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顔をつき合わせるコミュニケーションの大切さ ~全家庭を訪問した理由とは~ Ala Football Academy (アーラフットボールアカデミー) 宮田監督インタビュー

(※ 写真はAla Football Academy主催 2019年度 レバンテUDクリニック)

埼玉県宮代町で活動をしているAla Football Academy (アーラフットボールアカデミー)では、コロナ禍でチームが活動を自粛している期間中、指導者が子供たちのもとを個別に訪れて指導する機会を設けました。

なぜそうしようと思ったのか?どんなことを行ったのか?実際やってみてどうだったのか?
監督の宮田氏にお話を伺いました。

(電話取材・文/Rie)

↓本文は写真の下から始まります↓

宮田 裕也監督


指導歴10年以上
スペインバレンシア州・カタルーニャ州に留学をすることで、日本人の長所、スペインの良さを組み合わせることをベースとして指導
日本サッカー協会C級ライセンス
SAQインストラクターレベル1

(参照:Ala Football Academy

子供達のために、今できることをする

—チームが活動を自粛している期間中、個別に子供たちを訪れて指導する機会を設けたと聞きましたが、そうしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
自粛期間中に子供たちや保護者の皆さんと1人1人と話をする中で、「友達と会うことができない」、「両親が共働きのため、ずっと一人で留守番していなければいけない」、「生活態度が変わってしまった」などの様々な声を聞き、子供たちが非常にストレスをためていることがとても気にかかりました。

自粛期間中だから、といって放っておけない問題であると思いました。子供たちのストレスは、保護者の方々の心配の種になるばかりでなく、子供たちを非常に苦しめてしまうと思うと、クラブとして何か協力できることはないかとスタッフと一緒に模索する日々でした。

その中で、今、自分たちにできることは何かを考えた結果、
☆ 子供たちが抱えているストレスを、サッカーをすることで少しでも減らしてあげたい
☆ 映像はもちろん、直に顔を合わせた練習をさせてあげたい
と強く思い、子供たちと保護者の方1人1人と話し合いをした上で、各ご家庭を訪問させていただくことになりました。

もちろん万が一のことが起きては困りますので、予防、健康管理はしっかりと行いました。ご両親が共働きで家にいらっしゃらない昼間、ご心配のご両親に代わり、ちゃんと生活できているかどうかを確認する意味もありました。

—どのように訪問して、どんなことを行いましたか?
基本的には監督である私が、予防を徹底した上で1日あたり5~6ヶ所を回りました。スタッフに様々な面でサポートしてもらったこともあります。子供たちのところを訪問して、個別トレーニング(または少人数トレーニング)を行いましたが、やる以上はプロフェッショナルとして、個人個人に適したプログラムを提供しようと心がけました。

—子供たちの反応はいかがでしたか?
子供たちも保護者の皆さんも、全員が非常に喜んでくださいました。

もちろん動画の配信や、Zoomを使用した映像による個人トレーニングは休止期間中に行っていましたが、どうしても一方的になってしまい子供たちの反応がわかりにくい面がありましたので、実際に顔を合わせたコミュニケーション(複数の人数でサッカーをすること)の重要性をとても感じました。

戻ってきた「サッカーのある日常」

—自粛期間が終わって、現在はどのような状況でしょうか?
6月に入って感染対策を行いながら、徐々にチームの練習を再開することができました。大会等の開催や試合については、今のところ全く不透明ですが、子供たちの様子を見ながら徐々に考えていきたいと思っています。

—長期間にわたる活動休止により低下してしまった子供たちの体力を、どのように戻していくのでしょうか?
サッカーに必要な体力は、サッカーをすることでしか取り戻せないと私は考えています。いろんな取り組み方があると思いますが、ゲーム形式の練習方法をなるべく取り入れて、子供たちの様子を見ながら、有酸素運動の負荷を徐々に上げていこうと思っています。

—休んでいるいる間に下がってしまった子供たちのモチベーションをあげるために、何か行っていることはありますか?
やはりサッカーに対するモチベーションは、サッカーを通して向上させたいと思っています。Zoomによる個人ミーティングを併用し、子供たち個人個人が目指したい選手像や目標を共有するなどして、子供たちの心に寄り添っていきたいです。

