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【東京大学ア式蹴球部 寄稿】-ねもゴラッソ- 根本春(1年/MF/柏陽高校)

こちらの記事はジュニアサッカーNEWSメディアパートナー 東京大学ア式蹴球部 様よりご寄稿いただきました。
大学サッカー部の活動、大学生のサッカーへの想い、高校時代のサッカーと勉強の両立についてなど、中学生高校生・保護者の皆さんのお役に立てばと思います。

(参照元:feelings 東京大学ア式蹴球部ブログ

ねもゴラッソ

根本春(1年/MF/柏陽高校)
「ねもゴラッソ」

この言葉を聞いたことがあるだろうか。これが何なのかというと、「根本春のゴラッソ」、すなわち、「根本春が決めたスーパーゴール」のことである。では、振り返ろう。
ア式人生初のねもゴラッソは一橋戦。この試合は審判講習の都合もあり、1年生だけで臨む試合だった。前半早々にまさかの2失点。試合前から気合が入っていたチームは出鼻を挫かれた。しかし、そこから怒涛の3得点。1点リードで試合を折り返す。自分はというとインサイドハーフで出場していたものの、何もできなかった。守備に追われる時間が多かったが、相手センターバックに翻弄されてなかなかボールを奪えなかった。ちなみに、マッチアップした相手のセンターバックは高校の同期だった。ここで少し感動。同期の前でいいところを見せたい気持ちもあり、後半は人数の関係でフォワードで出場することになっていたやじさんに懇願して、根本がフォワードで出場できることになった。
「点取ってきます」
やじさんと皓大さんにはそう言った。大口を叩くことで自分を奮い立たせた。迎えた後半、相手のパスミスをカットすると、キックフェイントで3人を滑らせゴール。気持ちいいほどにキックフェイントが炸裂した。ほぼエジルだったように思われる。いつも厳しいやじさんが「素晴らしい」と言ってわざわざハイタッチしに来てくれたのは本当に嬉しかった。もう引退しても後悔はないくらいだ。たしかこの試合の後のダウンでねもゴラッソという言葉が生まれたような気がする。みんなには結果的に4-2で勝利したので、いらないゴールだったと言われた。

東京大学ア式蹴球部公式HP

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「実は東大ア式蹴球部は他大学生もマネージャーやテクニカルサポートになれます!お気軽にお問合せください。」

最後に

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寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriter/責任者kozaru
1976年10月22日生まれのてんびん座B型。
大学卒業後、ソフトウェア業界にてプログラマー、システムエンジニアを務めるが、2004年出産を機に退職し子育てに専念。
子供がサッカーを始めたのをきっかけにジュニアサッカーNEWSを知り、ユーザーからライターに応募。2016年1月よりジュニアサッカーNEWSライターとして働き始める。
兵庫、和歌山担当を経て2019年3月より関西エリア責任者を務める。(兵庫2種・3種、和歌山の担当も兼任)

本と散歩とコーヒーをこよなく愛しています。
「ひたむきに、まっすぐ、楽しみながら」皆さんの頑張りをお伝えしていきたいです。

家族から母の日に関西万博の通期券をプレゼントしてもらい、すっかりハマってしまいました。仕事や家事の合間を縫って、週1ペースで万博に通う日々です。
国内のいろんな地域のお祭りや文化に触れる機会も多く、知った地名を見かければ、「あぁあのチームが活動してるところだな」とか「あのチームが強いところだな。あの子たちもこれ食べてるのかな」などと思いを馳せています。
皆さんの地域のソウルフードやおすすめのところなども、よかったらぜひ教えてくださいね!

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