Green Card ニュース

アマチュアサッカー情報を中心に結果速報や進路情報を掲載

【京都大学体育会サッカー部 寄稿】役割 (2回生プレーヤー 渡邉倖明)

こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 京都大学体育会サッカー部様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
週に1回投稿します。
(参照元:京都大学体育会サッカー部公式サイト

役割

MFはいつも自分に身近にある。中学生になって中盤でプレーするようになり、それ以来ずっと自分はMFでプレーしてきた。ポジションを周りに聞かれたとき、ボランチだとかインサイドハーフだとか言っても伝わらない。サッカーをやってない人からすれば、FWかそれ以外かという見方なのだろう。かっこよく司令塔とかレジスタとかと呼ばれることもある。けれども言葉を選ばずに言えば“引き立て役”である。自分が試合の“主役”になることは滅多にない。自分の役割はもっと地味で素朴だ。パスを引き受けてボールを散らし、チームの攻撃の起点となること。泥臭く守備をして相手に流れを渡さないこと。最後にゴールを決めるわけでもなければ、最後にゴールを守る存在でもない。スポットライトを浴びることはない。

にもかかわらず、主役ではないこのポジションこそが自分にとって1番輝いて見える。このポジションにおいてこそ輝きたいと思う。理由はわからない。攻撃でチームにリズムをもたらし、守備で相手の攻撃の芽を摘む。ピッチ中央からチームを動かし続ける。チームが勝つために必要不可欠な歯車の1つだ。主役でなくてもチームに不可欠であるし、自分の価値を生むことができる。

そしてこれは自分に限ったことではない。サッカーでは11人がそれぞれの役割を担っている。その役割は地味なものから見映えのいいものまであるが、そこに優劣はない。みんながそれぞれ最も輝ける場所、最も輝きたい場所で自分の役割を全うしている。

続きはこちらから(京都大学体育会サッカー部公式サイトへ移動します)

「京都大学体育会サッカー部は愛され、応援されるチームを目指し日々活動しております。これを機に、より多くの方に私たちの活動を知っていただきたいです。」

最後に

ジュニアサッカーNEWSでは、メディアパートナーとして寄稿してくださる大学サッカー部様を募集しています。
下記のアドレスに「大学サッカー部寄稿について」と題名をつけてご連絡ください。

ご連絡先:[email protected]

関連記事

【京都大学体育会サッカー部 寄稿】

【京都大学体育会サッカー部 寄稿】サッカー部に入ることのメリット

【京都大学体育会サッカー部 寄稿】ー勝ってなんぼー(2回生プレイヤー 戸村允是)

寄稿者プロフィール

JUNIORSOCCER NEWSWriterchoco
ライターを始めて6年経ちました。
わたし自身もサッカー少年3兄弟の母です。
2025年度、長男は社会人・次男は大学生3年生・三男は大学1年生になります。
3人ともサッカー現役。週末、息子たちの試合の追っかけをしては、チームの成長を感じ幸せな気持ちになる日々を送っています。

サッカーを頑張る選手たち、それを支える保護者や指導者の方々。
サッカーに関わるすべての方に寄り添えるような記事が書けるよう、これからも精進していきたいと思います。

担当は東京4種です。
みなさまからの大会情報を心よりお待ちしております!

コメント欄

*

※ファイル添付機能が使用できるようになりました。推奨ファイル形式:png、jpg|PDFやExcelファイルは「[email protected]」宛にメールにてお願い致します。

Return Top