にはどのようなものが含まれているのか、細かく聞いてみました。年代や地域によって違うところもあるでしょうが、練習の参考になればと思います。※( )内編集部

ボールに触らなければ始まらない。

チーム指導者
小学生の選考会で思うのは、「ボールに出会いに行きなさい」ということ。いろんな意味がある言葉なのだが、とにかくボールに触りに行くこと。ボールを奪いに行くのもそう。パスコースを作るのも、ボールに出会いに行っているということ。声を出すのも、ボールに出会いに行くこと。コーナーキックでも蹴る側でなくて受ける側に行くよう指導している。コーナーを蹴る子は蹴るだけで終わりだが、ボールを受ける側では自分が受けて何かをプレーできるチャンスが生まれる。
チーム指導者
小学生で言うと、ドリブルをしっかりやる。ボールを触れないと選考会で見てもらえない。
トレセンコーチ
ボールをしっかり持てるかどうかは大事。(各チームの中からうまい子は来ているが)チームにもレベルがあるので、トレセンに来ているからと言ってうまいとは限らない。ボールの扱いが悪ければ対象外にする。
チーム指導者
実際に受かっている子たちは体格に関係なく足元がしっかりしている。
トレセンのセレクションを見ていると、ミニゲームから始まってフルコートのゲームになる。足元をもって1対1で相手を抜ける、キープするパスがうまいとか回せるとかではなく、1人でどこまでいけるかを見られていると思う
チーム指導者
個を出せるのが一番目立つ。まずは仕掛ける。第1選択肢がパスだと目立てない。まずは仕掛けて、そのうえで次のプレーの判断をするように。1対1で勝てることは大事。だから、チームの練習でも1対1で目の前の相手を抜けるか、という練習に力を入れてはどうか。

声が出る子は注目される

チーム指導者
県トレに選ばれる前は、(選手に)「決め手になるのはお前の声」だという暗示をかけた。大舞台かもしれないけれど、どんどん声を出せといった。声が出る選手は目を引く。FPも声が出せる子が注目される。もらう声、味方を助ける声が有効。鳴り物と同じで、鳴らなければ見てもらえない。注目を集めてプレーが雑だと意味はない。だが、注目を集めてプレーが丁寧だったり、そこで良いパフォーマンスがあればよい評価が得られる。

補足:味方を助ける声=「右空いてる」「今フリー」など、今ボールを持っている選手の視野を補うような声掛け。また、「後ろ!」など、自分の居場所を背後から教える声掛けも含まれる。と教えていただきました。

チーム指導者
声が出るのは気持ちが入っている証拠。周りが味方の視野をフォローしてあげるための声掛けができるとよい。「フリー!」「ターン!」「ドンマイ」など、チームスポーツをフォローしてあげる声掛けなどが良いと思う。声掛けはプレーしている選手が動けるように、ボールが回るようにするもの。自己主張だけではだめだ。
トレセンコーチ
(選びたいのは)声を出す子。刺激を与えてあげたいなと思う子。刺激を与えてあげたら練習に今回頑張るな、と思わせてくれる子。現在のうまさはあまり関係ない。

理解力も意識も高くあってほしい。

チーム指導者
小学生は子どもたちがポジションを自分たちで話し合って決める。そこは見ていないが、グループで集まったときにグループ内で先頭になってしゃべる子、仕切れる子。そんな子が主導権を握れる。そこから戦いが始まっている。弱い子はその子に押されて主張できない。
トレセンコーチ
やろうとしていること、理解力に対して体が同時についていく能力も必要。地区にも県にもいろいろな指導者がいる。コーチの問いかけに気づいて やろうとするかどうか、やろうとした動作が運動能力を感じさせるレベルか否か、その動作の先のことも考えられるかによって合格不合格がきまる。適応能力も必要。こちらの発信したものをすぐに理解して実践する子は受かる。
チーム指導者
意識が高い子はほかの子よりもレベルが高くなるのは当然なので、概してうまい子が多くなる。

まとめると・・・

  • これさえできればよい!という黄金法則はない。
  • ボールをしっかり保持する技術
  • ボールに触る時間を多く(ただし、独占しない)
  • 声を出せる視野の広さ
  • コーチの話したことをすぐやってみようとする理解力、実践力

※上記の意見は、サッカー協会の示す公式な見解ではありません。
あくまでも一つの意見として参考にしてください。
また、サッカー協会へのお問い合わせ等はお控えください。

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「こんなことに重きを置いて選考している」
「これをトレーニングしたら合格した」
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最後に

トレセン選考会では、いつも通りふるまって、いつも通りの力を出せるのが一番良いのでしょうけれど、小学生の子供たちはなかなか平常心で臨めないという場合もありますね。
緊張して返事ができなくなってしまったり、逆にテンションが上がりすぎて不真面目と取られたり。。。
それもその子の個性と割り切れればよいですが、ついつい親は心配になってしまいますね。
少しでも、お子さんがいつもの力を発揮して良い結果につながりますように!

 

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/事業戦略部水下 真紀
Maki Mizushita
1974年生まれ。群馬県出身、東京都在住。フリーライターとして地方紙、店舗カタログ、webサイト作成、イベント取材などに携わる。2015年3月からジュニアサッカーNEWSライター、2017年4月から編集長、2019年4月から統括編集長/事業戦略部。ジュニアサッカー応援歴14年(現役続行中)。

得意技はおにぎり1辺きっちり8.5cmに成型できること。
だって今まで何個握ったと…!

2019年度の目標は、
もらった人が微妙な顔をしない写真を撮れるようになること。
すべてのサッカー保護者を応援しています。

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