ジュニアサッカーNEWS

高校サッカー、少年サッカー、中学生サッカー、女子サッカー情報を速報で配信

なぜトップアスリートがサッカーソックスを「切り」始めたのか。 靴下専業メーカー、武田レッグウェアーに取材しました PR

従来のサッカーソックスではなく、足首部までのソックス、そして足首上部からのストッキング、その2つを接合する専用テープを合わせて使うセパレート型サッカーソックスがあります。

一見変わったサッカーソックスには、実は大事な意味がありました。

足へのストレスを軽減し、100%のパフォーマンスを引き出すために。
マラソン界で絶大な信頼を誇る靴下メーカーが行った試みを武田レッグウェアーの伊東直隆常務取締役にお伺いしました。

なぜトップアスリートがサッカーソックスを「切り」始めたのか。

▲武田レッグウェアー(株)の伊東直隆常務取締役

2014年ブラジルワールドカップの前後からサッカー界にある現象が起き始めた、と伊東さんは言います。

ーー2014年ブラジルワールドカップのころ 何が起きたのですか?

伊東「各国の代表選手やJリーガーの中で、ソックスを足首のところで切り、ランニングソックス等と組み合わせて試合に出る選手が増えてきたのです。

本来サッカーソックスは膝下丈までの一体型だと思っていたのに、一流ブランドのサッカーソックスにはさみを入れてまで変えたい選手がいる。

それはいったい何だろう?と思ったのです。」

サッカーソックスはご存じの通り、競技規則第四条のレギュレーションにのっとったものでないと着用できません。

そのレギュレーションを順守しつつ、自らのパフォーマンスを引き出すためにソックス部分とストッキング部分をセパレートにしたサッカーソックスを使用する選手が現れました。

武田レッグウェアー(株)は1997年に世界初の左右別立体製法のソックス開発に成功した会社で、その製品は多くのマラソン選手などに愛用されています。

なぜ、従来型サッカーソックスを「切る」のだろう。

伊東「なぜだろう、と考えたんです。弊社のソックスは全て、『素足感覚の履き心地』というコンセプトのもとで開発、設計されています。

歩く時も走る時も足の指を使えることが大切です。素手でリンゴをつかむのと、手袋をはめてリンゴをつかむ感覚、どちらが良いかと言われたら全員素手でリンゴをつかむほうを選ぶでしょう。

ですから、私たちは素足感覚の履き心地を追求した靴下を開発してきました。

もしかしたら試合でよいパフォーマンスをするために求められているのがこの素足感覚かもしれない。そして、サッカー界に精通したアドバイザーと相談しながら作ったのがLeg Tool Separation System®【足とシューズの最適化で競技者本来の力を引き出す】というコンセプトです。」

ボールの感触を足でつかまなくてはならないサッカー選手が、まるで手袋をはめてリンゴ掴むような感覚のもどかしさを感じていたらどうでしょう。

伊東「ソックスもギアにすぎません。でも、ギアの不適合でプレイヤーが何か違和感を感じているとしたら?

プレイヤーのパフォーマンスはダウンしてしまいますよね。ギアがプレイヤーにストレスを感じさせてはなりません。」

ストッキング(脹脛部分)がストレスに?
ストッキングが無意識的にストレスになっている選手はみな、ある同じ動作をするそうなのです。

無意識な「足のストレス」を判定する方法

 

 

 

 

▲第98回高校サッカー選手権予選のハーフタイムの風景です。足の休ませ方に違いが…(撮影筆者)

伊東「ハーフタイムの時に、足首のところまでストッキングを下げたり、脱いだりする選手はいませんか?その動作を無意識に行っているとしたら、足が『解放されたい』というストレスを感じているからではないでしょうか?

もしかしたら靴の中で靴下がずれていたり、ストッキング部分の締め付けに窮屈さを感じていたりするのかもしれない。

原因はいろいろありますが、おしなべて『ストレスを感じている』から脱ぎたくなるし、下げたくなるのです。」

ーーそういう選手のストレスを減らせるとしたらどうなりますか?

伊東「競技者本来の持っているパフォーマンスを100%引き出して勝負ができると思います!

私たちの目標はまさにそこです。パフォーマンスアップは選手の実力です。

実力を100%出させてあげるギア。そんなギアを作りたいのです。」

「なんでこんな形なのか」の真相

Leg Tool Separation System®の形は大変ユニークです。

ソックス部分、ストッキング部分。そしてそれをつなぐ専用テープの3段構成です。

▲ソックス部分

▲ストッキング部分

ーーサッカーソックスと言ったら、一体型が普通ではありませんか?なぜこんなに分かれているのですか?

