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チーム情報

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FC SUN UNITED

区分
小学生
エリア
東京 3ブロック 練馬区
住所
TEL

チーム情報

チームの紹介

『Player`s First』の精神を第一に考え、練馬区で活動するサッカーチーム
キンダー田柄FC・白ふじSC・FC Ceretinha・FC Ceresoleの4つのサッカークラブを楽しく活動しています

指導方針

『教育』とサッカーのつながりについて

 『教育』という一言を表してみても、それは実際、人によって思い浮かべる具体例は様々なことと思います。おそらく、一番に思い浮かべるのは子どもの両親、それぞれの家庭のルールから、社会の決まり事まで、成長する子ども達には日々あれこれと教えていかなければならないことがたくさんあります。それから、学校の先生、塾の先生、英語の講師、スポーツクラブの指導者、子どもたちの日常に携わるいろいろな職種の人が、いわば子どもたちの『教育』に、それぞれの分野から関わっていると言えるでしょう。ただ、それら教育者のすべて、分野や範疇の違いはありますが、それぞれの『教育』が目指すべきところでは、きっと目標は同じなのではないでしょうか?簡潔に言えば、それは、いずれ子どもが社会で立派に自立する日をゴール地点に定めている筈です。
 
試しに『教育』という語を、辞書で引いてみると、このように出てきます。

「教え育てること。望ましい知識・技能・規範などの学習を促進する意図的な働きかけの諸活動」

「諸活動」という部分にあるように、それが色々な分野からなされるものであることが、辞書の引用からも見て取ることができます。しかし中でも、特に私が注目したいのは「学習を促進する」という部分です。ここで言われる『教育』とは、「学習をさせる」諸活動ではなく、「学習を促進する」諸活動なのです。この二つの言葉では、学習という動作について述べられている主体が、明らかに異なります。前者の「学習させる」では、大人が子供に勉強を与えているイメージです。ところが後者の「学習を促進する」では、大人の促しがあるとはいえ、あくまで勉強に取り組もうとする姿勢は、子ども自らのものです。
 この違いについては是非、皆さんにも知っていて頂きたいと思います。突き詰めていくとこれは自分で何かを考えようとすることができるか、できないか、の違いとなるからです。
 例えば、常日頃から大人に、ああしなさい、こうしなさい、と言われてきた子どもがいるとします。その子は確かに、言いつけられたことに関しては考えを働かせながら、行動することができることと思います。しかし、何かを言われる前に考え行動しようとする姿勢は、生まれてこないでしょう。何故ならそれは、周りの大人が与えてくれるものだからです。これは、勉強についても同じことが言えると思います。先生が与えてくれた課題について、考えることはできる。しかし、自分に何が必要か、何が足りずに、何を勉強しなくてはいけないのか、そこまで考える必要はありません。常に大人たちが、それを用意してくれる訳ですから。世に言う指示待ち人間とは、まさにこのような受け身な姿勢のことではないでしょうか?「学習をさせる」という大人主体の態度では「自分の能力をどのように発揮したらいいか」という最も肝心な部分は生まれてこないのです。
 では、自発的な考えと行動が生まれるようにするには、実際、周囲の大人はどのように振舞ったらいいのでしょうか。ここでもまた例え話となりますが、子どもが学校のテストで、百点満点を取れなかったとします。ここで、「あなたはこの問題で、ここの計算を間違えたのだから、この計算ドリルをたくさんやりなさい」と大人が間違いと解決法を指摘してしまったのでは、先ほどの「学習をさせる」態度になってしまいます。そうではなく、単純にこう言ってあげてはどうでしょう?「それじゃあ、この問題をどうして間違えてしまったのか、それを考えてごらん」そうすると子どもは、まず、自分がどこで失敗をしてしまったのかを後戻りして考えるようになります。それから続いて、途中の計算が間違っていたことを発見する。そして次こそ百点満点を取りたいと思うなら、自分で、似たような計算を練習するようになる筈です。
 ここで大人にとって重要となってくるのが、子どもに自ら間違いを気づかせること、それから、「もういいや」と子どもにそれを投げ出させず、「次こそ百点を取ってみよう」と、簡潔な目標を与えてあげることです。決して答えと、解決法を与えることではありません。まさに、子どもが自分でそれらを見つけられるように、促すことに他ならないのです。これこそ「学習を促す」という態度ではないでしょうか。

