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「大学でサッカー」を考える高校生、今だってチャンスだ!大学サッカー情報マガジン『ユニマガ』のご紹介【インタビュー】

4月18日、1つの大学サッカー情報誌がリリースされました。

一般社団法人ユニサカの刊行した『ユニマガ』です。
現在、新型コロナウイルスによる活動自粛のため、進路決定の時期でありながら大学サッカーを見に行くこともできず、練習会もなく、どうすればよいのかわからない高校生に向けて、『ユニマガ』編集長の目黒雄大さんにお話を伺いました。

リーグも試合も行われていない今の状態でスカウトにアピールすることもできず、練習会に参加することもできない高校生のみなさん、高校生保護者のみなさん。

「今だってできること」がありました!
(取材・文/水下真紀)

目黒 雄大 編集長

早稲田大学2年
一般社団法人ユニサカ メンバー

神奈川のサッカー強豪校で3年間を過ごす。
高校2年生から一般社団法人「ユニサカ」に参加。
今回の『ユニマガ』は世相を受け、大学でもサッカーを続けようと思っている高校生へ、今の限られた時間を有意義なものにするために2週間で作成した。

強豪校でも情報が来ない「大学サッカー」

  この冊子を作った経緯を教えてください。

目黒 雄大さん(以下、目黒)「このすべて自粛、自粛の状況下で高校生に大学の情報を届けようと思って作成したのですが、構想自体はもっと前です。

僕は強豪校と言われる高校のサッカー部員でした。選手権へ出たいということが目標で、サッカーを大学でやろうとは考えていなかったのですが、そんな中で大学の情報を仕入れられない、ということに気づいたんです。強豪と呼ばれるところでも情報は来ないことがあります。

みんなはどうやって大学の情報を仕入れているんだろう?と思いました。学校には情報が来ない、世間一般に出回っている情報しかない。そんな中で大学サッカーのリアルを伝えられるものがあったらいいな、と思っていました。」

  強豪校なら潤沢に大学の情報が来るかと思っていました。とすると、みなさんはどうやって進路を決めるのでしょう?

目黒「先輩とのつながりだけで決めている人も結構多いという印象でした。先輩の話はもちろん大切な情報です。ですが、プレーするのは自分です。自分から情報を仕入れに行くことが本来ですが、非常に情報集めは難しく感じました。

志望している大学の試合は中止、練習参加もできない、大学サッカー部の情報を集めることが難しい今の時期、高校生の気持ちを考えた時に、今、大学のサッカー部の情報を届けよう!と思って作成したのが『ユニマガ』です。

アクションはいつでも起こせる。

  スカウトが来る大会や試合が中止になり、高校生は「アピールの機会を失った」と感じている人も多いと思います。

目黒アピールの機会を失った、という事実は間違いないです。きっと僕が感じている以上に、現役の選手たちはそれを痛感しているのだと思います。そもそもプレーする環境が与えられないという今の状況。これからプロを目指して大学サッカーを目指してやっていた人にとって、耐え難いことだと思います。

でも、何を言っても時は待ってくれない。気づけば大学生になる時は来てしまいます。これもまた事実としてみんな同じことです。その中で何ができるかが勝負になってくると思います。

  目黒さんがいま高校3年生で、大学サッカーを考えていたら何をしますか?

目黒例えば、これまでのプレー動画を編集して志望大学のサッカー部に送ってみるとか、自分はこういう思いがあるんだと書いて送ってみるとか、逆にサッカー部のこういうところを教えてよと質問してみるとか、できることは限られているけどでも探せばあります。その中でどう行動を起こせるかがすごく大切なところです。そうした一歩を評価してくれる監督はいると思います。

同時に忘れてはいけないのは、大学でああしたい、こうしたい、と理想を描けていること自体が恵まれた状況にあるということ。僕が、皆さんが恵まれているか否かを判断できる立場にないことは大前提ですが、それどころではない人がいることを忘れてはいけない。サッカーをやる前に考えるべきことやるべきことがあります。

