こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 京都大学体育会サッカー部様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。
週に1回投稿します。
(参照元:京都大学体育会サッカー部公式サイト)
【KIU BLOG】感謝と責任
この1年で、試合に出ることのありがたみを嫌という程痛感した。
昨シーズンは、Bチームの試合すら出られない日々が続いた。前期は怪我でほとんどピッチに立てず、後期はポジション争いに敗れ、出られたとしても試合終了間際のたった10分。正直、楽しい日々ではなかった。それでも、このチームにいたいという気持ちだけは揺るがなかった。なぜなら、ゴールや勝利の後に爆発する歓喜は他の何物にも代え難い、唯一無二の瞬間であり、たまらなく病みつきになるものである。京大で、あの歓喜を味わうことが出来るのはここしかない。
1回生の最初は、ただその歓喜を漠然と受け取っているだけで幸せだった。しかし、そんな甘い考えは徐々に消えていった。自分がチームに歓喜をもたらしていないことに気づいたからだ。自分は、このチームにとって本当に必要な存在なのかと自問自答する日々が続いた。
ピッチに立てない時間は、自分と向き合う時間でもあった。自分が大学生になってもサッカーを続ける理由を考えた。答えは分からない。だが、サッカーについて考えるにつれ、この1年間でこのチームから貰った歓喜を、今度は自分がチームに貢献するという形で返したいという気持ちが強くなってきた。そして、その思いは、練習への取り組み方を変える原動力となった。ひとつひとつの練習メニューの意図を考え、目的意識をもって取り組むようになった。
今シーズン、私は再びピッチに立つチャンスを得た。それは、決して当たり前のことではない。チームメイトやスタッフの支え、監督やコーチの指導、そして何より、サッカーができる喜びをかみしめている。10分でも、いや、1分でもピッチに立てるなら、そこで全力を尽くす。それが、この1年で学んだ、感謝の気持ちの表し方だ。
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「京都大学体育会サッカー部は愛され、
最後に
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