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現役Fリーガーに聞いた!サッカーにも活かせる技術ってあるの?フットサルに向いてる選手ってどんな選手?デウソン神戸 武石 高弘選手インタビュー

足でボールを扱うという点が共通しているサッカーとフットサル。
フットサルのトップ選手たちの中にはサッカーからフットサルに転向して輝きを放つ選手たちがたくさんいます。
今回はサッカーに活かせるフットサルの技術やフットサルで活躍する選手はどんな選手なのか、自身もサッカーからフットサルに転向し、2009年にはフットサル日本代表候補に選出され、2021年5月23日にFリーグ通算出場100試合を達成、現在はFリーグクラブデウソン神戸で活躍する武石 高弘選手zoomインタビューさせていただきました。

(写真引用/デウソン神戸 HP ZOOM取材・文/江原まり)

武石高弘選手とは?

FリーグDivision2 デウソン神戸所属
小学校から高校まではサッカー、そして18歳からフットサルに転向し現在16年目。
2009年、バサジィ大分時代にフットサル日本代表候補に選出される。
デウソン神戸所属の2021年5月23日にはFリーグ通算100試合を達成。

ーーー本日はお忙しい中お時間をいただきましてありがとうございます!
まず初めに、武石選手がフットサルを始めたきっかけを教えてください。小学生の頃からサッカーをされていたんですよね?

武石選手
はい、小学校から高校までサッカーをしていて、高校卒業後にフットサルを始めました。
高校3年生の時に、大分エスペランサの監督から「ここでやめてしまうのはもったいないからフットサルをやってみないか」とお誘いいただいて。

大学でもサッカーを続けようかどうしようかと迷っていた時期でした。
その時はフットサルをまだ深く知らず、ミニサッカーくらいの感覚でフットサルに足を踏み入れました。
お誘いを受け、フットサルチームの体験に行ってから、フットサルの面白さにハマりましたね。

 

photo:デウソン神戸オフィシャル

ーーーフットサルをやってみてどう感じました?

武石選手
ボールを足で扱う部分は一緒だけれども、別競技だな、とは思いました。
新鮮さを感じたのが大きかったですね。
新しいものができるという感覚で楽しかったです。

サッカーの技術で使えるものがあるな、通用するかもしれないということも感じました。
足でボールを触るところは変わらないので。
足元の技術は自分の中で自信をもってやっていました。

でも最初はうまくいかない部分もありましたよ。

例えばボールもはねないですし、シューズも違います。
最初は普通の体育館シューズでいってしまって(笑)
コートが狭いから足の裏で止める、とか。
でも、どうしてそのようにするのかという理論を説明してもらったら、そこからは比較的すんなりとフットサルに馴染んでいけたと思います。

ーーーなるほど、サッカーの技術で通用する部分とフットサルならではの違い、両方を体感したんですね。
実際にご自身がサッカーとフットサルの両方をやってこられて、「こういう選手はフットサルに向いていると思うよ」という選手のタイプみたいなものはありますか?

武石選手
体が強い、足が速い、などのフィジカル面での強み、それがあるからといってフットサルに向いているということはないと思います。
というのも、フットサルは頭をめちゃめちゃ使う競技なので。
サッカーをやってからフットサルに転向している選手が9割くらいいるのではないかと思うのですが、それまでの自分のサッカーの価値観を抜け出してフットサルに対応できる人が、活躍できていると思います。

自分の強みをフットサルの中でどう使うか、頭を使って考えないといけない。
頭を柔らかくしてフットサルに向き合える選手がいい選手だと思う。
あまり身体的なものは成功には関係ないように感じますね。

ですから、サッカーでの実力とフットサルでの実力は、当然逆転もありうるんです。
サッカーではそこそこレベルの選手だったとしても、フットサルで芽が出てトップレベルで活躍するということは大いにあり得ます。
僕自身は、ブラジル人監督の館山マリオ氏にフットサルを教えてもらい、フットサルの価値観がガラッと変わりました。

18年間フットサルチームでプレーをしてきて、経験上チーム内で伸びたな、と感じる子は常に自分にベクトルが向いている子です。
人のせいにしてしまうことを少なくして、「自分がこうやったらこうなったな」と常にベクトルを自分に向けて、頭を使って考えていける選手が伸びていると思う。
これはフットサルに限らずのことだとは思いますが。

 

 

photo:デウソン神戸オフィシャル

 

ーーーなるほど、サッカーとフットサルには共通点も違う点も、どちらもあるからこそ、頭を使って考え整理することが大事なのかもしれませんね。

武石選手
僕は、普段から試合の映像をたくさん見るようにしています。
Fリーグの試合はもちろん、スペインの試合など海外の試合も。
戦術や、セオリーみたいなものはチームによって違います。
サッカーとはボールの持ち方や触り方が違うので、有効的なドリブルの仕方も違います。
サッカーはボールを前に置き、縦にドリブルする。フットサルは横に運ぶ動きのほうが多いです。
そういうことを見たり聞いたり、実際に試していくといいですね。

そういう意味では今の子は、昔よりもフットサルに馴染むのに時間がかからないかもしれないですね、Youtubeなどでどこでも試合が観られますし。

ーーー現在サッカーをやっている子どもたちで、フットサルの練習を通してサッカー選手として上達したい、という子も多いです。
フットサルの練習はどんな効果があると思いますか?

武石選手
フットサルの経験がサッカーに活きるということはたくさんあると思いますよ。
自分の感覚で言うと、たまにオフの時に、サッカーを遊びでやったりするんですが、その時に敵の距離が遠く感じるので、ボールを取られる気がしないですね。
そしてゆっくり周りを見られるようになりました。

それから、フットサルではボールを触る回数がサッカーよりも圧倒的に多いのでちょっとしたトラップ、ボール扱いはうまくなると思う。
僕自身がフットサルが楽しいと感じたのも、一番の理由はボールにたくさん触れるというところでした。
あとは、ピッチが狭いので、1対1の対人の場面もたくさん経験します。
頭を使ってプレーすることや判断の速さも磨かれます。

フットサルをすることによってサッカーで活かせる技術や考え方がたくさんある。
逆にサッカーをやっているからこそフットサルで使える力や技もたくさんある。
少しでも興味があったら、スキルアップのためにも人生経験としてもチャレンジしてみるといいと思います。

その点、今はフットサルに触れる機会、入り口が広がっていてうらやましいですよ。

今ならばFのクラブがある地域には下部組織があって、若い頃から本格的に競技ができる環境が整っています。
そこまでやらなくても、フットサル場でちょっと個サルなどに参加してみるだけでも、良い経験になったり気づくところはたくさんあると思います。

フットサルをやらずじまいはもったいないです。
やらないとわからないから、まずはやってみてね、というのが僕からのアドバイスです。

ーーー本日はお忙しい中、ありがとうございました!

武石選手
ありがとうございました!

武石 高弘 TAKAHIRO Takeishi FP 10

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寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWS統括副編集長mar
1974年生まれ 現在福岡県在住。WEBライター歴10年。主に引越しや子育て、教育分野のコラムを100記事超執筆。
2016年11月からジュニアサッカーNEWSライター。
ジュニアサッカーNEWS副編集長を経て、現在統括副編集長。

早いもので小学生のサッカー少年だった息子も高校生。
カテゴリーが変わるたびに、さまざまなサッカー観戦の仕方を知りました。
アマチュアサッカー、奥が深い!
そして、いつだって保護者の熱意がすごい!

選手や保護者の皆様から元気をもらっています。
少しでも還元できるように頑張ります。

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