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先日取材に行かせていただいた三田学園が決勝に!観戦に行ってきました【決勝観戦記&優勝監督コメント】

2019年5月2日(木)~6月9日(日)に渡って、161校が熱戦を繰り広げた兵庫県高校総体サッカー競技<男子の部>
6月9日(日)、アスパ五色メインにてに行われた決勝戦を観戦してきました!
現地に行けない保護者や関係者、サッカーファンの皆様に少しでも試合の雰囲気が伝われば幸いです。

※急遽、いてもたってもいられず駆け付けたため、iPhoneでの撮影となっています。画像は雰囲気を味わっていただければと思います。
現地で観戦された方で、素敵な試合写真をお持ちの方は、ぜひ情報提供お待ちしています!

▼大会結果はこちら
6/9 決勝:三田学園 VS 芦屋学園
6/9 三位決定戦:滝川第二 2-0 神戸星城
6/7 準決勝:芦屋学園 1-1(PK3-0) 滝川第二三田学園 2-0 神戸星城
2019年度 兵庫県高校総体サッカー競技<男子の部>インターハイ

決勝 三田学園 vs 芦屋学園 観戦しました

決勝
アスパ五色メイン
13:00 三田学園 0-1(前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半1-0) 芦屋学園

得点者

三田学園
83分 11 森山 絢太 選手(フレスカ神戸 出身)

公式記録(スターティングメンバーなど)はこちら(参照:兵庫県サッカー協会HP)

試合前

快晴のアスパ五色。この日は同会場でクラブユース選手権関西大会、兵庫県トップリーグも行われたこともあり、駐車場が第2駐車場まで満車になるほど多くの方が観戦に訪れていました。

決勝前に行われていた3位決定戦から、準決勝を戦ったチーム同士の連合応援団が出来上がっていました。三田学園と神戸星城、芦屋学園と滝川第二。
それぞれの大応援団の大きな声援に包まれ、会場の雰囲気も最高潮。ものすごい一体感に包まれています。

両チーム入場


先にベンチ入りしたのは、三田学園。「楽しんで来いよ!」という保護者の掛け声に背中を押されながら、ベンチへ。

続いて、滝川第二がベンチ入り。

ベンチ入りと同時にアンセムが鳴り響き、両チームおよび審判団、堂々の入場です!
観客席に向かって、一礼。大応援団と観客席から、拍手と歓声があがります。

前半

13:00、主審の笛が鳴り響き、芦屋学園ボールでキックオフ!

立ち上がりから仕掛けたのは三田学園でした。中央から左右へ展開しながら攻め上がります。
芦屋学園DFも落ち着いて対応し、序盤から球際は激しい競り合いとなります。

前半5分、芦屋学園ゴール前での競り合いからファーサイドに流れたルーズボールに、三田学園④キャプテン髙川 海亜 選手が詰め、ふわっと浮き気味のシュートを放ちます。GK、クロスバーに当たり、あわやゴールかと思われましたが、ここはオフサイドの判定。

芦屋学園も負けてはいません。縦に速い動き出しでゴール前に攻め上がり、チャンスを作ります。ファーストシュートは惜しくもバーを越えていきます。
なおも攻め続ける芦屋学園ですが、三田学園DF陣が落ち着いて対応します。

両チームともに、わずかなトラップミスやパスのずれなどを見逃さず、奪っては奪い返され、激しく好守の入れ替わる展開。
ゴール前まで迫った芦屋学園は、抜け出した⑩前川 京佑 選手がGKと1対1のチャンスを作りますが、ここは三田学園GK①指川 大輝 選手が抜群の飛び出しで防ぎます。


応援席も熱を帯びます。芦屋学園の太鼓とチャントが鳴り響き、三田学園側では「エッサエッサ~!アゲアゲホイホイ!もっともっと~!」の軽快な掛け声とともに数人がメガホンを両手にくるくる回りながら踊るパフォーマンスが目を引きます。

1人目の交代は三田学園。足を痛めた③永井 亮成 選手に代わって⑮横垣内 健介 選手が入ります。
なおも中盤での激しい戦いが繰り広げられ、一瞬たりとも気が抜けません。球際での激しいぶつかり合いはすごい迫力です。
とりわけ、瞬発力に富んだスピードとキレのあるドリブルでサイドから切り込む芦屋学園⑦牧野 陽太 選手と、交代で入った三田学園⑮横垣内 選手の一対一は、何度見ても背筋がゾクゾクするほどの緊張感。思わず息をのみます。


