【滋賀県限定】2021年度版　ジュニアサッカー超初心者のための大会解説

滋賀県サッカーのブロック（地区）分けは？

滋賀県のジュニアサッカーの公式戦、県大会予選は、以下の5つのブロックに分かれて行われています。

湖東（ことう）：野洲市、彦根市、近江八幡市、東近江市、犬神軍、愛知郡、蒲生郡
湖西（こせい）：大津市、高島市
湖南（こなん）：草津市、守山市、栗東市
湖北（こほく）：長浜市、米原市
甲賀（こうか）：甲賀市（水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町）、湖南市

お子さんが所属するチーム、対戦するチームはどこのブロックでしょうか？
滋賀県のチーム情報はこちらからどうぞ！

滋賀県の公式戦にはどんな大会がある？

滋賀県の「公式戦」を年代、開催時期の順でまとめました。

U-10(4年以下)
SFA U-10少年サッカー大会（井原正巳杯）（予選11月～12月甲賀は8，9月　県大会1月）

U-11(5年以下)
JA全農杯IN滋賀（チビリンピック）（予選11月甲賀は5月　県大会12月）
SFA U-11少年サッカー大会（木下杯）（予選12月　県大会2月）

U-12（6年以下）
SFA U-12少年サッカー選手権滋賀県大会（滋賀銀カップ・平和堂杯）（予選4月〜5月　県大会6月）
U-12リーグin滋賀（前期）（5月〜6月）
バーモントカップ全日本U-12フットサル大会滋賀県大会（5月、6月）
U-12リーグin滋賀（後期）（9月〜10月）
全日本U-12サッカー選手権滋賀県大会代表決定戦（10月）
全日本U-12サッカー選手権大会滋賀県大会（11月）

女子（6年以下）
SFA U-12ガールズ春季大会（4月または5月）
JFA U-12 ガールズゲーム関西（関西少女サッカー大会）（10月）

「SFA少年サッカー大会」「SFA選手権」ってどんな大会？

◆SFA U-10少年サッカー大会（井原正巳杯）
◆SFA U-11サッカー選手権大会（木下杯、滋賀県の新人戦）
◆SFA U-12サッカー選手権大会（滋賀銀カップ・平和堂杯）

上記の大会は滋賀県サッカー協会（SFA）主催の公式戦です。
本戦である、滋賀県大会出場を目指し、各ブロックで予選大会が行われます。

ブロック予選は、どの学年でも、いくつかのグループに分かれてのリーグ戦形式が取られています。
リーグは1次から3次、または4次まで行われます。
1次、2次でチームが絞られ、3次で県大会に出場する早抜けチームが決まり、4次で残りの出場枠を争うという流れが多いようです。

県大会は、どの学年でも、負けたら終わりのトーナメント方式となります。

◆SFA U-10少年サッカー大会
2020年度までは、井原正巳杯※という大会でした。
U-10年代の公式戦として、2017年度に創設されました。
ブロック予選から滋賀県大会まで行われます。

※井原正巳氏は滋賀県出身の元プロサッカー選手、元指導者。
井原杯に関しては、名称が残されるかどうかはまだ分かっておりません。情報をお待ちしています。

◆SFA U-11サッカー選手権
2020年度までは木下杯の名称で親しまれた滋賀県ジュニアサッカーの新人戦です。
滋賀県大会の上位4チームは「フジパンカップ関西小学生サッカー大会」への出場権を得ます。

◆SFA U-12サッカー選手権
2020年度は残念ながら中止となってしまいましたが、それまでは、滋賀県スポーツ少年団選手権という大会名でした。
上位4チームは「日本ハムカップ関西少年サッカー大会」への出場権を得ます。
さらに、スポーツ少年団として登録があるチームの中から、戦績上位2チームが近畿ブロックスポーツ少年団サッカー交流大会への出場権を得るようです。

関西の強豪と相まみえるチャンスということが分かっていれば、チームの士気もより一層、高まりそうですね。

U-12選手権の優勝チームは、同年のU-12選手権に滋賀県大会から出場できます。
特別枠と呼ばれる、予選を戦わずに滋賀県大会から出場できる権利です。
2021年度はU-12選手権での優勝チームがU-12選手権滋賀県大会へ特別枠として出場したようです。
ブロックごとに県大会への出場枠が決まっていますが、特別枠を抜いて数えられるため、特別枠が出たブロックは「プラス1チームが県大会に行ける」という考え方になります。

U-12リーグin滋賀
グループ分けはどうなっている？

U-12リーグin滋賀は、滋賀の5ブロックそれぞれで行われており、このリーグへの参加がJFA全日本U-12サッカー選手権（全日）の参加資格となります。
リーグ戦で上位に入れば、全日滋賀県大会への出場権を獲得できます。

リーグのグループ分けはブロックによって様々です。

湖東：前期は前年度U-11の戦績で1部、2部、3部と分けられます。後期は前期の順位により、入替があります。
湖西：前期は3グループに均等分け、後期は前期のリーグ順により、トップリーグ、チャレンジリーグ（C1,C2)に分かれます。
湖南：前期は2グループに均等分け、後期は前期のリーグ順により、1部、2部と分けられます。
湖北：全チーム総当たり、前、後期で計2巡します。年間順位を決定します。
甲賀：全チーム総当たり、前、後期で計2巡します。年間順位を決定します。

※上記は2019年度のリーグを参照しています。2020年度はコロナウィルスの影響で変更されました。今後も状況により、変更される場合もあります。

リーグ上位に入れなかったチームにも、まだ全日滋賀県大会出場のチャンスがあります。
各地区で代表決定戦が行われ「泣いても笑ってもこれが最後」と、毎年大きな盛り上がりを見せています。

全日滋賀県大会で優勝したら、12月に鹿児島で行われる全国大会へ出場できます。

2020年度の滋賀県大会の優勝チームはA.Z.R（甲賀ブロック）でした。
（2020年度 JFA第44回全日本U-12サッカー大会滋賀県大会）

2020年度の全日本少年サッカー大会の公式サイトはこちら

JA全農杯IN滋賀（チビリンピック）はどんな大会？

JAが主催する大会です。
滋賀県では、以前はU-10の大会でしたが、U-11の大会に変わりました。

少しでも多くの選手に出場機会を与えたいという趣旨のもと、3ピリオド制が採用されています。
試合時間が3分割され、第1ピリオドと第2ピリオドは、キーパーを含む選手全員を入れ替える規定となっており、第3ピリオドでは自由に選手を出場させることが出来ます。
第3ピリオドは試合時間が2分割され、コートチェンジが行われます。

選手を8人入れ替えるので、最低でも16名の選手の登録が必須となります。
力のある選手が数人いるだけでは勝利に繋がらないことから、チームの総力を問われる戦いと言えるでしょう。

上位2チームは関西大会の出場権が与えられます。
2020年度は優勝したアミティエSC、準優勝のA.Z.Rが関西大会に出場しました。
アミティエSCは関西大会で6位の戦績を残しています。
2021JA全農杯全国小学生選抜サッカーIN滋賀
 2021JA全農杯全国小学生選抜サッカー IN関西

この大会には全国大会もあります。
開催は、当時の選手がU-12になった年（予選の翌年度）のGWです。
チビリンピックの公式サイトはこちら