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あの日本代表選手の名前も!クラブユース選手権U-15 歴代優勝チームやMVPまとめ

中学年代のクラブチームチャンピオンを決める夏の大会「日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」。全国大会は 毎年8月15日~8月24日、北海道にて開催されます。この全国大会を目指し、各地で都道府県大会やエリア大会が行われます。

目次
2023年度大会まとめ 全国大会概要、47都道府県の動向はこちら
歴代優勝チームやMVPを振り返る!
歴代優勝チーム
チーム別優勝回数
歴代MVP

2023年度大会まとめ
全国大会概要、47都道府県の動向はこちら

2023年度の全国大会は、以下の通り行われる予定です。
全国大会出場を目指し、各都道府県、エリアで熱い戦いが繰り広げられています。

全国大会概要

日程

2023年8月15日(火)~24日(木)

グループステージ:8月15日(火)~17日(木)
第1節:8月15日(火)
第2節:8月16日(水)
第3節:8月17日(木)
ラウンド32:8月19日(土)
ラウンド16:8月20日(土)
準々決勝:8月21日(月)
準決勝:8月23日(水)
決勝:8月24日(木)

会場
北海道帯広地区各会場
帯広の森陸上競技場(北海道帯広市)
帯広の森球技場(北海道帯広市)
幕別町運動公園陸上競技場(北海道中川郡幕別町)
中札内交流の杜(北海道河西郡中札内村)
音更町サッカー場(北海道河東郡音更町)

出場チーム
全国9地域の代表48チーム
北海道(2)、 東北(3)、関東(15)、北信越(3)、東海(6)、関西(7)、中国(3)、四国(2)、九州(7)

競技方法
48チームをA~Lまでの12グループに分けグループステージを行い、各グループの上位2チームと各グループ3位の中から成績上位8チームの計32チームがノックアウトステージに進出する。

詳しくはこちら

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歴代優勝チームやMVPを振り返る!

本大会の記念すべき第1回大会は、日本サッカー協会と日本クラブユースサッカー連盟の共同主催により1986年長野県にて開催されました。
第1回大会に出場した方は現在40代後半の世代。次年度大会に出場する息子さんを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回の特集コンテンツではそんな長い歴史を持つ本大会の歴代優勝チーム、チーム別優勝回数、歴代MVPを振り返ってみました。
現在、日本代表として活躍する選手の名前もきっと見つかるはずです。

歴代優勝チーム

オレンジ太字は優勝最多、青太字は優勝が2番目に多いチーム
緑太字はJ下部以外のチーム

第 1回 1986年 読売SC
第 2回 1987年 兵庫フットボールクラブ
第 3回 1988年 読売サッカースクール
第 4回 1989年 読売ジュニアユース
第 5回 1990年 読売ジュニアユース
第 6回 1991年 読売SCジュニアユース
第 7回 1992年 日産FC
第 8回 1993年 横浜マリノスジュニアユース
第 9回 1994年 岐阜VAMOS U-15
第10回   1995年 清水エスパルスジュニアユース
第11回   1996年 清水エスパルスジュニアユース
第12回   1997年 清水エスパルスジュニアユース
第13回   1998年 ジェフ市原ジュニアユース
第14回   1999年  京都パープルサンガジュニアユース
第15回   2000年 横浜F・マリノスジュニアユース
第16回 2001年 浦和レッズジュニアユース
第17回 2002年 柏レイソルU-15
第18回 2003年 FC東京U-15
第19回 2004年 ヴェルディジュニアユース
第20回 2005年 浦和レッズジュニアユース
第21回 2006年 横浜F・マリノスジュニアユース追浜
第22回 2007年 京都サンガF.C. U-15
第23回    2008年 名古屋グランパスU-15
第24回 2009年 ヴィッセル神戸U-15
第25回    2010年 清水エスパルスジュニアユース
第26回    2011年 清水エスパルスジュニアユース
第27回 2012年 ガンバ大阪ジュニアユース
第28回 2013年 横浜F・マリノスジュニアユース
第29回 2014年 鹿島アントラーズU-15
第30回 2015年 横浜F・マリノスジュニアユース
第31回 2016年 清水エスパルスジュニアユース
第32回 2017年 サガン鳥栖U-15
第33回 2018年 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
第34回 2019年 サガン鳥栖U-15
第35回 2020年 大会中止
第36回 2021年 FC東京むさしU-15
第37回 2022年 セレッソ大阪U-15

