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ゴロゴロと鳴りだしたらもう遅い?!雷の本当の恐ろしさ

夏の時期に多い雷。突然ですが、皆さんは雷についてどれくらい知っていますか?その知識間違えて覚えているかもしれません!

 

以下の項目、すべて信じていませんか?

・雨が降ってくれば雷が遠ざかる
・雷の音が遠いうちは大丈夫・音が遠ざかれば大丈夫
・雨が止めば、雷は遠くへ行っている
・周りに自分より高い木や建物があれば、大丈夫
・ゴム製の雨ガッパを着ていれば雷は落ちない!
・雨宿りをしておけば落雷には合わない
・車の中にいれば絶対安全だ!
・雷が近づいたら貴金属を身体から外す

こちらすべてNGです!

雷雨に遭遇し建物の軒下で雨宿りをして一安心。また、雨さえ止めば、雷が鳴っていても大丈夫!と思っている方も多いのではないでしょうか?実はその認識、間違っているんです!

特にサッカーなど障害のない広い場所で行う競技は、常に雷の危険にさらされています。雷の正しい知識を持って、これからの夏に備えてもらえたらと思います。

雷での被害

近年の部活中やグラウンドなどでの落雷の被害をまとめてみました。

2016/8/4 埼玉県川越市

高校の野球部が他校と練習試合中、降雨は無く、落雷。生徒1人重体、4人負傷。

2005/9/10 福岡県直方市

高校の体育祭の最中に雷雨になり、体育館に避難。その後、雨が小降りになって再開し、応援合戦中、グラウンド脇の森に落雷。仮設スタンド最前列に座っていた生徒8人が負傷。

2001/7/15 福井県鯖江市

中学校のサッカー部が交流試合中、雷鳴が聞こえ出してから10分後に体育館へ避難している最中、落雷。8人負傷。

2000/8/7 山梨県山中湖村

中学校のラグビー部が合宿中、雨が降り出す前にグラウンド付近の木の近くに落雷。木から5~10m離れていた、ラグビー練習中の中学2年生が2人負傷。

1997/10/14 福岡県久留米市

中学校のサッカー部の部活中に激しい雨が降り始め、校舎に避難する途中で落雷。中学2年生1人が心肺停止。蘇生したが、重い後遺症。他6人負傷。

1996/8/13 大阪府高槻市

雷鳴が響く中、開始されたサッカー大会の試合中に高知県の土佐高校1年生1人が落雷に遭い、意識不明の重体。意識は戻ったが、重い後遺症。

下線を引いている事例では、雨が降っていなかったり、直接落雷に遭っていなくても雷の被害に遭遇しています。また、避難途中に被害に遭っているケースも多く、雷へのいち早い避難対応が重要になってきます。

雷について知ろう!

①積乱雲がもくもくと成長するのが見えたら、数分後に落雷の危険がある。大気が不安定な時に、局地的上昇気流によって、雷雲(積乱雲)が発生する。

②「ゴロゴロ」と雷鳴が、かすかにでも聞こえ始めたら、そこに落雷する危険がある。
ゴロゴロと音が鳴り出したら、すでに落雷の危険域に入っていることになります。激しい雨が降り始めてからの避難では手遅れになります。

③雷は雨が降る前に発生し、落雷する。
実際、落雷にあった事例では雨が止んだ後に打たれた方もいます。

④落雷の危険は、雷雲が消滅するまで続く。

⑤雷は「高い所・高い物・高く突き出た物」に落ちやすい。
建物の屋上・山の頂上などや、また、周囲に高いものがないグラウンドや、平地が広がる公園・ゴルフ場・屋外プール・堤防・砂浜などは要注意です。

⑥ゴム製品を身にまとってもダメ
ゴム長靴やレインコートを着ても、非常に高い雷の電圧を防ぐことはまずありません。

⑦金属のアクセサリーを外しても意味がない
眼鏡やベルト、時計やネックレスなどの小さな金属製のアクセサリーなどは、身につけていてもほとんど落雷の危険性は変わらないといわれています。

 

ゴロゴロと音が鳴り出したら…避難をする!

・建物の中に避難する
建物の中に避難するのが一番です!しかし、雨宿りは危険です!建物の軒先で雨宿りするは非常に危険です。建物に落雷してしまうと、雷の電気は外壁を伝って襲いかかってくるからです。また、木の陰での雨宿りも、間接的に落雷する可能性がありますビル・高い物・木からは、できるだけ離れる」が原則です。

・自動車の中に避難する
自動車がある場合は、自動車の中に入りましょう。車両に雷が落ちても、電気は自動車の外側を通って地面に逃げます。ただし、車内では金属部分には絶対に触らず、なるべく車の中心部に身を寄せる必要があります。車内にいても、窓ガラスや金属部分などに触れていると感電する可能性があります。

サッカー協会の雷への取り組み

サッカー活動中の落雷事故の防止対策についての指針にて、「全てのサッカー関係者は、屋外でのサッカー活動中(試合だけでなくトレーニングも含む)に落雷の予兆があった場合は、速やかに活動を中止し、危険性がなくなると判断されるまで安全な場所に避難するなど、選手の安全確保を最優先事項として常に留意する。特にユース年代~キッズ年代の活動に際しては、自らの判断により活動を中止することが難しい年代であることを配慮しなければならない。」と記載されています。

実際の事例として、サッカーの大会中に落雷に遭遇し重度の障害が残ったとして、判決では、サッカー部の引率教諭や市体育協会、大会の会場担当者らなどに、将来のリハビリ費用を含む計約3億円の賠償命令が下った例があります。雷に対して、かなり厳しくなっています。

実際に雷が鳴った時にはこう対処しましょう
雷が鳴ったらこう動く!突然の雷に対応しよう!

最後に

この季節はよく遭遇する雷。だからこそ、ゴロゴロと鳴っていてもまだ晴れているから大丈夫、このくらいなら…と油断しがちになります。特に大切な大会などでは、もうちょっとできるのでは…と思ってしまう気持ちもでてきます。しかし、その思いが命取りになることもあります。中止の判断等、速やかに行動し避難することが重要です。
また、夏休みは子どもだけで遊ぶことも多いはず。子どもたちにも雷の危険性を知ってもらい、落雷の事故を防ぎたいですね。

(参照サイト)
あおば屋 HP 雷による人身事故リスト
サッカー活動中の落雷事故の防止対策検討について

寄稿者プロフィール

株式会社グリーンカードWriterSala
1980年生まれ。福岡県福岡市出身、現在福岡市在住。小学生のサッカー少年のママ。普通の主婦。2015年9月からジュニアサッカーNEWSでライター活動中。

ライティング勉強中です^^
ネットで結果速報を収集するのが趣味です。
サッカーママ・パパを応援しています☆

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