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【ゲキサカ】「1本中の1本を決める」を表現。エースFW内海心太郎主将の劇的V弾で鹿島学園が昨年超え

[7.26 インハイ2回戦 鹿島学園高 2-1 新潟明訓高 JヴィレッジP5]

主将でエースの10番が、「1本中の1本」を決め、劇的な決勝ゴール。鹿島学園高(茨城)を3回戦へ導いた。鹿島学園は後半24分に追いつくと、後半終了2分前の33分にFW内海心太郎(3年=C大阪U-15出身/U-17日本高校選抜候補)が躍動する。

決勝点を喜ぶ鹿島学園高FW内海心太郎主将(3年=C大阪U-15出身/左)と同点弾のMF稗田葵允(3年)

MF高橋晃葵(3年)の守備からこぼれ球が右中間の内海の下へ。すると、「ほんとに1本中1本決めないとキャプテンマークを巻いてる意味もないですし、エースストライカーとしても鹿島学園の10番をつけさせてもらってる意味はないと思うんで、そこはほんとに1本中1本出てきたら俺が決めるっていうのは強く思っていた」というFWが右足を振り抜く。

ボールはGKと左ポストを弾いてゴールイン。内海は雨中で応援してくれた仲間の下へ駆け寄り、一緒に喜びを爆発させていた。この日は前半からチャンスらしいチャンスがなく、チームがギアを上げた後半の飲水タイム以降も決定打を撃つことができず。それでも、1回のチャンスを待ち続けていた。得点シーンでは、1年時からゴール前で力みやすいという課題があったことからそのことを思い出し、リラックスして撃つことを意識。落ち着いて決め切った。

また、内海は「最高やったっす」という決勝点がチームメイトのお陰で生まれたことを強調する。最も信頼しているというCB群馬快太(3年)が「最後までチームを鼓舞してくれたのが、僕のゴールにも繋がったのかなと思っています。ほんと、後ろには感謝したいっていうのがあります」。昨年の悔しさを知るリーダーは最後まで諦めなかった。鹿島学園は前回大会で2回戦敗退。後半35+6分に追いつかれ、PK戦で敗れている。その敗戦を経験している内海がチームメイトを引っ張り、今回は終了間際の決勝点で2回戦突破の立て役者になった。

今季、鹿島学園はプリンスリーグ関東2部で開幕7戦未勝利を経験している。内海は開幕から3試合連続でゴールも白星に結びつけることができず、その後、怪我で出場時間を制限された時期も。主将、エースとしての重責もあり、苦しい時期が続いていた。

それでも、インターハイ予選で貴重なゴールを連発。今大会は初戦で先制ゴールを決めて4-1の勝利に貢献した。そして、この日は待ち望んでいた自分の1点で勝たせる試合に。「今シーズン通して、一番報われた瞬間だなと思いました」。ここから先の戦いでも「1本中1本を決める」「自分のゴールでチームを勝たせる」ことを表現する意気込みだ。

鹿島学園は選手権準優勝世代の昨年度(2回戦敗退)を超え、インターハイではFW上田綺世(現・フェイエノールト)を擁した2016年大会以来の3回戦進出。鈴木雅人監督は「去年と比べたら(個々の力は)だいぶ落ちるんですけど、子供たちが粘り強くやったっていうのは大きいのかなと」と評価する。

そして、「1歩1歩、目の前の試合に向けて、今持ってる力とやってきたことを出そうっていうことだけだったんで、それは良かったかなと思います。欲を出してとかじゃなくて、今できること、今の段階のこと、それを積み上げていくっていうところの作業なんで、それに関しては良かった」。できることを全員で表現し、先輩超えを果たした。

内海は今年のチームについて、「去年とはまた全く違ったチームなんで、今年は全員守備、全員攻撃はモットーなんすけど、僕だったりジェイ(FWワーズィージェイヴェン勝/3年)の2トップっていうのは、チームとしてもストロングではあると思います。なおかつ、後ろのディフェンスリーダーの群馬(快太)が結構良くなってきてるんで、そこには注目して欲しいです。あと、今日も勝ち切れたんで、勝負強さ、粘り強さっていうのは、他のチーム負けないくらいあるかなと思います」と説明する。

次は静岡学園高(静岡)との3回戦。内海は「(相手エースで初戦3発の)FW坂本健悟(3年)とは、中学校からの知り合いなんで、FWのストライカー対決っていうのも、自分自身がやっぱりゴールで示さないとチームとしても負けてしまうと思うんで、そこは自分だったり、ジェイがキーになってくるかなと思います。自分のゴールで勝ちたいです。行けるところまで行きたいです」。選手権で記録した準優勝超えの期待もかかるが、目の前の試合に集中。鹿島学園は主将でエースの10番を中心に強敵を上回り、また成長する機会を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)

引用元記事(ゲキサカ)

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寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSニュース編集長・北海道東北エリア責任者mina
滋賀県在住。ジュニアサッカーNEWS設立当初よりライターを始める。

全国各地のたくさんのライターさんとやり取りしながら毎日楽しくお仕事させていただいています。

ライターのお仕事は私の仕事であり趣味のようなものなのですが、ここ最近はK-POPにドはまり中。推しのグループの映像を見たり、韓国語を聞き流して勉強しながら作業をしています☺

気になること、探したいことがあると、とことん情報を探すタイプです。試合の情報などみなさんに喜んでいただけるような記事をたくさんお届けできたらと思います✨

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