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『おれ部活辞めるわ!』中学生が部活を辞めたくなる3つの理由

原因3:遊びたい


今どきの中学生は、入学と同時にスマートフォンを持つ事が当たり前になってきています。その為スマホを通じて、恋愛・ゲーム・ショッピング・チャットなど色々な事に興味を持つことが可能となり、つい部活よりも気持ちが入ってしまうなんて事もしばしば。

部活や勉強に集中して欲しい保護者は、スマホばかりいじっている我が子に対し、つい怒鳴ってしまったなんて経験を少なからずされた事があるかと思います。

スマホ以外にもこうした遊びに中学生(特に男子)は熱中しがちです。

ゲーセン

中学生になると、行動範囲が広くなります。今まで近くにゲームセンターがなかったために行く機会がなかったりした子も、友達に連れられてゲームセンターへ入り浸るようになる子もいます。

金銭感覚もまだまだ甘いので、1回の街遊びで友達とお昼を食べてゲームセンターへ行って…で、2000円から5000円使う、という子もいるようです。

カラオケ

個室に入れるため、友達同士で行くのに人気があります。昼間は比較的低料金で入れるため、レンタルルームのような感覚で利用している中学生もいるようです。2時間でだいたい1000円程度ですが、多い人数で行くと割引になるところもあるため、中学生には人気の場所です。

子どもたちが出せる予算では、昼間行くしかないために「部活をさぼっていくようになってしまう」ということが起きます。

誰かの家に入り浸る

中学生になると両親が留守、という家も増えます。とにかく友達とだべったりゲームをしたり、と仲間とつるむことが非常に楽しくなる年代が中学生年代です。

上記の3つは、小学生の遊びの延長線上にあるようで、大きな違いがあります。それは、「行動半径の広がり」と「使える経済力が増える」「小学校の時よりも門限が遅くなる」という3つのことです。いわば、自由が増えることなのですが、その自由をうまく使えずに親をイライラさせてしまうことがあります。

これらのイライラが親子の間に大きな亀裂を生み、叱ることへの抵抗手段として「部活辞める」となってしまわない為に、保護者に出来る事はあるのでしょうか。

解決策

思春期真っ只中の子が、様々な事に興味を持つのはある意味普通のことです。当然のことですが、今取り組んでいるスポーツで将来プロになって生計を立てていくという子はほとんどいません。部活や勉強を頑張るというのはもちろん大切ですが、色々なことに興味を持ち、様々な経験をする事で、将来の選択肢を増やすというのも中学生年代では大切なことです。

「スマホばかりいじるな!」「勉強しろ!」「もっと練習しろ!」といった否定的、命令的な発言は、時として子ども達の個性や考える力、判断力、やる気を弱くします。

良からぬ方向に興味を持ってしまうのではないかと心配になる気持ちも分かりますが、我が子のやる事にあれこれ口出しせず、見守ってあげる事も時としては必要です。

部活や勉強を一生懸命頑張り続けられる子というのは、その結果生まれてくるものではないでしょうか。

あるある3つの理由
練習についていけない→②へ
人間関係がたいへん→③へ
「遊びたい!」→④へ

最後に

中学生が部活を辞めたくなる3つの理由をまとめてみました。我が子が「おれ部活辞めるわ!」とならない為の参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

寄稿者プロフィール

株式会社グリーンカード統括責任者/事業戦略部梅野 唯
1986年生まれ。愛媛県松山市出身。福岡市在住。2014年4月株式会社グリーンカード入社。統括責任者/事業戦略部。

2019年はグリーンカードに新たな仲間が加わり、新規事業が立ち上がり、会社としては大躍進の1年でした。

2020年は2019年に動き出した事業を本当に人の役に立つものにできるよう磨き上げていきたいと思います。

ジュニアサッカーNEWSは今後も多くの皆さんに喜んでいただけるよう精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします!

コメント欄

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  • Trackbacks ( 2 )
  1. 中学校教員でサッカー部顧問をしております。また、少年サッカーでも指導経験があります。
    保護者には冷静な判断を求めるなど、その通りと思うところもある反面、偏った見方をされており、この記事によって誤ったイメージを多くの方に持たれたくないと思ったため、コメントさせていただきます。
    まず、ジュニアチームでは「楽しく」「全員出す」。中学校の部活動はサッカー選手を育てているわけではなく、あくまでも教育の一環であるため、上記の2つとも、特に「全員出す」についてはなされている部活動が、ほとんどと思います。私の勤務する県内だけでなく、コロナ前は近隣他県とも交流があったため、決して一部だけの話ではありません。確かに中には勝ちにこだわり、教育的指導とは異なる指導をしている人も残念ながらごく少数ではあるものの、いるのが現実です。
    そして「ジュニア時代におだやかなコーチに恵まれていた子は、中学の生活指導の先生などを「怖い」と感じることがあるようです。」の部分。少年サッカーでも指導経験がある分、逆でしょう!?と激しく異を唱えたい気持ちです。少年サッカーの指導者の方が、あくまでもサッカーの指導にこだわっている方が多いですから、怒鳴ることは多いですね。もちろん少年サッカーの指導者にも人格者はいらっしゃいます。ただ、相対的には少ないです。
    そして、「遊びたい」。中学校の部活動は現在、土日どちらか休みですから、遊ぶ時間あります。少年サッカーの方が土日両方やってて活動量多いチームが多いですよ。あと、最近の中学生はあまりゲーセンには行きません。
    ちゃんと取材してますか??

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