[9.13 メニコンカップ EAST 3-1 WEST 三重交通G スポーツの杜 鈴鹿サッカー・ラグビー場 メイングラウンド]
メニコンカップにはクラブユース選手権(U-15)の優秀選手だけでなく、同大会への出場を逃したチームで争われるインターシティトリムカップのMVP、MIP受賞者も参加していた。その中で、サンフレッチェ広島工大高ジュニアユースからただ一人選出されたのが、MF久保田裕吾(3年)だった。
左サイドから突破を試みるMF久保田裕吾
サンフレッチェ広島のジュニアユース本体から4選手が選ばれる中、提携ジュニアユースの広島工大高からメニコンカップの舞台に立ったのは久保田だけ。インターシティトリムカップMVPとして背番号17を背負い、後半から左MFで出場すると、積極的な仕掛けでチャンスメイクを図った。

憧れのユニフォームを着るまでには、紆余曲折があった。サンフレッチェ広島は中学年代で複数の提携ジュニアユースを展開しており、2024年には広島工業大学高校のグラウンドを拠点とするサンフレッチェ広島工大高ジュニアユースを新設。今年の3年生が1期生となるチームで、久保田は今年度から広島高陽FCから加入した。
久保田にとって、サンフレッチェ広島のユニフォームは特別な存在だった。小学6年生の時にもジュニアユースのセレクションに挑戦したが、合格をつかむことはできなかった。それでも中学年代で県トレセンに選ばれ、ジュニアユース所属の選手たちとプレーする中で「もっと高いレベルでサッカーがしたい」と決意。中学3年生を前に移籍を決断した。
高校年代では希望したユース入りを逃したが、次なる舞台での飛躍を見据えている。「もっと自分の特長を発揮できる選手になりたい」。今夏、インターシティトリムカップMVPという自信を手にした久保田は、高校年代でさらに成長し、再び高い舞台を目指していく。

(取材・文 児玉幸洋)







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