
[8.15 クラセンU-15 C組第2節 FC LAVIDA 1-0 宇治FC Jrユース 小樽A]
リズムを掴めない難しい一戦でキャプテンが勝利をもたらした。FC LAVIDA(関東/埼玉)のMF水野咲翔(3年)が値千金のゴールで決勝点を記録。チームはグループリーグ突破を決めた。
初戦を勝利して迎えた今節はボール保持時になかなか前進できず、相手の勢いにも呑まれて苦戦。ゴール前のシーンが少ない一戦となった。それでも後半14分、MF小野郁真(3年)からの浮き球をペナルティエリア内中央で収めた水野がゴールに流し込んで先制点を奪った。右サイドハーフで出場している水野は中への動きをするように指示を受けていたといい、ベンチが求めた動きで得点してみせた。
「シュートは緊張したけれどもう気持ちで打った感じ。結構きつい流れだったけれど、チームの役に立てて良かった」と水野。2-0で勝利した初戦では3本のシュートを放つもノーゴールだっため、2戦目での今大会初得点に安堵しながらここからの量産に意欲を見せた。

今季は自ら手を挙げてキャプテンに就任している。前任のFWオツコロ海桜(現昌平高1年)は抜群の個の力で得点を重ねて、世代別代表にも入ったエース。前回大会では得点ランキング2位タイの 8得点を記録し、チーム最高成績の準優勝に大きく貢献していた。そうした先輩から引き継いだ腕章を巻いてプレーする中、水野は「すごくチームを引っ張ってみんなへの影響力のある人だったので、自分もそうなれるように頑張っている」と力を込めた。
リーグ戦では開幕5試合で3敗を喫する苦しい時期も過ごしたが、水野が前向きな声を掛けてチームをまとめ上げ、関東クラブユース選手権では4連覇となる優勝を達成。「リーグでは上手くいかなかったけれど、(関東CYで)勝利を積み重ねて優勝できたのはめちゃくちゃ自信になった」。選手同士の仲も良く、練習中に互いに言い合える関係性のチームが調子を上げて今大会に臨んでいる。
首位通過がかかる16日のGL最終節を終えると、いよいよ一発勝負の決勝トーナメントが幕を開ける。水野は昨年の準優勝を超える日本一を目指す上で、積極的にボールに関わってチームにリズムをもたらしていく考え。「今日みたいに難しいゲームが多くなると思うけれど、みんなで声を掛け合って前に前にとプレーしてゴールに向かっていければ」と意気込んだ。
(取材・文 加藤直岐)
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