終盤には高いフィジカルでひときわ存在感を放つ芦屋学園⑨近藤 悠介 選手がスピードのあるドリブルで中央を駆け上がるも、三田学園が3人がかりで囲み、しっかりとボールを奪います。

ロスタイム1分にも互いにネットを揺らすことはできず、スコアレスで前半終了。
芦屋学園ベンチが一斉にドリンクを持ってピッチの選手を出迎えます。

後半

後半も、迫力ある球際の競り合いが続きます。
応援団と観客席から、挟み込むような声援に包まれ、休むことなく走り続ける選手たち。

後半12分、三田学園⑲廣畑 晴揮 選手がドリブルで駆け上がって右サイドの⑨東 慧 選手に流し、これをワンツー、絶好のチャンスを作りますが、芦屋学園GK⑫水田 翔也 選手が好セーブ。
跳ね返りをさらに三田学園⑪森山 選手がシュートする怒涛の攻撃も、芦屋学園GK、DFが必死でピンチを防ぎます。

流れを切らない三田学園、ここですぐに交代のカードを切ります。チャンスを作った⑨東 選手に代えて⑱山田 創大 選手がIN。
すると芦屋学園もここで初めての交代カード。⑱足立 壮駿 選手に代わって⑪木原  仁 選手を投入し、攻撃の活性化を図ります。
両チーム監督も、座っていられずピッチサイドまで出て選手たちに指示・声援を送ります。
選手の疲労もピークに達し、ここから交代が増えてきます。

三田学園が技術力の高さで主導権を握り、ボールを保持する展開。
芦屋学園も交代した⑪木原 選手のスピードのあるドリブルで攻め込むも、三田学園④髙川 選手、⑤黒瀬 太軌 選手の堅守に阻まれなかなかシュートを打つことができません。

一方の三田学園も、2,3人の選手が一気に速攻でゴールに向かったり、左サイドで終始フリーを作り出す⑲廣畑 選手が何度もゴール前に切り込むも、あと一歩のところで精度を欠き、ゴールは奪えず。
死闘の行方は、延長戦へともつれこみました。

延長戦

「絶対勝つぞ‼」
両チーム円陣を組んで気合を入れ直し、出陣します。
14:31 三田学園ボールで延長前半キックオフ。

延長戦に入っても、主導権を握ったのは三田学園。サイドバックの⑮横垣内 選手が後ろから猛スピードで駆け上がるなど、バリエーションに富んだ攻撃をみせます。
しかしGK⑫水田 選手の声を中心によくまとまった芦屋学園DFをなかなか崩すことができません。
得点を奪えないまま、延長前半を終えます。

試合が動いたのは延長後半3分でした。左サイドから中央に向かって、PA内にドリブルで切り込んだ⑲廣畑 選手に必死でDFにいった芦屋学園DFの足がかかってしまい、ファールの判定。PKとなります。
息をのむ緊張感の中、このPKを⑪森山 選手がきっちりと決め、三田学園がついに先制点を奪います。

喜びに沸く三田学園の選手たち。応援団に、そしてベンチに駆け出し喜びを分かち合います。

なおも攻撃の手を緩めない三田学園は、⑱山田 選手が単身でPA内に切り込みます。後ろから芦屋学園DFに倒されたかのように見えましたが、ここはファールなし。三田学園ベンチも思わず立ち上がりアピールしますが、そのまま試合続行となります。

芦屋学園も最後まで走り続け、⑬上野 勇人 選手が三田学園ゴール前まで攻め込むも、⑮横垣内 選手がしっかりと奪います。
先制点をあげた⑪森山 選手が⑰清水 皇貴 選手と交代、引き揚げてきた森山選手を、三田学園・福原監督がしっかりと抱きしめます。

そしてついに、試合終了の長いホイッスルが鳴り響きました。
三田学園の初優勝が決まった瞬間でした!
拳を天高く突き上げて喜ぶ三田学園イレブン、がっくりとうなだれる芦屋学園イレブン。
しかし勝者・敗者に関わらずピッチに倒れこみ、起き上がれない選手もあり、両者ともに死力を尽くした戦いであったことを物語っていました。

三田学園高校はチーム初の兵庫県制覇、開催県枠で兵庫県2位での出場を決めた2015年から4年ぶり2度目の全国大会(インターハイ)出場となりました。

また、今季から初参入しているプリンスリーグ関西で培ってきた高い守備力は、今大会でもひときわ注目を集めました。
大会を通じて、7試合無失点での優勝という素晴らしい成績は、プリンスリーグで苦労してきたひとつの成果だったのではないでしょうか。

