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高校総体も声だし応援解禁!各会場に響き渡った4年ぶりの声援【高校総体2023】

2020年4月高校総体中止のニュースが駆け抜けた衝撃から3年。2023年は高校生たちの晴れ舞台、高校総体都道府県予選に熱い「声援」が戻ってきました。
しかし、3年という年月で失われた伝統。声出し応援復活にはさまざまな試行錯誤があったようです。

コロナ前の応援の情報がない!

高校3年生にとっては最後となる高校総体。
声出し応援がついに解禁になると聞かされても、全学年の選手が入学した時から声出し応援の経験がありません。
何の資料も残されていない、全く情報がない中での準備スタートだった高校も多いのではないでしょうか。

私が直接聞いた、とある強豪校の話です。

応援の準備は、メンバー外となったメンバーに任されました。
コロナ禍前は、先輩から後輩へと当たり前のように受け継がれていた応援歌などの伝統が途絶えてしまい、応援を任されたメンバーたちは手探りの中でチームの初戦に間に合うように準備をしなければなりませんでした。

同じ学校のサッカー部を卒業した子供を持つ保護者が、何か役に立つ動画がないだろうかと自分のスマホや、卒業生保護者のネットワークを使い過去の応援動画が残されていないか探してくれました。
たまたま個人のスマートフォンに残されていた5年前の勝ロコの動画、卒業した部員たちに配られた過去の記念DVDから試合前に全員で円陣を組む時の応援歌が見つかり子供たちに渡してあげることが出来たといいます。

それでも集められたのはごく一部。
結局、過去の情報だけでは足りず新しい応援を作らなければなりませんでした。
まっさらな状態からの応援歌作りで、部員たちが参考にしたのはYouTubeやTikTokなどの動画。
チームに合うようにアレンジを加え、選手たちの力となるよう新しい応援歌を作り上げたのでした。
以前の応援を知っている一部の保護者からは、応援が変わってしまって寂しいといった声もあったようですが、「やっぱり声だし応援は盛り上がるね!」「子供たちも楽しそうだね!」と高校総体ならではの雰囲気に笑顔がこぼれたそうです。

別の学校では、応援歌の歌詞がノートに記され残されていたものの、肝心のリズムがわからず卒業した先輩たちに指導をお願いし、伝統をつなげたそうです。

Twitterでも同じように、声出し応援の伝統について言及している人々がいました。

コロナ禍前と同じ応援スタイルは取り戻せなかったかもしれませんが、応援する気持ちが変わってしまったわけではありません。
あらためて声をだして応援することが、選手のパワーになると思い出させてくれました。

みなさんの学校では、チームでは、応援の伝統は引き継がれたでしょうか。

応援の大切さとマナーを再確認しよう!

声を出して応援することが解禁された一方で、守りたいルールがあります。
長崎県立諫早商業高校サッカー部のホームページに、声を出して応援するために大事なポイントがまとめられていました。

全ての方へリスペクト
選手(自チーム・相手チーム)・指導者・審判・運営・応援団・観戦者、すべての方へのリスペクトを忘れないでください。諫早商業サッカー部の応援では、自らの発言に責任を持ち誹謗中傷は決して行ってはいけない。
引用:諫早商業高校サッカー部

OBはもちろん、OB保護者も卒業後も今なお会場に来る方は非常に多いです。応援Tシャツを着ている方は、「諫早商業サッカー部の関係者」だと一目で理解できます。現役生徒の保護者だけではなく、お互いに会釈程度でも良いので挨拶できる関係を築いていき、諫早商業サッカー部ファミリーの皆様が試合を見て「今日応援に来て良かった」「高校生のひたむきなプレーにパワーもらった」などと、諫早商業サッカー部の試合により「繋がるご縁」「引き継がれる伝統」などを一人でも多くの方が感じてもらえるようなサッカーが出来るように頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願いします。
引用:諫早商業高校サッカー部

ついつい応援している側も熱くなってしまいますが、諫早商業高校サッカー部のホームページに記載されている内容は声出し応援において本当の意味で「引き継がれる伝統」なのかもしれませんね。

北海道で開催される2023全国高校総体男子サッカーは7月28日(金)、女子サッカーは7月25日に開会式を迎えます。
現地で応援予定の皆さんも応援ルールを守り、選手たちへ暖かい声援をお願い致します。

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最後に

私の息子も最後の高校総体を終えました。
彼にとって納得のいく結果ではありませんでしたが、声出し応援がある大会を経験できたことは大切な思い出のひとつになるでしょう。
北海道の地に、素敵な応援歌とエールが響き渡ることを心から願っています。

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスター冬馬 瑠莉
Ruri Toma
熊本市在住。2017年1月からジュニアサッカーNEWSでライターをしています。

私には二人の息子をもつ母として、小さな夢があります。
その一つが、いつか息子の運転する車の助手席にのること。
もちろん彼女よりも先に乗りたいという野望付きですw
そして今年の春、その夢が叶いました。
意外に長男の運転が上手で、ちょっと拍子抜けした感はありましたが車庫入れに苦戦するところはまだまだです( *´艸`)

次の夢は、次男がお酒を飲める年齢になったら家族4人でお酒をたのしむことかな♪
あと4年後になりますが、その時を待ちながら息子たちの成長を見守りたいと思っています。

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