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【後編】強豪150校にかかわる男の「距離感」のセンス~高校サッカーの仕掛人、伊藤誠氏ロングインタビュー~

名だたる名門強豪校がずらりとならぶ人気リーグの「球蹴男児U-16」「四国ルーキーリーグ〜NEXT GENERATION」「関西U-16〜Groeien〜」「東海ルーキーリーグU-16」そして全国のルーキーリーグを勝ち上がったチームが日本一を争う「2019 全国ルーキーリーグ交流大会」の運営委員長を務めるのがBlue Wave sports concierge office 代表で(一社)スポーツらぼ御殿場COO(最高執行責任者)の伊藤誠氏である。

今回は伊藤氏へのインタビューの後編をお届けします。

Blue Wave sports concierge office 代表の伊藤誠氏、インタビューの前編はこちら
(取材、文 江原まり)
↓本文は写真の下から始まります↓

伊藤誠プロフィール

香川県善通寺市出身。ミズノ株式会社に2014年4月まで所属。在職中は主に高校・大学チーム販促業務及び、Jリーグ契約クラブ担当(セレッソ大阪、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、徳島ヴォルティス、愛媛FC他)契約選手担当(森島寛晃、香川真司、青山敏弘選手他)としてサポート業務を務める。

2006年~ユース世代を対象としたミズノカップの企画、運営を主導。在職中に手掛けたイベントは100回近くに及ぶ。

現在は個人事業主として、「人と人を繋げ、より多くの方に喜びを共有させる事」をライフワークに各地で活動中。
Blue Wave sports concierge officeより抜粋)

伊藤誠氏インタビュー  後編

指導者との距離感の取り方を大切に

ーーー伊藤さんが手掛ける大会やリーグ戦に参加している高校は、日本のトップの強豪校や各県をリードする強豪校がずらり。
監督さんたちの中には大御所や名将たちベテラン指導者さんから若手指導者さんまでたくさんいらっしゃいます。
指導者の方々をとりまとめて大会を円滑に運営するのは、容易ではないと思います。
だいたい、何校くらいの方とやり取りされているのですか?

伊藤
そうですね、やり取りしているチームさんはだいたい150校くらいでしょうか。
同じ学校があちこちの大会やリーグ戦に参加しているので、それぞれを1チームと考えると、年間で500弱くらいのチームの試合を調整したりしている感じですね。

ーーーそれほどの数になると、お付き合いのある学校が県大会や全国大会などの大一番で対戦したり、という状況も生まれてきますね。

伊藤
そうなんですよ、公式戦にも顔を出しますが、そこはやはりどちらの学校にも思い入れがありますし、立ち振る舞いに一番気を遣う部分ですね。
監督によっては、いつ声を掛けたらいいかな、ということにはじまり、「距離感」は一番大事にしています。

指導者の方たちとの距離感の取り方は、ミズノに勤めていた時に先輩社員からも学ばせてもらいましたし、以来ずっと大切にしてきている部分です。

もちろん、自身の経験値で身についた部分もあります。
メールやラインで連絡する時も、「この人にこのタイミング、この話題、このアプローチ」というのは、いつも考えていますね。
相手のキャラクターに合わせて、次の大会へ向けての言葉をかけたりとか。

 

若いころは距離感の取り方が稚拙で失敗したこともありましたけど、ミズノカップを現場主義で運営をするようになり、指導者の皆さんと共に歩んで準備していく中で関係性が深まっていったように思います。

一人ひとりの指導者への対応に心を砕いて接しているうちに、地方大会の決勝や全国大会で負けたチームの監督が試合後すぐに「伊藤さん、期待に応えられずにすみません。応援ありがとうございました。」と電話してくれるようになったんです。

この時、本当にありがたいというか、「僕にわざわざ電話をしてくれるなんて」と、なんとも言えなず胸にくるものがありましたね。

こういう経験が、先生たちと一緒に大会を作り上げて、実際の現場に入って運営するという仕事の原点なのかなと思います。

もっと日本のアマチュアスポーツにエンターテイメント性を!

ーーー最後にこれからの大会運営、アマチュアサッカー界でチャレンジしていきたいことなどを教えてください。

伊藤
もっともっと、大会やリーグ戦にエンターテイメント性を盛り込んでいきたいですね。
例えば、今思いつくのは「歴史のテーマに沿った大会」とか。

薩長同盟とかに関連づけて「鹿児島」「高知」「山口」のチームが参加する大会みたいなね!

常に発想をひらめかせながら、刺激と驚きとワクワクが詰まった企画をして、多くの方・・・選手や保護者、そして大会開催地の街の方、一人でも多くの方の喜びに結びつけることを考えて、実現していきたい。

実際、考えている自分が一番楽しいんですよ。
やりきった後に楽しい、という気持ちがあるから続けられるんですよね。
それが情熱の源といえるかもしれないですね。

それから、ルーキーリーグで、高校1年生の試合機会の拡充を図ってきたので、それをもっと進めたいですね。
ルーキーリーグに参加したいという学校がまだまだあるので。
関西U-16〜Groeien〜」への参入をかけたリーグとして「登竜門」や「球蹴男児U-16」への参入に繋がる「DANJI CHALLENGE」なども動きだしています。
もっともっと試合に出たい高校生に機会を創出して、底辺の拡大をしていきたいです。

支援者の輪も広がりを見せています。
現地に僕がいなくても、大会を進めてくれる指導者の方がでてきたりして、支えてくれています。
ありがたいことに指導者の方とのご縁に恵まれているからこそ、大会が運営できるのだと日々感謝しながら、取り組んでいきたいです。

ーーー伊藤さんが手がけるリーグ戦や大会、そして高校生たちの熱い戦い、今後ますます盛り上がりそうです!本日はありがとうございました。

寄稿者プロフィール

統括副編集長/戦略事業部江原 まり
長野県出身。
ライター歴9年。
子育て系メディアにて、主に教育、引越し、子育て全般についてのコラムを100本超執筆。
2016年からジュニアサッカーNEWSにて執筆開始。
2017年10月より副編集長、2019年4月より統括副編集長/戦略事業部。

自身もサッカー少年の母です。
保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。

いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。

できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。
一つずつチャレンジしていきたいと思います。

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