[7.26 インハイ2回戦 神村学園高 5-1 佐賀東高 ハワイアンズスタジアムいわき]
“二刀流”で初戦突破に貢献した。神村学園高(鹿児島)のDF大空星那(3年、清水内定)は本職の左サイドバックではなく、ダブルボランチの一角で先発出場。3-1で折り返した後半からは左サイドバックにポジションを変え、果敢な攻撃参加でチャンスに絡んだ。

有村圭一郎監督は大空のボランチ起用について「あそこで(ハイボールを)弾けるし、(チームメイトに)助言もできる。セカンドボールを拾ってほしかった。成長のためにボランチをさせている」と説明。182cmの長身を生かす狙いもあり、大空によると、大会直前のプーマカップからボランチで起用されているそうで、「新人戦でもやっていたけど、久しぶり」のポジションで不慣れな部分も出た。
それでも「サイドバックと違って見るものが多いし、難しい」と懸命にプレー。「味方と連動しながら2人で取り切ったり、強く守備に行くことを身に付けていきたい」と意欲的に取り組んでいる。慣れたポジションに戻った後半についても「(オーバーラップで)追い越すことはできていたけど、最後の質を上げていきたい」と納得はしていない。プロでは攻撃的なサイドバックとして勝負していく覚悟で、「クロス、アシストの部分をたくさんできるようにやっていきたい」と意気込んだ。
1週間前の7月19日に清水エスパルス入団が発表されたばかり。「周りの目も変わる。違いを見せられる選手になりたい」。そう誓う大空は5-1の白星発進に「チームとしては良かったけど、個人としてはどれだけチームのために走れるかが大事。高校3年、最後のインターハイ。悔いが残らないように楽しく全力でプレーしたい」と力を込めた。
(取材・文 西山紘平)
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