福岡王者・九州国際大付高の“心臓”MF土谷優太主将(3年=小倉南FCジュニアユース出身)は、九州総体1回戦(20日/○3-0前原高)終了後にゴールを奪うことにもチャレンジする考えを口にしていた。
元々、2列目からの飛び出しを得意としており、中学時代まではゴールへの意識が高かったという。だが、高校進学後にポジションが2列目からボランチに下がったこともあり、「今、ちょっとそれが薄れているな、っていうのは自分でも感じていて……そこに挑戦しながら色々試しながらやっていきたいなと思っています」。準々決勝の神村学園高(鹿児島1)戦(21日)ではその言葉通り前に出ることにチャレンジし、ゴールを決めた。
前半24分、九国大付は高い位置からボールを奪いに行ってサイドへ展開。土谷はFW藤原佑月(3年)のラストパスを右足でネットに沈めた。江藤謙一監督も「狙い通りの形でした」と振り返る形のゴールで先制。また、土谷は「自分のところでボールを奪取できればなと思っていますし、前回のインターハイでも全国を取ってるチームなので試したい」と語っていたが、守備でもチームに貢献した。

九国大付は九州U-17選抜のMF待鳥幸誠(3年)やDF平川煌大(3年)、MF小林倖大(3年)、藤原と前日の初戦を欠場した選手たちも奮闘。試合終盤に追いつかれたものの、GK古野暖人(3年)の活躍もあってPK戦の末に勝利した。相手は注目DF竹野楓太主将(3年)が欠場したものの、昨年度の2冠王者からインパクトのある白星。選手たちにとって自信になったことは間違いない。
チームは神村学園戦で力を使い果たし、同日の準決勝で日章学園高(宮崎1)に0-6で完敗。収穫だけでなく、体力面、決定力などの課題も見える大会になった。ここからインターハイへ向けて一つ一つ突き詰めて全国8強以上に挑戦する。
昨年から主軸の土谷はリーダーとしてチームを支える意気込みだ。「自分はやっぱり責任感が強いっていうのがあるので、他のチームメイトの子たちはメンタル的にも課題っていうところがあるので、そこをしっかり自分が今までやってきた経験ってところを活かしながら支えていきたい」と語る。
プレー面ではよりオフ・ザ・ボールや味方を活用するプレーの精度を上げることを自身に要求。元スペイン代表のMFシャビ・エルナンデスのように、献身的な守備に加え、攻撃で起点となりつつ決定的な役割も果たせる選手になることが目標だ。“九国の心臓”は日々成長を目指し、インターハイでもチームを支えて目標を達成する。





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