表彰式


優勝・三田学園高校

準優勝・芦屋学園高校

力を出し尽くして戦った両チームの選手に、会場からも惜しみない拍手が送られていました。

優勝チーム・三田学園

初優勝を決めた三田学園高校サッカー部の皆さん(参照:三田学園Twitter

保護者に囲まれ、引き上げてくるコーチたちも嬉しそうな表情です。

決勝点のきっかけとなったPKを獲得した⑲廣畑 晴揮 選手
この後先輩らしき人から「お前あれシミュレーションちゃうんか!」と笑顔で突っ込まれ、「いやガチですって!!」と目を丸くする姿は、ピッチの上とは別人の無邪気な高校生の姿でした。

ライターkozaruの勝手にMOM・⑮SB 横垣内 健介 選手
素早い動き出しと卓越したセンスで相手の攻撃の目を何度も潰し、豊富な運動量で攻撃にまで参加する姿は、つい応援したくなってしまう選手だなと感じました。

準優勝チーム・芦屋学園

最後まで持てるすべての力を出して戦い抜いた芦屋学園の皆さん(参照:芦屋学園サッカー部Twitter

試合後のベンチの様子。
初の全国大会、そして新人大会との兵庫県2冠まで、あと一歩でした。
身体を張ったディフェンス、スピードのある縦への抜けだしが光っていました。

優勝チーム・三田学園高校 福原監督コメント

チーム初の兵庫県制覇、開催県枠で兵庫県2位での出場を決めた2015年から4年ぶり2度目の全国大会(インターハイ)出場を決めた三田学園高校の福原 幸明 監督にコメントを頂きました!

※撮影には三田学園の許可をいただいています

今日の試合の感想はいかがでしたか?

「(兵庫県ナンバーワンを獲るのは)簡単じゃないなぁ、というのが一番の感想ですね。本当に、簡単じゃない。
今日は、相手チームの反応、勢いが素晴らしかったので、どう点を取るのかというのが非常に難しかった。
守備の方は、まぁなんとかなるんちゃうかな、と正直思っていたんですが、点はどうやって取りに行こうかな、どうしたらええかな、と非常に悩みました。

今日の試合を通して、また課題も見つかって、チーム力をあげていかなきゃならんな、というところですね。
まぁ、今日はあまり言いません(笑)。選手たちが、本当によくがんばってくれました。

全国大会(インターハイ)に向けて、一言!

「全国は本当に弱いチームは1つもないんでね。ワンランク、ツーランク、チーム力をあげて臨んでいきます。」

ー目標は、やはり「日本一」ですか?

日本一です(即答)。やはりそれを目指さないとと思います。まだまだ力は足りないので、一戦一戦、やっていくしかないですね」

お忙しい中、突然お伺いしたにも関わらず、気さくに笑顔で答えてくださった福原監督。
喜びの表情で初優勝した選手たちの頑張り、相手チームの健闘を称えつつ、次のステージへの課題にすでに思いを巡らせておられる様子でした。

改めて、初優勝おめでとうございます!
全国大会でも、これだけの強者が揃う兵庫県代表としての誇りを胸にがんばってきてくださいね。三田学園高校の全国大会でのご活躍を心からお祈りしています!

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最後に

出場チームの皆さん、関係者の皆さん、そして応援に駆け付けた保護者はじめサッカーファンの皆さま、お疲れさまでした!
ここには掲載できなかった3位決定戦、準決勝など含め、数々の熱戦に心から拍手を送ります。
ここまでの選手・指導者皆さまの努力や取り組み、保護者や地域の皆さまの支え、そして運営に携わったサッカー協会はじめ高校生スタッフ、たくさんの関係者の皆さまの力が一つになった素晴らしい大会でした。

全国大会・近畿大会への出場を決めた皆さん、兵庫県代表の誇りを胸に、がんばってくださいね!
これからの兵庫サッカーのますますの発展を心から願っています!!

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスターWriter/関西エリア責任者kozaru
皆さまに支えていただいて、ライター歴も気が付けば3年。

地域に根差した記事を、情報を。
読んで楽しめる、笑顔になれる、元気をもらえる、そんな記事を。
そんな思いで書き続けてきたけれど、気が付けば楽しんで、笑って、元気をもらっていたのは私の方でした。

サッカーに携わる皆さま、サイトを見に来てくださる皆さま、いつも本当にありがとうございます!

さぁ今年度も頑張るぞ~!!
大好きなコーヒー・スイーツ・フルーツを片手に、たくさんのキラキラした瞬間や情熱を、お伝えしたいと思います。
一緒にサッカーを思う存分楽しみましょう!

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