こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ)
頭が悪いんだ
梶本未來(3年/FW/豊島岡女子学園高校)
いつも通り、家を出る時間から逆算してギリギリの起床。寝ぼけながらの身支度。昨晩作ったルーロー飯を、節約のためにと昼食として持っていく。水筒にお茶を急いで入れる。が、足りないので水道水でかさ増し。スマホに挿さった充電ケーブルをノールックで抜き取る。10分には家を出たかったところ17分に飛び出し。
最寄り駅まで自転車を飛ばす。道中、ズボンのポッケに入れていたスマホを落とし、時間を浪費。もう少しで横のドブ川にスマホが落ちそうだったため、ラッキーと安堵。最寄りに着くとドアの閉まる直前に乗りたい電車に飛び乗れた。階段を一緒に下った隣の男の子と、みごと一緒に電車へダイブイン成功。その動作のあまりのシンクロ度に、間違いなく双子の兄弟だと思われて恥ずかしい。
ドア付近で押し潰されながら、やっと落ち着けたと、スマホの画面をタップ。バッテリー残量あと10%の表示。家でうまくコードに挿せていなかったらしい。20%ならなんとかやり過ごすが、さすがにチャージスポットの初利用を検討。チャージスポットのアプリのインストールでバッテリーの2%消費。チャージスポットを使うにはQRコードを読み込んで登録する必要があるからバッテリーはこれ以上減らせない。チャージスポット関連の検索をあれこれしていたら、気づけば残量5%。
乗り換え駅に到着。いつもならギリギリで乗れない電車が1分遅れていたせいで乗れた。今日はラッキーな日だと浮き立つ。東大前駅で降りる直前、背負っていたリュックの横のチャックが全開なことに気づく。ファスナーを上げ、何事もなかったかのように降車。
授業開始の3分前に教室に到着。教室にはまだ学生3人。一番後ろの席を陣取る。授業開始時刻になってやっと人が増えだす。自分の隣に座ってきた人が、前回の授業で寝息を教室中に響き渡らせていた人だと気づき、今日は寝ないでくれよと祈る。授業中、見慣れない番号から電話がかかってきた。不審に思い、鳴り終えるのを待つ。数分後また同じ番号からの着信。バッテリーをこれ以上減らさないでくれと着信拒否。だがさすがに違和感を覚え、電話番号をタブレットで検索。浦和美園駅の固定電話の番号であった。
HP担当者より一言!
「実は東大ア式蹴球部は他大学生もマネージャーやテクニカルサポートになれます!お気軽にお問合せください。」
最後に
ジュニアサッカーNEWSでは、メディアパートナーとして寄稿してくださる大学サッカー部様を募集しています。
下記のアドレスに「大学サッカー部寄稿について」と題名をつけてご連絡ください。
ご連絡先:[email protected]







コメント欄