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【インタビュー名言集】夢抱くサッカー少女達へ!高校女子サッカー部 名将からの珠玉の言葉

ジュニアサッカーNEWSでは、【独自調査・全国アクセスランキング】「みんなが見てる高校女子サッカー部ってどこ?」で上位にランクインした6校の高校女子サッカー部の監督にインタビューを行いました。
インタビューからは、女子サッカー選手達に向けての熱いメッセージを感じました。名将達の心に響く名言をご紹介します。

※掲載は順不同となります。

↓本文は写真の下から始まります↓

藤枝順心高校女子サッカー部(静岡)
多々良 和之監督

わが校の伝統は、「進化」することです。
常に高みを目指し、去年より上回ること。いつも挑戦し続ける気持ちでいます。

2019年度全国高校女子サッカー選手権で堂々の優勝を飾った、藤枝順心高校女子サッカー部。
これまでも数々の実績を残しているからこそ、現状に甘んじることなく、更に高いところを目指し続けていける。サッカーのトレンドを常に意識し、分析したものを戦術として選手一人ひとりに落とし込む。選手達の将来を見据え、一つでも多くの「武器」を残す。
「進化こそが伝統」。強豪校が強豪校であり続ける理由がここにあります。

やはり、目指さないとその場所には行けないのです。

どんなにサッカーの技術力があっても、どんなに身体能力が高くても、「目指さなければ」辿り着けない場所があります。挑戦を続けると言うことは、未熟な自分と向き合い続けることも意味していると思います。必要なのは「目指す」こと。何人もの世代別代表選手やなでしこ選手を輩出してきた名将の言葉は、目標を持つことの大切さを今一度教えてくれています。シンプルでありながら、選手達の背中を押すような、大きな力をくれる言葉ではないでしょうか。

多々良 和之監督プロフィール

静岡県焼津市出身。
大井川西少年団ー大井川中学校ー焼津中央高校ー岐阜教育大
89年から教諭としてサッカー部の指導に当たっている。
数多くの年代別日本代表、なでしこジャパンを輩出している。

全国大会上位進出が止まらない理由 藤枝順心高校女子サッカー部 多々良 和之監督インタビュー

星槎国際高校湘南女子サッカー部(神奈川)
柄澤 俊介監督

自信をつけるためには、まず勝つことを目指したい。勝つことで自分達がボールを動かすサッカーをしているということに「説得力」が生まれます。そしてその説得力がチームを「強さ」に導いてくれます。

大きな喜び、そしてこれまでの努力が報われた証とも感じる「勝利」が選手達にもたらすもの、それは自信という「説得力」だと柄澤監督は説いています。「説得力」は日々の厳しい練習をモチベートする重要なファクターとなり得るもの。さらに難しい局面、ひとつでも上を目指すために勝てる試合は勝ちに行く。選手にとって大きな財産となる自信をつけるために、チームが強くなるために。目指すべきものを明確に示している、力のある言葉です。

人に支えてもらったからこそ、今度は自分が誰かの支えになれないだろうか?こういう思いを持ち続ければサッカー選手としてもっと高い場所に行けると思います。
サッカーで全力で戦うということは、今まで関わってきた全ての人々の思いを乗せることでもある。今、サッカーが出来ているのは支えてくれた人々がいてくれたから。常に感謝の気持ちを忘れず、向上心を持ち続け、更なる高みを目指す。努力することで後世にもその姿勢を示していく。支えられる人からやがて支える人へ。この思いこそが大切なのだというメッセージに、選手達への深い思いを感じました。

画像引用:星槎国際高校湘南女子サッカー部facebook

柄澤 俊介監督プロフィール

サッカー部顧問(総監督)
資格:JFA公認A級ジェネラルコーチ

基礎を磨き「個」の最大化目指す 全国大会常連校・星槎国際湘南女子サッカー部 柄澤俊介監督インタビュー

日本航空高校女子サッカー部(山梨)
堀 祥太郎監督

我が校の女子サッカー部はチーム全体がひたむきで一生懸命なんです。そういう個々の頑張る姿がチーム全体で頑張る雰囲気をつくりあげているのだと思います。

中学時代にした悔しい経験をバネに頑張っている選手が多いという日本航空高校女子サッカー部。選手達にとって、確かに悔しさは原動力であったと思います。しかし、選手達はその悔しいという感情を、ひたむきに一生懸命サッカーに向き合うことで、「強さ」に昇華させているのではないでしょうか。この言葉はその過程を見つめ続ける堀監督から選手達へ向けた、最高の賛辞なのだと思います。