 さて、「学習を促す意図的な働きかけ」という部分について詳しく見た後で、それに関わる「諸活動」についても触れてみましょう。もちろんここで具体例に挙げるのは、サッカーに他なりません。サッカーを通して学べることが、上に見た教育の観念にどれだけ役立つのか、それをお話ししてみたいと思います。
 第一に、サッカーというスポーツは、非常に自由度の高いスポーツです。ボールを持っている選手も、持っていない選手も、コートの中のどこにいても良い、どの方向に進むのかも全く選手自身の自由で、大まかに説明してしまうと、接触的危険行為(ファウル)、手でボールを扱うプレー(ハンド)を禁止とした上で、ボールを相手のゴールに入れるという、ごく単純なルールのスポーツです。しかし、この簡潔性にこそ、この競技の奥深さがあります。選手に与えられているのは、大体今述べたような規定だけで、それ以外のことは全て、選手が自分自身で考えださなければならないからです。サッカーには、打順やサーブ権など、ルールが与えてくれるチャンスはありません。ボールに触れ、チャンスを作り出すためには、自分でそれを手に入れなければならないのです。ボールを相手から奪うも良し、仲間にパスをしてもらうも良し、そのためにどの場面でどのように行動しなければならないのか、自由に動き回れる中で、周囲の状況に配慮しながら、選手は常にそうしたことを自発的に考える必要があるのです。
 そしてまた、コートは相手陣地と味方陣地とで仕切りが設けられているのでもなく、敵選手、味方選手が絶えず、プレーに関わるために考えを巡らせながら動いています。ここが非常に重要なポイントとなってくるのですが、つまり選手はそうした集団の中で、自分がどうしたらチームの勝利に貢献できるのか、得手不得手を含めた自分の個性と向き合いながら、それを見つけていくことになります。「自分はあまり足が速くない・・・けれども、パスを繋ぐのは上手だ。それなら、足の速い仲間と協力して、自分が彼を走らせてパスを送ったなら!」一人一人が自分の才能にみがきをかけ、仲間とそれを共有し合い、良い集団を作っていく。つまりサッカーには勝利までの道のりに、自発的に考える姿勢、自分の個性の発見、仲間とそれを共有する協調性という、社会の縮図が見て取れるのです。
 だからこそ我々は、クラブの活動を通して、常日頃から子どもたちに、自分で考えようとする姿勢を求めています。誰かに与えられたことだけをこなす指示待ち人間では、サッカーはできないからです。もちろん、選手たちのプレーに対して、我々がああしろ、こうしろ、と指示することはできますが、しかしそれで得られた結果は、選手の能力ではなく、あくまで我々の能力に過ぎません。そうしていつも外から指示を与えられていたのでは、いずれ、卒業して別のチームでプレーするようになってからは・・・。もしくは、外部の干渉を禁止されたセレクションのような場面では・・・。そして何よりも、いずれ大人になって、自分自身で何かを決断しなくてはならない状況では・・・。何かを与え続けてきたのでは、子どもたちは結局、何も与えられなかったのと変わらないのかもしれません。だからこそ、与えるのではなく、自分自身で得られるように促す。サッカーでも同じ、何かをさせるのではなく、何をすれば良いのか考えられるようにする。
 それだから、失敗はいくらしても良いのです。「シュートを外してしまった・・・」こんな時、「何やってるんだ!」とただ状況を怒るのではなく、「どうして外してしまったのか、よく考えてごらん」と、問いかける姿勢こそ、我々は何よりも大切な接し方だと考えています。
 ただ残念なことに、少年サッカーのすべてのチームには、こうした考え方が浸透していないのが、現状です。サッカーをもっと上手くなろうとするため、もっと楽しもうとするために、子どもたちが次の試合の勝利を目指して取り組むのは、大変素晴らしいことですが、大人までもが、そうした目先の通過点に過ぎないことに、固執したがることが、多々あるからです。『教育』が社会での自立を目指していたのと同様に、サッカーもまた、もっと遠い目標、もっと年齢が達してからの貴重な試合(究極的に言えば、プロ選手の試合)での勝利を目指すべきである筈なのですが、どうも地域の大会や試合を眺めてみると、大人たちが選手たちを駒のように、ベンチから時には怒鳴りながらあれこれと指示を出している場面をよく見かけます。外から見ていると、どうしてもそれは子どもに「考えを促している」というよりも、何が何でも勝つために「考えを押し付けている」ように見えてなりません。
 見ていてしばしば、非常に残念でなりませんが、ただ考えてみるとそうした大人たちもある意味では、一つの考え方によって、敢えてそのようにしているのかと思えます。というのも、子どもをどこかのチームに入れようと考えている親であれば、きっと、良い結果を残しているチームをまず検討する筈です。つまりクラブを運営していくには、結果を残すことが、手っ取り早い手段となるのです。そして、子どもたちに考えを促し、それを結実させていくには実際、それなりの時間がかかってしまいます。何故ならそれだけ丁寧に、自発的に考える姿勢を育んでいくからです。となると、子どもたちに考えさせるよりも、大人自ら考えて、子どもたちはただそれを実行するだけにした方が、早熟型で小学生のうちに結果が残りやすいのです。そして多くのチームが実際、こちらの手段でサッカーを教えています。これはどこか、受験戦争の弊害にも似ています。勉強も本来、社会に出てからの応用を願っている筈なのに、しばしば目先の合格がすべてであるように思われがちになってしまうことです。
 ただやはり、まだ成長過程にある年齢では、結果よりも過程を重視してほしいと、我々は考えています。そのためにこそ、親御さんのご理解が、チームが活動していくために非常に重要であるとも考えています。活発な年齢の子どもたちにとって、体を動かしながら、考える姿勢を身に着けていく経験は、いずれきっと貴重な財産となる筈です。

