ジュニアサッカーNEWS

高校サッカー、少年サッカー、中学生サッカー、女子サッカー情報を速報で配信

『団結・全力・感謝』が人間的成長を促す!
~未来を切り開くカギがそこにある~
【関西学院大学体育会サッカー部女子チーム インタビュー】

(Photo:関西学院大学体育会サッカー部女子チーム instagram

2018年に創立100周年を迎え、数々のサッカー選手を輩出している関西学院大学体育会サッカー部に、女子チームがあるのをご存知でしょうか?
その女子チームが、今、部員不足による廃部の危機に瀕しています。

関西学院大学体育会サッカー部女子チームはどんなチームで、何を目指しているのか?
サッカー部の活動を通して、どのような人間的成長が見込めるのか?
関西学院大学体育会サッカー部女子チームの魅力を、ぜひ、多くの皆さんに知っていただければと思います。

(電話取材・文/Rie)

↓本文は写真の下から始まります↓

関西学院大学体育会サッカー部女子チーム


2009年創立。
関西学生女子サッカーリーグ2部所属(2020年度)
なでしこリーグ、バニーズ京都SC中村未波選手、アルビレックス新潟レディース石淵萌実選手、ASハリマアルビオン伊藤千央選手(現在は引退)らがOG

インタビューは、マネージャーの爲永桃璃さんが答えてくださいました。

(参照:関西学院大学体育会サッカー部女子チーム

来たれ!サッカーが好きな女子

サッカーが大好き。
でも、その大好きな場がなくなりそうな時はどうしたらいいのでしょうか?

廃部の危機に懸命に抗っている『関西学院大学体育会サッカー部女子チーム』の活動をご紹介いたします。

—コロナ禍による大学の休校のために、今年度は大変な始まりでしたね。現在の状況はいかがですか?
大学の休校期間が長かったために新入部員の勧誘がままならず、4回生が卒業してしまうと選手が足りなくなる危機にありますが、OGである石淵選手のツイートにとても反響があり、新入生が体験をしにきてくれました。

コロナの影響で、前期リーグは中止になってしまい、現在も制約がある中で日々の活動をしていますが、秋からのリーグ戦は開催される見通しなので、今はそれに向けて皆でがんばっているところです。

—SNSの反響はかなりありましたか?
はい!
SNSをきっかけに、体験に来た2人の新入生が入部してくれました。1人は元陸上部、もう1人は元剣道部です。
入部してくれた2人以外にも、現在、マネージャー希望も含めて3人の新入生が入部を検討してくれています。

その他にも、サッカー協会やメディアから問い合わせをいただく機会も増えました。改めてSNSの影響力の大きさに驚くとともに、また、数多く温かいお言葉もいただきました。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。

—大学でのオープンキャンパスの実施がままならない中、どのように現役高校生にアプローチしていますか?
関西学院大学の系列校の女子サッカー部には、直接訪問し説明会形式で女子チームの状況などをお話しする機会をいただいています。それと同時にWEB上での説明会を行う準備を整え、全国の女子サッカー部のある高校やクラブチームをピックアップさせていただいて、説明会のご案内のお手紙を送付いたしました。

現在も、直接お問い合わせをいただければ、いつでもご説明できる準備は整っています。

—関西学院大学体育会サッカー部女子チームが気になる!そんな時はどうしたらいいですか?
関西学院大学体育会サッカー部女子チームのインスタグラム、またはツイッターに直接ダイレクトメールをいただければと思います。または、関西学院大学体育会サッカー部女子チームのホームページにご一報くだされば、すぐにスタッフが対応いたします。

練習会の参加は随時受け付けていますし、練習がない時でもオンラインで説明させていただきます。
皆様からのお問合せをお待ちしております!