その上で、サッカーができない状況にある今だからこそ、サッカーがもつ価値、サッカーを通してどんなことができるのか、自分はそのサッカーとどう向き合っていくのか、普段なかなか考えられないような問いと向き合うのも良いかもしれません。

受け止めてくれる体制は、ある。

  アクションを起こす、ということにためらいがある高校生は多いと思います。そんな高校生にメッセージをお願いします。

目黒何かを始める時、批判的な声や罵倒するような声が飛んでくると思うんです。その時の周りの目が怖いといった理由で最初の一歩を躊躇してしまう気持ちはすごく理解できます。でも、そんな声は無視して良いんです。

現状に気持ちよくなって新たな挑戦を歓迎しない人を気にしていても良いことは何一つない。それは言い過ぎかな(笑)。少なからず、そうした人の意見に惑わされないことは重要です。自分が持つその思いを受け止めてくれる人は必ずいる。

そうした環境はどこにでもあるものではないけど、行動を起こすことで必然とそうしたコミュニティとつながっていったりするものです。ユニサカはそうした人を大歓迎します。

Twitterもダイレクトメールを開放していますし、ユニサカのホームページのお問い合わせからでも構いません。ユニサカのフィロソフィーである「自分たちが大学サッカーを変えていく」というところに共感してくださる方がいらしたら共に活動をしていきたいです。

  大学でサッカーを続けるうえでも、アクションを起こすという行動は大事になりますか?

目黒高校と大学の大きな違いは、大学は学生主体でいろいろなことを進めていかなくてはならないということです。監督やコーチがいても、日々のトレーニングは学生主体だったりします。サッカーというものを競技の枠を超えて捉えることのできる場所、それが大学サッカーだと思います。

僕は部に所属している訳ではないですが、大学でも体育会に入る学生がもつ熱気が、ピッチ内外問わず伝わってきます。今回ユニマガをつくるにあたってたくさんの体育会生と関わらせてもらってそれを改めて感じました。日頃から人にあれこれ言われてからやるのではなく、自分たちに何ができるか常に考えているんだなと思いました。

そうした主体性がより濃く表れているのが大学サッカーの特徴ですが、アクションを起こすのに年齢は関係ありません。高校生のうちからそうした姿勢があるとすごく良いと思うんです。今から大学サッカーのイメージでアクションを起こすことを考えてもらいたいなと思います。ぜひ、動き出してみてください。

『ユニマガ』の中身をちらりとご紹介!

今回は関東を中心とした大学をたくさん取り上げています!
男子サッカー部、女子サッカー部の選手が盛りだくさん。無料配布で、ファイルをダウンロードすると読むことができます。

大学の選手たちは今の自粛期間に何をしているの?という特集もあります。

このほか、監督のストーリーやプラットフォームの紹介もあります。
お勧めなのは「大学サッカーQ&A」です。

全部読む(ユニサカのこちらのページからダウンロードできます)

最後に

目黒さんが「これを作りたい」と言ったのが4月4日。リリースは4月18日。その間に周りを動かし、取材に応じてくれる選手を集め、作ったというこの雑誌は大学生の「主体性」ということとエネルギー量の大きさを感じさせてくれます。

大学でサッカーをしたいと思っている選手も、大学生にはなりたいけれどサッカーはもういいや、と思っている選手も、ぜひこの熱量を感じてみてください。

 

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/事業戦略部水下 真紀
Maki Mizushita
1974年生まれ。群馬県出身、東京都在住。フリーライターとして地方紙、店舗カタログ、webサイト作成、イベント取材などに携わる。2015年3月からジュニアサッカーNEWSライター、2017年4月から編集長、2019年4月から統括編集長/事業戦略部。ジュニアサッカー応援歴14年。

第98回高校サッカー選手権予選を最後に息子が引退。
高3の11月から受験生になりました。
高校2年生の保護者の方がもしここを見ていたら、
「たったの2か月でセンター爆上げは無理だから今からがんばれ」と
お子さまに教えてあげていただきたいです…

まだ小学生、中学生のお子さんをお持ちの皆様がうらやましいです。
今しかない瞬間、親も楽しんじゃってください!

サッカーにかかわるすべての人を応援しています。

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