 随分と長くなりましたが、最後に。
「でもこれは、先生たちやコーチたちがサッカーが好きだから、こうして良いように言ってるだけでしょ」と思った方もいらっしゃることと思います。もちろん、我々長年はサッカーに携わってきて、このスポーツの魅力をたくさん実感していますが、逆なんです。サッカーというスポーツにこれだけの魅力があるからこそ、今でも携わっていたい、この魅力を、子どもたちにも伝えたい、と考えているのです。我々スタッフ一同は、サッカーに関する指導に劣らずに、日々、子どもの教育についても責任を負っていると考えています。そして辞書に引用したように『教育』が「学習を促進する意図的な働きかけの諸活動」であるならば、サッカーもその一分野を少なからず担うことができると考えているのです。

エリア

東京3ブロック練馬区

指導者からのメッセージ

サッカーを楽しめば好きになり、好きになれば自然と上達するようになります
そして、上達していけばサッカーを自主的に取り組むようになり、考えて行動できるようになります
サッカーは把握した状況を自分で判断してプレーするスポーツなので、自主性が大切です
サッカーが好きになるには、サッカーを楽しまなければなりません
トレーニングは、個人スキルを高めながら、その個人スキルを集団で生かすプレーを自分で考えて行動できるように促していきます
サッカーはチームスポーツです
個人スキルを高めれば良いという事はなく、チームプレーだけを学べば良いというわけではありません
自分で考えて行動する事が重要です
考えられるプレーヤーになってもらうのが1番の願いです
Uー12での指導者の1番の責任は、選手の育成であり結果を最優先に求める事ではないと思っております
もちろん勝利を目指していないわけではありません
Uー12年代では、勝たなければならない試合などありません
プロの選手ではありませんから
もちろん負けて良い試合などもありません
ですから、個々のスキル向上をしっかりと促し、その集合体で勝利を勝ち取る事を伝えていくのが重要です
Uー12で勝ちに拘り過ぎて、型にはめられた指導を受けている選手は、プレー中に自分で状況把握した事でプレーを判断して実行できるクリエティブな選手には育たないでしょう
サッカーは自分で判断してプレーをするもっとも自由なスポーツです

SUN UNITEDでは、その自由な判断の部分をとても大切にしています
選手自ら決定した判断を決して否定したりはしません
その判断を元に実行したプレーに対してのアドバイスを続けていきます
そのプレーがゴールを奪う上で、最も良い選択であったのか?
もっと良い選択があったのであれば、それを発見出来なかった原因は何か?
もちろん素晴らしいプレーは賞賛します
これからのサッカー人生でいろいろな指導者に出会い、いろいろなサッカー環境に身を置いた時に、必ず個々のスキルと個々の判断力が重要になります
最終的には個々のスキルと判断力が重要視される環境にサッカーはあります
チームが強いからと言って、その選手が優れているとは限りません
次のカテゴリーに自信を持って送り出せる選手育成を心掛けています
               

活動日時

キンダー田柄FC:月・火・木
白ふじSC:月~金
FC Cere:水・金・土

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