チーム別優勝回数

1位:清水エスパルスジュニアユース    6回
1位:東京ヴェルディジュニアユース    6回
3位:横浜F・マリノスジュニアユース    5回
4位:京都サンガF.C. U-15            2回
4位:浦和レッズジュニアユース      2回
4位:サガン鳥栖U-15           2回
7位:ガンバ大阪ジュニアユース      1回
7位:横浜F・マリノスジュニアユース追浜  1回
7位:ジェフ千葉U-15           1回
7位:ヴィッセル神戸U-15         1回
7位:FC東京U-15深川            1回
7位:岐阜VAMOS U-15          1回
7位:兵庫FC U-15             1回
7位:柏レイソルU-15           1回
7位:名古屋グランパスU-15        1回
7位:鹿島アントラーズU-15        1回
7位:サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース 1回
7位:FC東京むさしU-15            1回
7位:セレッソ大阪U-15          1回

歴代優勝回数が最も多いのは、清水エスパルスジュニアユース、東京ヴェルディジュニアユースの6回です。清水エスパルスは2018年度全日本U-15サッカー大会(旧JFAプレミアカップ)で3連覇も成し遂げています。

2018年度にはサンフレッチェ広島F.Cジュニアユースセレッソ大阪U-15に逆転勝利での初優勝を飾りました。
2019年度サガン鳥栖U-15が2年連続で決勝まで勝ち上がったセレッソ大阪U-15に激闘の末に勝利、2年ぶり2度目の優勝。
2021年度は大会2連覇がかかるサガン鳥栖U-15をPK戦で制したFC東京むさしU-15が初優勝を成し遂げています。
2022年度セレッソ大阪U-15が初優勝。2018年度、2019年度と2年連続で決勝まで勝ち上がるも惜しくも優勝には届かなかった同チーム。横浜FCを3-1で破りU-15年代の頂点に立ちました。

