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【ゲキサカ】学法石川は苦しい1年の課題が出て準決勝敗退。悔しい思いをした1、2年生たちが来季へ、「また一歩ずつ行くしかない」:福島

[10.25 選手権福島県予選準決勝 学法石川高 1-6 帝京安積高 仙台大学サッカーフィールド郡山]

2大会連続準優勝の学法石川高は、苦しんだ1年の課題が出るような試合になった。前半は帝京安積高の攻撃をアンカーのMF中山拓翔主将(3年)らが跳ね返したほか、ゴール前でも粘り強い守り。そして、セカンドボールの攻防で徐々に優位に立つと、怪我明けのエースFW前田翔汰(3年)や10番MF諸根優冴(3年)が鋭い仕掛けからゴールに迫った。

学法石川高は怪我明けのエースFW前田翔汰がシュート、ラストパスを狙った

稲田正信監督は「前半でやられたらちょっとシンドいから、前半1点取って何とか後半と思ったけど、向こうの方が集中していた」と分析する。先制点を決めていれば、より流れを傾けることができたかもしれない。だが、相手のゴール前の守りが堅く、逆に前半24分にセットプレーから失点。「1点取られた後、ガーンと沈んでしまった」(稲田監督)

前半29分にサイドを崩されて2点目を失うと、前半終了間際にも相手のミドルシュートを処理できずに0-3。稲田監督は「インターハイも(初戦で)こけて、天然芝だとか、こういう競技場とか、そういう経験も少ないし、今日初めてこういう舞台でやる子もほとんど。勝ってないからなかなか経験できないじゃないですか。だから、(その経験不足が)もう露骨に出ましたね」と残念がる。

前田、諸根、中山は昨年を経験しているものの、先発の半数が1、2年生。今年はインターハイ予選で初戦敗退に終わり、プリンスリーグ東北でも降格圏の9位以下が確定している。稲田監督によると、今年は「悪いゲームじゃないんですけど、最後取り切れ切れないとか、最後自分らで崩れる」試合が多かったのだという。

それでも、取り組んできたことを選手権予選でぶつけ、準々決勝では聖光学院高との強豪校対決で1-0。一つ自信になる白星を挙げていた。この日の対戦相手は9月のプリンスリーグ東北で勝利している帝京安積。決して大きな力の差はなかったはずだが、後半も2つのPKを与えるなど3点を奪われた。

0-6の後半37分、交代出場で存在感のある動きを見せていたMF齊藤優樹(2年)が前田の左クロスから意地の1点。だが、1-6という悔しいスコアでの敗退となった。稲田監督は「4つ(準決勝)に行かないと、先週(準々決勝で)負けていたら、こういう試合の経験もできない。1、2年生はもう今日からリスタートやで、っていうので、これを生かすも殺すも自分たち次第。(ピッチ外を含めて)ダメならダメになっていく。今日の試合で悔しい思いしてみんながどう思うか」と語った。

昨年は初出場のインターハイで全国16強。プリンスリーグ東北では6位残留を果たした。3年生を中心にその歴史を繋ごうとしてきたが、この日、悔しい思いをした1、2年生たちが「また一歩ずつ行くしかない」(稲田監督)。来季、この敗戦の経験を活かせるように一つ一つ積み上げていく。

(取材・文 吉田太郎)

引用元記事(ゲキサカ)

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