勝負は途中で何があるかわからない。最後まであきらめないことが大事!だから、何事も最後まであきらめずに本気で取り組もう!

「最後まであきらめずに取り組もう」。この言葉に2020年度は「本気で」という言葉を加え、サッカーや物事に真剣に取り組むことを伝えている堀監督。「本気で」という言葉には、選手一人ひとりがどれだけ自分の苦手に向き合えるのか、技術や個人戦術をどこまで向上させられるのか、それを突き詰めようとすることが大切だというメッセージが込められているように思います。「本気」という真の意味を今一度噛みしめたくなるような、熱い言葉です。

画像提供:日本航空高校女子サッカー部 堀 祥太郎監督

堀 祥太郎監督プロフィール

大阪出身。
母校でもある日本航空高校には8年前に赴任し、男子サッカー部のヘッドコーチを務める。
同校女子サッカー部 監督に就任した年にはチームを優勝に導き、今年7月には就任4年目となる。

チーム全体が ひたむきで一生懸命!【日本航空高校女子サッカー部、堀 祥太郎 監督インタビュー】

前橋育英高校女子サッカー部(群馬)
大手 真智子監督

女子は全員でワンチームと考えています。
みんな仲良しですよ。

個々に行き届いた、きめ細かい指導を大切にしたいという大手監督。一学年10名前後の部員達は学年に関係なく仲が良く、切磋琢磨しながらともに成長しています。
女子全員でワンチーム。「みんな仲良しですよ。」という言葉からは、部員達と共に作り上げた信頼関係と一体感が伝わってくるようです。これこそが前橋育英高校女子サッカー部の強みであると同時に、大きな魅力なのではないでしょうか。

選手の進路を決めるときはいつも悩みます。その選手にとって本当に最良の選択肢を用意したいと思っているので、考えに考えますね…。
念願の進路に決まってくれた時は本当に嬉しいです。良かったなと心から思いますね。
選手の持ち味を生かし、さらに成長出来るような次なるステージを見つけて欲しい。選手達の日々の懸命さと挑戦し続けたいという向上心を見てきたからこそ、自分のことのように、むしろそれ以上に考えることが出来る。大手監督の選手へのあたたかいまなざしを感じる言葉です。いつまでも応援してくれている指導者のもとで高校サッカーを続けられたことは、これからも選手達を支え続けて行くことでしょう。
大手 真智子監督プロフィール

前橋育英女子サッカー部顧問 2009年創部
群馬県出身
INAC神戸レオネッサ所属 島袋奈美恵や令和元年度に卒業した長野パルセイロレディース所属 伊藤有里彩、アメリカの大学でサッカーを続ける選手など多数の選手を輩出。

「ワンチームで戦う」パーソナリティー のしっかりした選手を~前橋育英女子サッカー部 大手監督にインタビュー

修徳高校女子サッカー部(東京)
有賀 重和監督

「100-1=0」
100回あることを、100回ともしっかり対応出来る。それこそが信頼に繋がる第一歩だと思っています。

目まぐるしく変わるサッカーの局面でたった一度でもいい加減なことをすれば、すぐに失点に繋がってしまう。サッカーで起きることは人生でも起きる。100回起きることを100回とも誠実にこなし、失敗したら挽回すればいい。「出来る」ことが大事なのではなく、「やろうとして」ベストを尽くすことの重要性を伝えている言葉です。選手達の人としての成長を願う、有賀監督からのメッセージです。

選手権全国大会の上位まで行く高校で、世代別代表がいないのはうちくらいかもしれませんね(笑)。こういうチームだからこそ、日本一が取れたら面白いんじゃないかな、と思っています。

