[7.26 インハイ2回戦 滝川二 3-1 前橋育英 ハワスタ]
持ち味の裏抜けから貴重な追加点をマークした。滝川二高(兵庫)は1-0の前半29分、MF宮本蒼大(3年)からのロングスルーパスにFW本城圭太(3年)が反応。最終ラインの背後を取り、GKとの1対1から冷静に右足で流し込んだ。

「宮本とはいつも(パスと裏抜けの)タイミングを合わせる練習をしていて、練習どおりだった。中盤が持ったら、膨らみながら裏に抜けるというのは伝えていた。いいパスが来て、ファーストタッチも決まった。(シュートシーンは)ちょっと緊張したけど、GKを見ながら落ち着いて流し込むのを意識した」
背番号13のストライカーは「裏抜けが一番。オフザボールでどれだけ勝負するか」を常に意識している。憧れの選手は元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギ。子どものころに映像で見たインザーギのプレー集が強烈な印象を残し、コーチから「プレースタイルが似ている」と言われたことでよりイメージするようになったという。
後半5分にはMF奥村翼(3年)の左クロスをヘディングでそらしたが、わずかにゴール右へ。試合終盤にもシュートチャンスでGKの正面を突くシーンがあった。「もっと決めて、チームを楽にできればよかった。ヘディングはうまく当たらなかった。次の試合ではしっかり決め切りたい」。2年連続の16強入り。28日の3回戦では、青森山田を破った山梨学院と対戦する。
前橋育英撃破で勢いに乗れるか。「滝二は昔、強かったけど、ちょっとへこんでいた10年間があった。『強い滝二を取り戻す』ことを目標にしている。その大きな一歩になったと思う」。そう力を込めた本城は「去年はベスト16で終わっている。山梨学院に勝って、先輩たちを超えられるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
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