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「サッカーは頭を使えば対等に戦える」 ヒラキダSC・野田良太監督インタビュー

お話を聞かせてくれた人

ヒラキダSC  野田良太監督(長崎市)
設立:1994年4月

このチームを立ち上げた一番の理由は何ですか?

サッカーを楽しんで欲しいという気持ちが大きいです。

試合に出られるチャンスや、1人1人への個人に合わせた指導、そういった理想的な指導ができるように少人数制にして、きめ細かい指導ができるようにと思っています。

1人1人に目が行き届くような指導ができる、1人1人の出場機会も確保した中で指導を行いたいという思いで立ち上げました。

選手たちに、サッカーを通してどんなことを学んでほしいと思っていますか?

協調性や自主性を学び、仲間を思いやる心や自立した選手になって欲しいです。

練習や試合の中で、大事にしているチームのルールなどがあれば教えてください。

相手を思いやること、ボールを大事に繋いでゴールを目指すことを大事にしています。

このチームに入ると、どんな毎日が待っていますか?(練習頻度や雰囲気について)

1学年15人前後の人数で、週4で活動しています。
ピッチの中では熱く激しく、ピッチ外では和気あいあいとした雰囲気で活動しています。

人数が少ないので、1人1人に目が行き届きます。ゲームになればサッカーはチームでやることですが、練習ならば個人個人で何ができるのかを注視し、選手の特徴にフォーカスして、アプローチを変えていくことができることが強みです。

このチームの「強み」や「自慢できるところ」を教えてください。

少数精鋭でやってるので、チームワークはどこにも負けません。
1人1人の練習強度も保った中でトレーニングできるので、選手1人1人が伸びる環境がうちにはあると思います。

たとえば、栄養指導。うちのチームの栄養指導は一味違います。
選手1人1人を見ていくと、「量が食べられない」という悩みがあったりします。
量が食べられない選手へのアプローチも様々で、個人によって違います。なぜ量が食べられないのか、食が細いのかをプロが確認することによって、例えば「唾液の量が少ないから食事が進みにくい」という体質が発見されたりします。

そうすると、唾液量が少なくても進む食事、また、それを改善するための食事が提案できたりします。1人1人オーダーメイドの指導ができるんです。最近では熱中症と絡めて、熱中症になりにくいような指導を行ったりもしています。

僕たちはサッカーの指導のプロではありますが、栄養のプロではありませんので、こうした指導でプロからアドバイスをもらえることは選手たちにとってもとても良いことだなと思っています。

サッカーのスキルも同じようなコンセプトで、1人1人に合わせた指導ができる。その個性を合わせてチームとしてのサッカーを作ります。
少人数なので、みんなに意見を言えるチャンスが与えられるところも強みです。意見がぶつかることもありますが、自己主張ができる、自分で考える力も養えていると思います。3年後が楽しみです。

フィジカルに自信がなくても、がんばれる環境はありますか?

うちはフィジカルだけではなく、いかに正しいポジションから良い判断、良いプレーの選択ができるよう指導しています!
ヒラキダでは、サッカーはフィジカルがなくとも頭を使えれば対等に戦えるスポーツだと考えていますので、そういった選手でも頑張れる環境だと思います。

あなたが 指導するときに、一番大切にしていることは何ですか?

選手の気持ちを大切にすることです。
指導者の考えを一方的に押し付けるのではなく、選手の意見、考えを尊重した中で意見を擦り合わせながら指導することを大切にしています。

選手1人1人と話す時間も必ずとるようにしています。
幸い少人数制なので、1人1人にオンとオフ両方で寄り添うことができます。

卒団した選手たちは、どんな場所で活躍していますか?

長崎県内のチームで活躍してる選手が多いです。

あなたのチームに合うのは、どんなタイプの子どもだと思いますか?

ポゼッションサッカーをしてみたい、攻撃的なサッカーをしたいという子供さんにピッタリだと思います。

最後に、小学生とその保護者に向けて、メッセージをお願いします。

ヒラキダでは、選手1人1人を大切にその先の進路まで責任を持って指導いたします。
サッカーだけではなく、ヨガやコバトレ、栄養指導など多角的アプローチで選手、保護者をサポートしていきます!
ぜひ一緒に熱く楽しくサッカーをしましょう!

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriterCrane
滋賀県在住ライターのCraneと申します。
2022年8月にライター歴5年目に突入、サッカー娘の母歴は丸12年になりました。

どんな試合でも、その一戦を迎えるまでにどれほどの努力があったのか。そしてそこに、どれほどの方の支えがあったのか。

頑張っている選手達、それを支える保護者、指導者の皆様が持つ数多のドラマに想像を張り巡らせてはリスペクトが泉のように湧き上がる日々。
涙腺も年々緩くなり、留まることを知りません。

8チームから12チームくらいの規模の大会、16チーム以上の大きな大会ともに情報は常に募集しています。
大会結果画像、弾けるような笑顔のお写真、選手達のご活躍の様子をぜひお寄せ下さい。いつでもお待ちしています!

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