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サッカーの「ポジショニングを理解するための2つのステップ」とは?
〜プロフィジカルコーチ鎌田豊〜

こんにちは、プロフィジカルコーチの鎌田です。
今回はフィジカルコーチとサッカーコーチの目線から「ポジショニングを理解するための2つのステップ」について、実際のトレーニングを交えながらお伝えしていきます。

サッカーを始めたお子様の保護者の方、必見です!

↓写真の下から本文が始まります↓

「ポジショニングを理解するための2つのステップ」とは?

ポジショニングを理解するためには、次の(1)(2)と段階を踏んでトレーニングをすると良いでしょう。

(1)定位能力を高める
(2)幅を理解する

それぞれについて詳しく説明していきます。

ステップ1 定位能力を高める

定位能力を高めるとはどういうこと?

ポジショニングを理解する前に、ボールと自分との「距離感」と「空間認知」が」大切です。
その2つの能力を高めてくれるのが、定位能力です。

ボールと自分との距離感が理解してくると、味方や相手との距離が分かってきます。

 

定位能力を高めるトレーニングとは?

リフティング

まず、幼児や低学年の定位能力を高めるトレーニングとしては、リフティングです。

ワンバウンドリフティングを利き足で10回できるようスタートしてみましょう。
10回できたら、20回、100回と回数を増やしたり、両足交互に行わせたりして難易度を上げていきましょう。

自然とボールと自分との距離感がつかめるようになっていきます。

キャッチボール

次に、定位能力を高めるトレーニングとしては、キャッチボールです。

2人組になったら、手でボールを投げたり、足でボールを蹴ったりして、キャッチボールを楽しみましょう。
キャッチボールは保護者の方が子供と触れ合う良いコミュニケーションです。
コミュニケーションを高めながら、定位能力を高めていきましょう。

ハンドゲーム

最後に、「距離感」と「空間認知」が伴うハンドゲームをご紹介します。

図のように、4人が外側に立って、1人が内側に入り鬼になります。
鬼はボールをカットするか、ボールを持っている子にタッチできたら交代です。
外側の子がパスをミスした場合も鬼は交代になります。

最初は時間交代で鬼を全員に順番で行わせていきましょう。
コートサイズは、子供達の能力に応じて、決めてください。

このハンドボールゲームでは、ボールの位置を把握しながら「味方と鬼」との「距離」を認知し、どこにポジショニングしたら良いのかを考えながらプレーすることができます。
手で行うことで、二次元から三次元の「空間認知」を高めていくことができます。

◆ルール◆
・4人が外側に立ち、1人が鬼になる
・4人の目的:鬼にボールを奪われないこと
・鬼の目的:ボールを奪う、またはボールを保持している人へタッチで交代

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ステップ2 幅を理解する(=+)

サッカーの基本を「観る」ことです。

何を観るのかというと、ゴール、相手、味方、スペース、ボールの5つです。

幅を理解することで、この5つが観えるようになると同時に、ピッチ全体を広く使うことにつながります。

幅とは、ヨコ幅とタテ幅があります。
ヨコ幅は攻撃でいうサイドの選手になり、タテ幅は
FWDFの選手のポジションになります。

ただ子供達は突然幅を意識してプレーすることはできません。
幼児や低学年で見られるお団子サッカーのように、ピッチを広く使えていません。

それでは、なぜピッチを広く使うことができないのでしょうか?
原因は2つあります。

1つ目は、ボールを遠くに蹴ることができない。
2つ目には、5つ(ゴール、相手、味方、スペース、ボール)を意識していないことです。

1つ目を改善するために、ただひたすらボールを蹴っていても、2つ目が改善されません。

そこで、判断を伴いながら、幅を理解するためのトレーニングをご紹介します。

試合をイメージしてほしいので、4人の役割としてはFWDF、サイドの選手が2名という位置付けをしてあげると、子供達にもわかりやすくなります。

ヨコ幅とタテ幅を常に意識させながらトレーニングを行いましょう。

また上で述べた定位能力を高めるトレーニングからの流れで、手から足で行うよう変化させると、練習の流れもとてもスムーズです。

ただすぐには上手くいくことはありませんので、コーチも見守る眼が必要となっていきます。
最初は中々うまくいかなくても、忍耐強く練習していきましょう。

最後に、幅を意識することで、どんなメリットがあるのかを問いかけて指導を行うと、子供達の頭の中も整理されながら、判断を伴うプレーがでてきます。

◆ルール◆
・4人が外側に立ち、1人が鬼になる
・4人の目的:鬼にボールを奪われないこと
・鬼の目的:ボールを奪ったら、ドリブルでコートを出る

◆トレーニングメリット◆
1.味方と相手との距離感を意識できる
2.相手を観て判断しながらプレーできる
3.ボールを奪った後に、広がる習慣が身に付く
4.相手からボールを奪われにくくなる

最後に

私が指導している国分寺キッズアカデミーでは『ボールを止める』『ボールを蹴る』『ポジショニング』に特化したクラス【ポゼッションクラス】を開設しています。

なぜ特化したクラスを開設しているかというと、「試合でトラップやパスを自信をもってできること」「良いポジショニングがとれること」がサッカーでは大変重要な要素だからです。

試合でトラップやパスがうまくいかない子達を助け、試合でも自信をもってトラップやパスができるよう、そして良いポジショニングがとれるようトレーニングしていくことを目的としていますが、最近では、ゴールキーパーも足元の技術がとても重要視されてきていますので、ゴールキーパーの子供達の参加も多いです。

今回、このポゼッションクラスで実際に行なっているトレーニングをご紹介しましたので、ぜひ実践してみてください。
実際に体験してみたいという方は、フットサルパライーゾ国分寺にお越しくださいね。(事前にお問い合わせください

今回は以上です。
それでは、次回もお楽しみに!

 

寄稿者:U-12専属プロフィジカルコーチ 鎌田 豊
国分寺キッズアカデミー代表/ワセダJFC代表兼監督)

・アジアサッカー連盟公認フィットネスライセンス Level1 (サッカーに特化したフィジカルコーチ公認ライセンス)
・日本サッカー協会公認A級U-12コーチライセンス
・日本サッカー協会公認GKC級コーチライセンス
・認定スプリントコーチ
・ケガゼロプロジェクト「フィジカルチェック」インストラクター

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