伊東「サッカーソックス開発のために、いろいろなデータを取っていたところ、ふくらはぎの太さというのは選手によって千差万別ということがわかりました。

従来のサッカーソックスは足長の大きさでソックスを選んでいました。足長が25cmであれば、ふくらはぎが細かろうと太かろうと関係なく25cmのソックスを選んでいました。それが足のストレスにつながっているのではないか?と考えたのです。」

確かに、同じ25㎝の足のサイズでも細いふくらはぎと太いふくらはぎの選手はいます。背の高さも体重も骨格も違うのに、選ぶ選択肢がありません。これが今のサッカー界の現状です。

伊東「靴下が足に与える違和感は、すべて小さな違和感にすぎないのかもしれません。でも、その違和感が生むストレスは90分という長い試合においてはパフォーマンスの低下につながってしまう。

競技者本来の持っているパフォーマンスを100%出させてあげたい。体格差や好みのシューズ、プレイスタイルに違いがあるとしたら、オーオーダーメイド感覚で最適にフィットするサッカーソックスを作るには、セパレートにするのが一番良いと思いました。

セパレートにしても、ソックス部分とストッキング部分がー体感がなくてはいけません。

ある時、セパレート型ソックスのソックス部分とストッキング部分を止めるテープが剥がれやすくて困っているとういう情報を耳にしました。

その理由を調査している過程で、専用テープ(サカストテープ®)開発を決心しました。

現在も多くの選手が、テーピングテープを代用しています。しかし、テーピングテープは本来肌に直接貼り付けるアイテムのため、接着するのための糊の強度が抑えられているうえ、目的が関節を固定する役割のため、テープ自体が非伸縮素材(縦にも横にも伸びない)となっています。

これでは、ゲーム中に剥がれも仕方がありません。

サカストテープ®は、セパレート型ソックスのための専用テープです。

構造的には、巻き手方向(横方向)は伸縮せず、固定力を維持し、縦方向(皮膚の伸展方向)には動きに追従するよう伸縮する設計をしています。

▲試合終盤でもずれにくい素足感覚

モノづくりをしている会社としての拘り

ーーどこからこのアイデアが生まれたのでしょう?

伊東「他社のものであっても、モノづくりをする身としてソックスに『はさみを入れる』ということを容認することが嫌だったんです。靴下は編み物です。編み物は切ったらそこからほつれてくるんですよ。

切り口をライターであぶる、という方法を推奨している人もいましたが、モノづくりをしている身としては自社製品であろうと他社製品であろうとセパレート型ソックスを履きたい選手に『では、ソックスを切ってください』とは絶対に言いたくなかったんです。」

マラソン選手は早い選手で2時間半、一般のランナーも3時間~4時間足を酷使し続けます。武田レッグウェアーはマラソンのほかにもトレイルランニング、サイクルロードレースなど、長時間足を酷使するスポーツにおいて非常に支持されているメーカーです。

ーーマラソンのソックスとサッカーのソックスは必要とされるものが違うのではないですか?

伊東「素足感覚の履き心地を追求することに変わりはありませんから、基本形はそのままです。ですが、サッカーはボールを蹴る競技です。また、ダッシュ&ストップを繰り返す競技でもあります。ですから、つま先(指先)の耐久性を上げました。

足首からかかとにかけてロックをかけ、しっかりと足首を安定させるようにもしています。
他競技で提供できている品質で、サッカーの競技特性を考慮して開発したのがLeg Tool Separation System®です。

▲伸縮性があるため、とっさのダッシュにも対応します。

「自分の100%のパフォーマンス」を体感してみないか。

無意識のうちに受けている可能性のある足のストレス。ストレスから解放されたとき、自分がどのくらいのパフォーマンスを出せるのか、試してみたいと思いませんか?

Leg Tool Separation System®はスパイクと足の相性によって厚地・中厚地・薄地など選ぶことができ、試合用・練習用などの目的によっても選び分けることができます。

なお、Leg Tool Separation System®には22cm~24cm、24cm~26cm、26cm~28cmの3サイズ展開となっています。

※サイズは裸足寸法になります。

伊東「サッカーはスパイクやソックス等のギアを使う競技です。自分に合わないギアはパワーロス、パフォーマンス低下につながります。最適なギアを身に着けることによって余計なストレスをなくし競技者が本来持っているパフォーマンスを最大限引き出すのが私たちのものづくりの使命だと考えています。」

▲ここ一番で100%のパフォーマンスを出せる選手に!

パフォーマンスを100%引き出したい人のためのLeg Tool Separation Systeme®はこちら

※サカストテープ®、Leg Tool Separation Systeme®はKAKU SPORTS OFFICEの登録商標です。

最後に

お話を伺ってすぐ、試合のハーフタイムの写真を見返してみました。
記事の中ほどに使われている写真がそれです。
確かにいます。ストッキングを足首まで下げている選手が。
下げていない選手もいます。
これが、「感じているストレス」の多い・少ないなのかもしれません。

▲こちらです。みんな同じストッキングを履いていますが、確かにふくらはぎの太さも様々ですね。

足の疲れでパフォーマンスが発揮できないとしたら、それはとてももったいないことです。
靴下づくりにプライドを持つメーカーが作るストッキング、一度試してみませんか?

 

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/事業戦略部水下 真紀
Maki Mizushita
1974年生まれ。群馬県出身、東京都在住。フリーライターとして地方紙、店舗カタログ、webサイト作成、イベント取材などに携わる。2015年3月からジュニアサッカーNEWSライター、2017年4月から編集長、2019年4月から統括編集長/事業戦略部。ジュニアサッカー応援歴14年。

第98回高校サッカー選手権予選を最後に息子が引退。
現在重度の引退ロス。
息子が引退してわかったことは、
10月11月からの大学受験はやはり遅すぎるということ。

現在高2のみなさん、受験を考えるなら
「引退してから」は2年コースになりがちなので…
ちゃんと勉強してくださいね。

まだ小学生、中学生のお子さんをお持ちの皆様がうらやましいです。
今しかない瞬間、親も楽しんじゃってください!

サッカーにかかわるすべての人を応援しています。

コメント欄

*

添付できない場合はお問合せフォームより送付ください

Return Top