サッカーの練習が再開されてから、子供たちがみるみる元気になっていく実感を得られました。学校の先生と話す機会もあったのですが、先生方も、サッカーが始まって子供たちがすごくキラキラした笑顔を見せるようになった、明るくなったと仰ってくださって、指導者としてとてもうれしく思っております。

コミュニケーションスキルをサッカーを通して高めよう

—どんな子供たちにアーラでサッカーをしてほしいですか?
サッカーが好き!サッカーを楽しみたい!サッカーを学びたい!サッカーの夢をかなえたい!
そんな子供たちと一緒にサッカーをしたいと思います。

—子供たちのどんなところを褒めてあげたいですか?
チームのサッカーフィロソフィーはもちろん、育成フィロソフィーである「意思疎通」、「向上心」、「意思決定」のしっかりできる選手を育てたいと思っています。

【意思疎通】
自分の意見を相手に伝えること、他人の意見をしっかりと聞くことができるようにする。
その中で意見の多様性を認めることができるようにする。

【向上心】
現状に満足をせずに、常にワンランク上の目標を自ら設定し努力できる。

【意思決定】
自分自身のことに責任を持つことで、自分で考え行動に移すことができる。
また、失敗から学び改善をする。

(参照:Ala Football Academy

最近ではサッカーだけに限らず、大人が全てを決めてしまって子供たちはそれに従って行動するだけになってしまう傾向があるように感じております。子供たちが決定権を持つ環境が少ないように思われます。

そんな中で、自分で意思表示をしっかりできる子、例えばサッカーをしていて自分の意見が他の子と合わなかった時に「合わないからダメ、合わないからもういいや」とならずに、自分の意見を伝えつつ相手の話もきちんと認められる、そんなコミュニケーションをしっかりとれるような子に成長してほしいと願っています。大人でもFace To Faceで意見を言える能力が低下しているように感じます。子供たちにはその能力を身に付けてほしいと思っております。

また、向上心を持って自分ができないことを努力して克服しようとしている選手を見ると、がんばっているなぁと褒めてあげたくなりますね。

—アーラのサッカーを体験したい場合は、どうしたらいいですか?
新年度になってから多数の体験のお問い合わせ等をいただいていましたが、コロナ禍のために、体験会が全く開催できずにおりました。
6月に入って練習が再開されたため、順次対応させていただきたいと思っています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。

【お問合せ先】
Ala Football Academy
メール:alafc2016@yahoo.co.jp
電話 :080-4173-8458

Ala Football Academy 基本データ

【スタッフ】
宮田 裕也 監督
尾崎 剛士 コーディネーター
他 コーチ3名

【チーム実績】
一期生:2019年度 JFA第43回全日本U-12サッカー選手権大会埼玉県大会

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Ala Football Academy(アーラフットボールアカデミー)

最後に

インタビューの中で何度も出てきたキーワードは「コミュニケーション」という言葉で、チームの育成フィロソフィーの一つであるコミュニケーション(意思疎通)をとても大切にしているのだなあと思いました。
アーラの宮田監督が、チームの活動を自粛せざるを得ない中で今できることは何かと模索した結果が『顔を突き合わせるコミュニケーション』の機会を設けることになったのも、必然だったのかもしれません。

コミュニケーションスキルをアップさせたい選手の皆さん、よかったら体験会に参加してみてくださいね。

(Photo:Ala Football Academy

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSWriterRie
埼玉県出身、静岡市在住。
2018年2月よりジュニアサッカーNEWSのお仕事を始めました。
ライター暦2年超えましたが、まだまだひよっこです。

むか~し、昔はサッカー少女だった時代もありましたが、現在は高校生の息子と中学生の娘の応援専門です。
(ごくたま~に、4級審判として、子供たちと一緒にグラウンドを走ることもありますが非常にレア💦娘の小学生卒業を期に引退しようかと思いましたが継続!)

読んでくださった方にお役に立てるような記事・コラムを書けるよう、勉強中です。
どうぞよろしくお願いします♪

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