関西学院大学体育会サッカー部女子チーム ホームページ
関西学院大学体育会サッカー部女子チーム ブログ
関西学院大学体育会サッカー部女子チーム インスタグラム
関西学院大学体育会サッカー部女子チーム ツイッター

—今後の関西学院大学体育会サッカー部女子チームの展望を教えてください!
サッカーが上手い選手のためだけの部活ではなく、「サッカーが好き!」、「好きなサッカーで、もっと上手くなりたい!」、「サッカーを通して成長したい!」という選手がたくさん集まっている場にしたいです。

その大前提を踏まえながら、ゆくゆくは『日本一』を目指せるチームに、男子チームと同じく大学サッカーを引っぱっていけるような存在になれたらいいなと思っています。

サッカーが好き!が共通点 

—関西学院大学体育会サッカー部女子チームは、どんなチームでしょうか?
2009年に、藤枝順心高校出身の櫻井玲加先輩(第15回 全日本高等学校女子サッカー選手権大会 優勝メンバー)が、関西学院大学体育会サッカー部(男子チーム)に入部したのが創部のきっかけです。その年の11月に、女子チームとしての活動が正式に始まりました。

女子チーム創部当初からの『団結・全力・感謝』というスローガンのもとに、今年度はインカレ(全日本大学女子サッカー選手権大会)出場を目指しています。

—何学部に在籍している部員が多いですか?
体育会系の部活のためスポーツに特化した学部の学生が多いと思われがちですが、実際には法学部が一番多いです。少し離れた場所の三田キャンパスにある総合政策学部や上ヶ原キャンパスの人間福祉学部の割合も多めです。

その他には、商学部、経済学部、文学部など、様々な学部の生徒が在籍しています。まずはそれぞれの学業にしっかり取り組んだ上で、好きなサッカーをするために集っています。

—サッカー未経験者の割合はどのくらいですか?
現在、在籍している選手14名のうち大学からサッカーを始めたのは2名です。小学生以来6年ぶりにサッカーをする部員や、高校からサッカーを始めた部員もいます!

割合として多い方ではありませんが、来年度以降は、そういった未経験者に目を向けて、たくさん入部してもらえるように活動しようと思っていますので、さらに入りやすい雰囲気になっていると思います。

—普段の練習はどんなことをしていますか?
関西学院大学体育会サッカー部は、サッカー部という大枠の中に男子チームと女子チームがあるという位置づけで、現在の女子チームの担当コーチは社会人の方なので、平日は4回生が練習メニューを決めて、その日ごとのテーマに沿った練習に取り組んでいます。

コーチと意見交換をしながら学生が主体的に取り組んでいくので、その分学生同士のコミュニケーションをしっかりとって下級生も意見が言いやすい雰囲気を作っていけるように心がけています。

また、平日は学生主体での練習ですが、練習場所は男子チームと同じなので、男子チームの担当コーチの方が指導してくれることもよくありますし、女子チームは人数が少ないため男子部員が練習を手伝ってくれることも多いです。

女子部員がどのようにしたら上達するのかということをいつも気にかけてくれていて、とても協力的でアドバイスもたくさんしてくれますし、試合の動画を見ながら、戦術を一緒に考えてくれることもあります。

大きな目標は『人間的成長』

—サッカー部の卒業生の進路先は、どんなところが多いですか?
一般企業に就職する場合がほとんどですが、バニーズ京都SC中村未波選手、アルビレックス新潟レディース石淵萌実選手、ASハリマアルビオン伊藤千央選手(現在は引退)のように、なでしこリーグの選手として活躍している卒業生もいらっしゃいます。

卒業後に専門学校等でさらに専門的なことを学んだ上で就職した先輩や、公務員の道に進んだ先輩もいて、様々な分野へ進んでいます。

—就職活動をする上で、サッカー部で活動していたことで何かプラスになることはありますか?
関西学院大学体育会サッカー部では、男子と女子共通で『人間的成長』を大きな目標として活動しています。
プレーだけではなく、人として内面を磨くことをとても大切であると捉えているからです。

そのためにサッカー部では、人材育成方法のひとつとして「1on1ミーティング」を毎月1回行うようにしています。先輩後輩や男女関係なく、1対1で今不安に思っていることや気になることなどを話し聞いてもらうことによって、コミュニケーション能力を向上させる効果があるそうです。

その他には、ジェネミ(ジェネレーションミーティングの略)という10人程のグループでひとつの話題を話し合ったりすることや、木鶏会(もっけいかい)※1という「致知」という雑誌の記事を読んでその感想を共有しあう会などを催しています。