過去に二度、J下部以外のクラブが優勝していることから、短期決戦ならではの「何が起こるか分からない」という期待もありますね。

チーム戦術や選手個々の力量から見える選手層の厚さや、クラブの特色も大会を楽しむ一つの観点となりそうです。

歴代MVP

※情報がある年のみ記載
※現所属先は判明分のみ記載

  • 第16回 2001年
    MVP 中村 祐也(浦和レッズジュニアユース)→現 栃木シティFC(FW)
    MIP 林佑樹 (FC東京U-15)
  • 第18回 2003年
    MVP 森村 昂太(FC東京U-15)→現 FC町田ゼルビア所属 (MF)
    MIP 河上徹(ジェフ市原ジュニアユース舞浜)
  • 第19回 2004年
    MVP 高木駿(ヴェルディジュニアユース)→現 大分トリニータ所属(GK)
    MIP 安田晃大(ガンバ大阪ジュニアユース)→現 南葛SC
  • 第20回 2005年
    MVP 田仲智紀(浦和レッズジュニアユース)→現 エリース東京(MF)
    MIP/得点王 齋藤学(横浜F・マリノスジュニアユース)→ 現 川崎フロンターレ(FW MF)
  • 第21回 2006年
    MVP 中田航平(横浜F・マリノスジュニアユース追浜)
    得点王 宇佐美貴史(ガンバ大阪ジュニアユース) →現 フォルトゥナ・デュッセルドルフ【ドイツ】(FW MF)
  • 第22回 2007年
    MVP/得点王 宮吉拓実(京都サンガジュニアユース) →現 京都サンガFC所属(FW)
    MIP 渋谷亮(東京ヴェルディ1969ジュニアユース)→現 北海道十勝スカイアース(MF)
  • 第23回 2008年
    MVP 高原幹(名古屋グランパスU-15)→現 流通経済大学サッカー部所属 (FW)
    MIP/得点王 小谷光毅(ガンバ大阪ジュニアユース)→現 ブラウブリッツ秋田所属(MF)
  • 第24回 2009年
    MVP 岩波拓也(ヴィッセル神戸ジュニアユース) →現 浦和レッズ所属(DF)
    MIP 森口亮(京都サンガF.C.U-15)
    得点王 南野拓実(セレッソ大阪U-15)→現 FCレッドブル・ザルツブルク【オーストリア】(FW MF)
  • 第25回 2010年
    MVP 鈴木聖矢(清水エスパルスジュニアユース)→現 法政大学サッカー部所属(FW)
    MIP 中野誠也(ジュビロ磐田ジュニアユース)→現 ファジアーノ岡山所属(FW)
    得点王
    國分将(コンサドーレ札幌U-15)→現 ヴァンラーレ八戸所属(MF)
    武颯(横浜F・マリノスジュニアユース追浜)→現 福島ユナイテッドFC所属(FW)
    海野智貴(清水エスパルスジュニアユース)
  • 第26回 2011年
    MVP/得点王 北川航也(清水エスパルスジュニアユース)→現 清水エスパルス所属(FW)
    MIP 高木彰人(ガンバ大阪ジュニアユース)→現 ガンバ大阪所属(FW MF)
  • 第27回 2012年
    MVP 高木彰人(ガンバ大阪ジュニアユース)→現 ガンバ大阪所属(FW MF)
    MIP 松原啓介(ヴィッセル神戸U-15)
    得点王 宮森祐希(ガンバ大阪ジュニアユース)
  • 第28回 2013年
    MVP 西田優太(横浜F・マリノスジュニアユース)→現 国士館大学サッカー部所属(FW)
    MIP 廣末陸(FC東京U-15深川)→現 レノファ山口所属(GK)
    得点王
    中村駿太(柏レイソルU-15)
    小西雄大(ガンバ大阪ジュニアユース)→現 徳島ヴォルティス所属(MF)
  • 第29回 2014年
    MVP 沖悠哉(鹿島アントラーズジュニアユース)→現 鹿島アントラーズ所属(GK)
    MIP 吉田峻(清水エスパルスジュニアユース)
    得点王 鈴木魁人(清水エスパルスジュニアユース)
  • 第30回 2015年
    MVP 中丸流佳(横浜F・マリノスジュニアユース)→現SC相模原ユース(FW)
    MIP 竹浪良威(FC東京U-15むさし)
    得点王 棚橋尭士(横浜F・マリノスジュニアユース)
  • 第31回 2016年
    MVP 青島太一 (清水エスパルスジュニアユース)→現 清水エスパルスユース(MF)
    MIP 廣岡睦樹(JFAアカデミー福島U15)
    得点王 宮城天(川崎フロンターレU-15)
  • 第32回 2017年
    MVP 佐藤聡史 (サガン鳥栖U-15)→現 東福岡高(MF)
    MIP 田村蒼生(柏レイソルU-15)→ 現 柏レイソルU18(MF)
    得点王
    田中禅(サガン鳥栖U-15)
    佐藤聡史(サガン鳥栖U-15)
    堀井真海(浦和レッズジュニアユース)
    津久井匠海(クマガヤサッカースポーツクラブ)
  • 第33回 2018年
    MVP 棚田 遼(サンフレッチェ広島F.C)→現 サンフレッチェ広島F.Cユース
    MIP  西村 昴(セレッソ大阪)→現 セレッソ大阪U-18
    得点王 水谷 優佑(千里丘FC)
  • 第34回 2019年
    MVP 鬼木 健太(サガン鳥栖U15)
    MIP  藤田 崇弘(セレッソ大阪U-15)
    得点王 池田怜央(MIOびわこ滋賀U-15)
  • 第35回 2020年
    大会中止
  • 第36回 2021年
    MVP 小林 脩晃選手(FC東京むさし
    MIP 山﨑 遥稀選手(サガン鳥栖
    得点王
    山﨑 遥稀選手 (8得点、サガン鳥栖
    増田 陽太選手(8得点、FC多摩
  • 第37回 2022年
    MVP 上山泰智 (セレッソ大阪U-15
    MIP 前田勘太朗 (横浜FCジュニアユース
    得点王
    渡辺隼人 (ヴィッセル神戸U-15

参照サイト
ウィキペディア
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【2019年度 クラブユースサッカー選手権U-15まとめ】全国クラブチームの頂点へ!【47都道府県】
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最後に

第一回大会に出場した方のお話をうかがう機会がありましたのでご紹介します。

「当時、長野県で開催された全国大会では、大会に関わる方々はもちろん、地域全体が大会に協力してくれて、他府県から来ている自分たちを歓迎し、盛り上げてくれている空気を肌で感じました。中学生の自分があの時感じた感謝の気持ちは一社会人、そして父親となった今にとても生きています。沢山の方に支えられ、サッカーが出来ていた。自分がしてもらったことをいつか誰かに返していきたい。そう思えた貴重な体験でした。」

現在、大学生と高校生のお子さんを持つ会社員のTさんはご自身の経験を振り返りながらこう語ってくれました。

「今の中学生は当時の自分達よりも格段に技術力が高いですね。ラインコントロールやボランチの配給のし方、ゴール前のアイディアなど、随所に出る個々の力に感心しきりです。」

2020年度は新型コロナウィルスの影響で大会が中止となりましたが、2021年度、2022年度は感染拡大防止に努めながら開催されました。

2023年度も大会が無事に行われ、選手の皆さんが活躍されることをお祈りし、応援しています。

組合せ、結果などの情報はこちらからお待ちしています!

情報提供・閲覧はこちらから

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriterCrane
滋賀県在住ライターのCraneと申します。
2022年8月にライター歴5年目に突入、サッカー娘の母歴は丸12年になりました。

どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。

頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。

8チームから12チームくらいの規模の大会、16チーム以上の大きな大会ともに情報は常に募集しています。
大会結果画像、弾けるような笑顔のお写真、選手達のご活躍の様子をぜひお寄せ下さい。いつでもお待ちしています!

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