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【強豪チーム探訪】サガんリーグ1部昇格!鳥栖工業サッカー部を取材!

2月24日(月祝)に佐賀県佐賀市の佐賀県総合運動公園で行われたBlue Wave winter league(ウインターリーグ九州+山口)で試合を行った鳥栖工業高校サッカー部にジュニアサッカーNEWS取材班として少ない時間ながら試合後にインタビューさせていただきました。(取材・構成:澤田)

鳥栖工業高校サッカー部は佐賀県鳥栖市元町に所在する県立工業高等学校です。サガんリーグU18の1部、ウインターリーグ九州+山口)2部に所属し、選手権やインハイ等の佐賀県大会で常に上位進出を目指すチームです。

★鳥栖工業高校の直近の試合成績はこちら→佐賀県高校サッカー新人大会参照元:鳥栖高校サッカー部チームブログ

鳥栖工業サッカー部データ

県リーグ1部(トップリーグ)、3部(2nd所属)

選手

部員46名(2年23名、1年21名、マネージャー2名)

スタッフ

コーチ2名(公認B級ライセンス、公認C級ライセンス)

キャプテン横尾流星選手
2019チームの抱負

三浦一輝 監督インタビュー

監督プロフィール

三浦一輝監督
鳥栖工業就任1年目
愛知県出身、佐賀大学OB
公認B級ライセンス

佐賀でサッカーを指導するようになった理由


—本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

「監督は愛知県出身だそうですね。鳥栖工業でサッカー部の監督に就任されて何年になりますか?」

三浦監督
鳥栖工業は県立高校なので、先生たちの移動があり、たまたまこのタイミングで赴任する形となったのがきっかけで、就任1年目です。
サッカーしたいという子たちがうちには偶然たくさんいてくれて、その中で勝ちたいという強い気持ちを持った子たちも多かった。そういった子たちをすぐにでも上のステージに上げるのは無理ですが、普段の練習をはじめ、ウインターリーグのようなレベルアップできる機会を与えながら日々取り組んでいます。

チームスローガンについて

—鳥栖工業が掲げているスローガン「play football」ついて詳しく教えてください。

三浦監督
生徒たちにはいつも言っていることなんですが、育成年代におけるカテゴリーってよく引退がないって言われること多いんです。
ですが工業高校においては違うと僕は思っていて、生徒が卒業後は進学せず、就職を選択するパターンがほぼ100%です。
なので競技スポーツが高校の3年間で最後なんですよ。
そういった限られた時間の中で、ある程度、結果に拘らせたい。
拘る中で考えることだったりとか、真剣勝負できる環境をできる限り与えてあげたいんですよね。


—確かに、社会人になるとスポーツをする時間は少なくなりますよね(笑)

三浦監督
そうなんですよ。社会人になるとなかなかサッカーができないですよね。
練習したり、試合したり。
でもよく考えてみると学校生活でもそうなんですよね。宿題してなかったり、勉強できなかったりとか、赤点とったりとか。
その場合時間というのは削られます。
本気でFoot ballに向き合える今の環境に感謝し、その中で何故、自分が好きなサッカーをする時間を確保できているのか、しっかり考えて自分と向き合うことで、自ずとフットボールをプレイする時間も長くなると思っています。
だから「play football」というのはうちのスローガンになっているんです。
また卒業してからも好きなサッカーをできる環境をつくっていくことも大切だよ、といつも生徒には伝えています。

ウインターリーグに参入してみて

—ウインターリーグはチームの強化に繋がっていますか?

三浦監督

ウインターリーグ自体は普段なかなか対戦できないようなチームと対戦でき、ある程度勝ちにこだわりながらもチャレンジができる貴重なリーグであるのでいい機会だと感じています。
もちろん今日なんかも勝ちに行ったんですけど、その中で様々な選手を試したり、レベルの高いところで失敗できることも強化に繋がっているのかなと。

各県の1部の常連チームであったり、選手権ベスト8進出を狙っているチームとこの時期に試合させてもらえるのはありがたいです。
ブルーウェーブのカップ戦だったりそういったところでも、「あそこでやれたけん、できるんじゃないの」と選手たちからそういった言葉がでてきています。
今までは名前でビビっていたんですが、そういったことが減ってきたなと。

ー2020年度の目標をお聞かせください。

三浦監督

高校総体は初戦敗退だったので、まずは初戦突破を目指します。選手権はベスト4進出ですね。リーグはベスト8。
去年1年間戦って今年1部に上がれたので、1部残留は絶対。そのためにはベスト8には入っておきたいですね。
リーグ戦って1年間通してなので、本当のチーム力が試されるんですよね。

トーナメントの場合は一発勝負だから緊張感も違いますし、もちろんトーナメントも勝ちたいですけど、リーグ戦に重きを置いてさせてもらっているところはあります。
なのでリーグは一番戦えるところかなと。時間も90分ありますので。

動画分析について

ー動画を撮影しチームで活用されているとお聞きしました。どういった活用をされているのですか?また弊社の動画配信にはどんなメリットを感じましたか?

三浦監督
今まではチームで試合動画を撮影し、PCに落として僕が毎回編集していました。
本当はそれを全試合でやりたかったのですが、なかなか学校の業務で時間が取れず、ゲームをいくつかピックアップしていました。

佐賀県は一人1台タブレットPCが与えられているので、休み時間に生徒が試合動画をみることが出来るんです。
次のトレーニングの日までの間、オフの日に生徒に動画をみて参考にしてほしいんですけど、動画を編集する時間が毎回あるわけではないので、動画を渡せない日もあるんです。
なので動画を出してもらえるのは非常に助かっていますね。

また、学外で試合があると保護者の方もなかなか試合を見に来ることができないので、動画配信を通して見てもらえるだけでもうちにとっては凄くありがたい取り組みですね。
選手が試合を見れることも助かっていますし、それから僕らの仕事もちょっと減ります(笑) 
凄くうちのニーズにはあっています。ありがたいなと感じています。

ー動画分析による成果がありましたら教えてください。

三浦監督
実際に成果として現れたのは、宮崎第一との試合を撮っていただいたときですね。
ダイジェスト版、フル版で確認していたんですが、その中でシュートを打ち切れなかったシーンがありました。
選手にお前あれみといたか?と伝えたら、見ました。と返事が返ってきたんですが、次の試合でその選手が点をとったんですよ。

実際はテスト休みが1週間あったり、練習がなかなかできない中でも、合間時間に選手が動画をみてイメージしてくれていたのが結果に繋がったいい例でした。

これから鳥栖工業サッカー部へ入ってくる方へ

鳥栖工業でサッカーを共にやりたいという方は大歓迎です。
是非迷っている人がいたら来てもらいたいですし、選んでもらえるような環境を作っていくのが今の僕らの仕事だと思っています。お待ちしております!

最後に

自身でチームブログや動画分析も行っている三浦監督。サッカーに対する熱い情熱を持ちながら、その語り口からは知的な印象を受けました。
鳥栖工業高校サッカー部はまだまだ伸びしろがありそうです。今年のチーム目標を達成できることをお祈りします。

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寄稿者プロフィール

株式会社グリーンカードWriter澤田
熊本県八代市出身。
アマチュアスポーツ(サッカー) 文化の浸透度を欧米基準へ!という代表の熱意に共感し入社しました。
生まれてからこの方、サッカーには楽しませてもらっているのでその恩返しができればと思ってます。
よろしくお願いします。
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