そういったチームの活動が、個人やチーム全体の人間的成長に繋がって、結果として就職活動の際に役立っているのではないかと思います。

※1:木鶏会の目的は、「『美点凝視』の精神でお互いがお互いの素晴らしいところを見つめて認め合う。そしてお互いがお互いを尊重しつつ、共に人間的に成長することだと考えています。

(引用:致知出版社

 

関西学院大学体育会サッカー部女子チーム 基本データ

【監督・スタッフ】
部長:重政 公一
ゼネラルマネージャー:古塚 恵太郎
監督:高橋 宏次郎
ゼネラルマネージャー補佐 兼 女子監督補佐:八原 百十希
コーチ 兼 強化担当:阿部 洋夫
強化担当:石割 健
ヘッドコーチ:早崎 義晃
コーチ:山本 真一、箱根 正斉、山口 嵩弘
GKコーチ:中島 健吾
女子監督補佐:河原 逸雄
トレーナー:内田 靖之、米家 圭亮、八木 健介、山村 幸大
スタッフアドバイザー:宮崎 健治
アドバイザー:山根 誠、市毛 朱人

【練習環境】
関西学院大学第4フィールド

・阪急電鉄今津線「甲東園駅」→第4フィールドまでタクシー約15分
・阪急電鉄今津線「甲東園駅」→阪急バス約5分「関西学院大学前」下車→第4フィールドまで徒歩15分

【サッカー部戦績】
2020年度 皇后杯JFA第42回全日本女子サッカー選手権兵庫県予選大会 1回戦
2019年度 関西学生女子サッカー秋季リーグ2部 2部残留
2019年度 関西学生女子サッカー春季リーグ1部 7位
2018年度 関西学生女子サッカー秋季リーグ2部 2位
2018年度 関西学生女子サッカー春季リーグ2部 2位
2018年度 皇后杯JFA第42回全日本女子サッカー選手権兵庫県予選大会 2回戦

(参照:関西学院大学体育会サッカー部女子チーム関西学院高等部サッカー部

関連記事

【インタビュー・取材記事 一覧!】ひとつでも多く、熱いメッセージを届けたい!インタビュー記事・取材記事は全てこちらにまとめました!

【インタビュー名言集】夢抱くサッカー少女達へ!高校女子サッカー部 名将からの珠玉の言葉

【インタビュー名言集】夢抱くサッカー少年達へ!明秀日立・筑陽・専大北上・尚志・青森山田サッカー部名将からの珠玉の言葉

関西学院大・立命館大ほか 大学のサッカー部ってどんな活動しているの? 大学Twitterアカウントまとめ【関西】

立てた目標を超強豪校はどう検証しているか 藤枝順心高校サッカー部に学ぶ、「目標の検証」

最後に

もし、体育会に所属するかどうか迷っている方がいたら、「自由に使える大学生活の時間を部活動に費やすことは、失う部分もあるかもしれないけれど、それ以上に得るものがたくさんあります。日常生活にアンテナを張って小さな変化に気づける着眼点を養うという観点から、部活動を行う意義をきっと見いだせるのではないでしょうか。」と伝えたいです!と語る為永さんからは、しっかりとした芯のある学生さんなんだろうなという印象を受けました。きっと、サッカー部での日々の活動が『人間的成長』に繋がっているからなのでしょうね。

サッカー部の皆さんの情熱が多くの人に届いて、新入部員がたくさん増えますよう今後も応援しています!

(Photo:関西学院大学体育会サッカー部女子チーム

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSWriterRie
埼玉県出身、静岡市在住。
2018年2月よりジュニアサッカーNEWSのお仕事を始めました。
ライター暦2年超えましたが、まだまだひよっこです。

むか~し、昔はサッカー少女だった時代もありましたが、現在は高校生の息子と中学生の娘の応援専門です。
(ごくたま~に、4級審判として、子供たちと一緒にグラウンドを走ることもありますが非常にレア💦娘の小学生卒業を期に引退しようかと思いましたが継続!)

読んでくださった方にお役に立てるような記事・コラムを書けるよう、勉強中です。
どうぞよろしくお願いします♪

コメント欄

*

添付できない場合はお問合せフォームより送付ください

Return Top