セレクションやスカウトは行わない。「修徳高校でサッカーがしたい」という強い思いがあれば、その門戸は誰にでも開かれている。
「サッカーが好きだ。サッカーが楽しい。」
サッカー少女たちの根底に流れるシンプルにして最強の思いを具体化し、トレーニングや試合に落とし込むことで全国大会上位にまで押し上げる。部員達を信頼し、導く中で自らも進化する。有賀監督の柔軟かつ真摯な姿勢に、しなやかな信念を感じた言葉です。

画像提供:修徳高校女子サッカー部 有賀 重和監督

有賀 重和監督プロフィール

保健体育科教諭
2000年 修徳高校サッカー部(男子)コーチ
2004年 修徳高等学校女子サッカー部監督(現職)
女子サッカー部創部より、15年目を迎える今日まで一貫してチームを指揮している。

面談から生まれたオンライン指導「サッカーが好きだから」チャンスに備え、努力積み上げる【修徳高校女子サッカー部 有賀重和監督インタビュー】

日ノ本学園高校女子サッカー部(兵庫)
村上 裕子監督

「絆」や「一体感」は「仲が良い」、「問題が起きない」ということに限らず、「ネガティブなきっかけを協力して克服できた」ことからも生まれると思います。そのことに気づけたら選手達にとって大きな強みになるのではないでしょうか。

本当の仲間になるために一番大切なことは何でしょうか?
人と人が同じものを目指す上で、少なからず出て来てしまうズレや温度差。このことは大人になっても避けられない問題のひとつと言えます。
高校生活の3年間、ぶつかり合うことを恐れず、「仲間をつくる」ことに時間をかけて向き合えば、それは掛け替えのない財産になる。そんなことを教えてくれているような言葉ではないでしょうか。

日本一になって何か大きなことが残るのか?乱暴な言い方かもしれませんが残るのは名誉だけです。そしてそのこともいつか忘れられてしまう日が来る。
それでも、その目標に向かい、選手達はたくさん泣きながら、悩み抜きながら、死に物狂いでその場所を目指していくんです。

目標は叶えることだけではなく、さらに高く持ち続けることが大切だということ。目標に対する努力を突き詰めていくことも、あげた成果に価値を見出すのも、その全てが自分次第。泣きながら、悩み抜きながら、死に物狂いで高みを目指すということを自分の中でどう捉え、どう向き合うのかを考え続けて欲しい。自身も高校時代とフットサル選手時代に2度の全国制覇を経験したからこそ言える、村上監督の「思い」を感じる深い言葉です。

画像引用:日ノ本学園サッカー部facebook

村上 裕子監督プロフィール

2020年4月より日ノ本学園女子サッカー部 新監督に着任

■指導歴
2007年-2012年:川崎フロンターレ育成・普及コーチ
2012年-2017年:FC町田ゼルビアスクールコーチ
2017年-2018年:FC町田ゼルビアレディース監督
2018年-2019年:山梨学院大学女子サッカー部コーチ

■ライセンス
日本サッカー協会公認B級コーチライセンス

「選手達に全力で向き合っていきたい」 新生日ノ本・掲げるは「自立と前進」【日ノ本学園女子サッカー部 新監督 村上裕子氏インタビュー】

最後に

インタビューを行った6校の監督の皆さんのお話からは、夢を抱く全てのサッカー少女達へのメッセージがいくつも散りばめられているように感じました。
高校サッカーを目指す中学生選手はもちろん、小学生や保護者の方々にも読んで欲しいインタビューばかりです。ぜひご一読いただき、進路選択の参考にして頂ければ幸いです。

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寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriterCrane
滋賀県在住ライターのCraneと申します。
2020年8月にライター歴3年目に突入、サッカー娘の母歴は丸10年になりました。

どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。

頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。

このところ、8チームから12チームくらいの規模の大会も戻ってきているのではないでしょうか。
大会結果画像、弾けるような笑顔のお写真、選手達のご活躍の様子をぜひお寄せ下さい。いつでもお待ちしています!

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