[8.24 クラセンU-15決勝 横浜FM Jrユース 4-3(延長) 川崎F U-15生田 厚別]
第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会は24日に決勝を開催した。横浜F・マリノスジュニアユースが延長戦の末に川崎フロンターレU-15生田を4-3で破り、11年ぶりの優勝を果たした。

2015年大会以来の優勝を狙う横浜FM JrユースはGK佐藤良多(3年)、右SB三國準之助(3年)、CB齊藤陸斗(3年)、CB白子輝(3年)、左SB永井煌大(3年)の守備陣。ボランチにMF佐野翼(3年)とMF板東仁(3年)が並び、右SH山田湊斗(3年)、左SH鈴木遼(3年)、トップ下にMF福田蒼真(2年)、FW中島颯汰(3年)という先発メンバーで臨んだ。
対する24年大会以来の優勝を狙う川崎F U-15生田はGK根岸佑成(3年)がゴールを守り、右SB徳政岬(3年)、CB藤田日向輝(2年)、CB上野煌士郎(3年)、左SB月見里遥希(3年)の4バック。MF高橋一真(3年)とMF笠倉蓮央(3年)が中盤に並び、右サイドハーフにMF都島ダヒル光真(3年)、左サイドハーフにMF新堀隼(3年)が入った。トップ下はMF吉澤映杜(3年)で最前線にFW佐藤慶(3年)が構えた。
最初のチャンスは川崎F U-15生田。前半10分、笠倉が蹴った左サイドからのFKをファーの都島が頭で折り返し、ゴール前で藤田が押し込みにいったが枠の右に外れた。以降は両チームが睨み合い、目立ったシュートシーンはなく時間が経過していった。
それでも横浜FM Jrユースが前半27分、ショートカウンターで試合を動かした。板東が敵陣で相手のビルドアップをスライディングで奪いきり、福田を経由して再びボールを受けた板東がペナルティエリア手前中央から右足一閃。これがゴール右に吸い込まれて先制した。
先制した横浜FM Jrユースは前半32分、山田のスルーパスで中島がペナルティエリア右に入り込んでクロス。これは相手にカットされたが、三國の即時奪回から鈴木がシュートを放った。ただGKにキャッチされて追加点とはならなかった。
すると前半34分、川崎F U-15が佐藤を起点に敵陣に入ると、右サイドでボールを受けた徳政がロングレンジから思い切ってシュート。これがゴールに吸い込まれ、スーパーゴールで追いついた。続く同36分には都島の折り返しを佐藤が右足で合わせ、GK佐藤の好セーブに阻まれたものの逆転に向けて勢いづけた。
川崎F U-15はそうして獲得した左CKを笠倉が蹴り込むと、ファーサイドでフリーの高橋が左足でコントロールシュート。鮮やかな軌道を描いたボールがゴールネットを揺らし、前半のうちに逆転に成功した。
1点ビハインドで折り返した横浜FM Jrユースは左からのFKを鈴木が頭で合わせるシーンや、スルーパスに中島が抜け出すチャンスを作るもGK根岸に阻まれた。それでも後半14分、中央でボールを受けた福田のパスで山田がペナルティエリア右に抜け出すと、ダイレクトシュートをゴール右に突き刺して同点。川崎F U-15生田は福田がトラップした後のボールが右腕に当たっていたことでハンドとセルフジャッジしてしまい、足を止めていたところでの失点となった。
だが川崎F U-15生田は後半23分、徳政が右サイドで落としを受けてダイレクトでゴール前に浮き球を蹴り込むと、ボールは直接ゴールに吸い込まれて3-2。再び川崎F U-15生田が前に出た。
横浜FM Jrユースは中島に代えて右SB今井恒(3年)を投入し、三國が中盤に、板東が右サイドハーフに山田が左サイドハーフに、鈴木が最前線に移動した。後半37分には川崎F U-15生田が都島と佐藤の連係から佐藤がゴール前でシュートを放つ決定機が訪れるも、シュートは枠の左に外れた。
試合はそのまま試合終了が近づいていったが、アディショナルタイムに突入する1分前の後半39分に横浜FM Jrユースが劇的な同点ゴールをゲット。敵陣でボールを奪った永井が中央を進んで左に展開し、山田がマイナスへ折り返したボールを永井が合わせて3-3とした。
川崎F U-15生田は失点後に佐藤との交代でFW田口陽音(2年)を、アディショナルタイムには高橋との交代でMF渡邉一輝(2年)を投入。ただスコアは動かず、3-3の同点で延長に突入した。
横浜FM Jrユースは延長開始から永井に代えてDF後藤陸人(2年)が出場した。川崎F U-15生田は延長キックオフ後に足がつった笠倉との交代でDF佐々木風雅(3年)がピッチに入り、佐々木は右SBに入って徳政が中盤に移動した。
延長前半5分、横浜FM Jrユースの鈴木がゴールに迫るも、相手をかすめたシュートは左ポストに嫌われた。延長後半3分には川崎F U-15生田の吉澤がペナルティエリア内から右足を振るもGKに阻まれた。
そのままPK戦に突入するかと思われた延長後半8分、横浜FM Jrユースが右からクロスを上げると、ファーからの折り返しを佐野が押し込んで劇的な逆転ゴール。川崎F U-15生田はFW保坂俊哉(3年)を入れて同点を狙うも、横浜FM Jrユースが逃げ切った。
(取材・文 加藤直岐)
関連記事
速報!2026年度 全国中学校体育大会 第57回全国中学校サッカー大会 全国大会@広島 優勝は神村学園中等部!2年ぶり4回目の全国制覇!
【ゲキサカ】「全然試合に出ていなかった」2年間から成長…浦和JrユースMF阿部凉雅がボールハント連発、全国大会で躍動「諦めずに練習してきてよかった」





コメント欄