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教育、子育てについて

※画像はイメージです(編集部)

ずっと前から思っていること、感じていることがあって、答えではありませんが色々考えてみました。

持っている力を自分の力で発揮できないもったいない選手や、
ボーッとしてたり、集中力がよく切れたり、危機察知能力(危ないことがなんなのか気付いていない。または危ないところがあるのに全く別のところを守っている。)が薄い選手がいて、どうしたら良くなるんだろうとずっと考えていました。

(※指導者としてクラブで出来ることは別に考えておりますので、下記は各ご家庭で考えてもらうことだと捉えてください。)

試合中に持っている力を自分の力で発揮できなかったり、ボーッとしてたり、集中力がよく切れたり、危機察知能力(危ないことがなんなのか気付いていない。または危ないところがあるのに全く別のところを守っている。)が薄い選手っていうのは、子どもに、冷や汗をかかせるような経験、潜在能力を引き出すような経験が少ないのではないかと思います。

例えば一つの例で言えばスパルタです。スパルタが全て良いとは言いませんが、部分的に厳しくすることはとても必要なことだと思います。優秀な選手の多くは愛情と共に、部分的に親からとても厳しい教育を受けています。スパルタによって子どもが本能的に、潜在的に、危機察知する瞬間でもあると思います。
スパルタをやらなかったとしても、他に子どもの潜在能力を引き出す教育・接し方はあると思います。

例えば親子で一緒に歩く時を想像してみてください。
皆さんは、子どものゆっくりゆっくりなのんびりなペースに合わせますか?
それとも、子どもの持っている力を引き出すために、子どもが歩けるギリギリの速いペースで歩きますか?
それによって、子どもの「潜在能力を引き出す」ことや、「自分の持っている全力を自分から出せる」ようになることに繋がってくると思います。

逆に子どものペースで歩き、のんびりのんびりゆっくり歩くことは、子どもの「潜在能力を引き出せず」、子どもが「持っている力を自分から発揮できない」ことや、「成長を遅らせる」ことに繋がってくると思います。

現在のチームを見ても、今まで関わってきた1000人弱の子供達とそのご家庭を見ても、ほとんどがこういった日常からの子どもの潜在能力を引き出す教育を意識して行なっているか、そうでないか、によって大きく子どもの実力の発揮の仕方が変わってくることは確信しています。

上記は、一つの例に過ぎませんが、例えば、子どもが「冷や汗」をかいて「潜在能力」(持っている全ての力)(もしくは成長するタイミング)を引き出す環境というのは他にもたくさんあると思います。

例えば、
・混雑の人混みの中で手を離す。
子どもが必死になって潜在能力を発揮して一生懸命ついていこうとすると思います。

・迷子。
迷子になって泣いている時間や、どうしようか?どうしようか!?と真剣に考えている時間というのは、子どもが冷や汗をかきながらも潜在能力を発揮して、どうにか解決しようと頭をフル回転させたり、全身のフルパワーを使ってめちゃくちゃ力強く、わんわんと泣くと思います。
子どもが死に物狂いで必死になって解決しようとする、成長するタイミングだと思います。

※※ただこれには絶対に必要な条件があります。
それは「愛が子どもに伝わっている」か、ということです。
上記のことを、子どもに愛が伝わっていない状況でやると、子どもは真っ直ぐに育って行かないと思います。
迷子にするにしても、前提条件として「よそ見してはしてはダメよ!!しっかりついてくるのよ!!」と、必ず子どもに熱心に伝えた上で、子どもがよそ見をしている時に迷子にしてあげる。とか、、

「お母さんは手荷物がいっぱいで手を繋いであげられないけど、しっかりついてくるのよ!!」と言って人混みの中で手を繋がずについて来させる。
等々。。。

上記のことは5年前にスペインに行き、先日イギリスに行った時から感じていることです。

スペインでは、2歳くらいのよちよち歩きの子が、手を叩くお母さんに向かって一生懸命歩いている最中に、転んで石畳に顔をぶつけました。
それなのにお母さんはどうしたかと言うと、、
そんな光景を微笑ましそうにニコニコ微笑みながら、手を叩き続けていました。

そしたら、赤ちゃんはどうしたかと言うと、、、
転んで一瞬泣いたものの、ニコニコ嬉しそうに微笑むお母さんの顔を見て、直ぐに笑顔を取り戻して、もう一度立ち上がって歩いて行きました。

そしてお母さんのところに来た時に、お母さんはめちゃくちゃ褒めてあげて何回もキスしてあげていました。

あぁ〜〜、これだなぁ〜と、、、日本との違いはこういうところから出てるんだなぁと思いました。

日本ではほとんどの多くが間違いなく、
転んだ瞬間に親が真っ青な顔をして手を差し伸べてしまうと思います。
そして、子どもに頑張らせることすらさせる前に、
子どもが自分の力で立ち上がる機会すら与える前に、
「痛かったねぇ、、大丈夫、大丈夫、、」
なでなで、なでなで、、、
だと思います。

これでは、
「潜在能力を引き出す」どころか、
「自立」するどころか、
「自分の力を自分で出すことのできない『甘えん坊』」
になっていくと思います。

よく次男や三男が長男に比べ少し逞しかったりするのは、段々とこういう部分に手を掛けなくなっていくからだと思います。

ですので、一人っ子に対しても、長男に対しても、次男、三男に対しても、潜在能力を引き出す接し方を意識して取り組んであげるべきだと思います。

先日のイギリスで感じたことは、小松さんと一緒に街を歩いてると、小松さんと僕は一緒にランニングしたり、歩いて遠くまで行ったりしていて、とても歩くのが速い方で、この日も意識して早歩きをしていました。
それなのに、前にいる小学4-6年生くらいの男の子と、中学生の女の子と両親の4人家族にいつまで経っても距離が縮まらないことに気づきました。
「相当早く歩いてますね、、小学生の男の子と、中学生の女の子がいるのに、距離が縮まらないなんて、、」
そんな会話から、、たくさんの例や仮説を聞きながら、、
外国では、赤ちゃんの時から寝室が別で、その結果自立を促しやすいんじゃないか?それなのに愛情は恐らく日本より伝わっているだろう。みたいな話や、色んな話を教育学部の准教授と分析をしながら話しました。

結果、僕が感じたのは、小さい時から子どもに合わせるのではなく、子どもを鍛えるために、子どもの潜在能力を発揮するためにも、子どものギリギリの力を引き出そうとしてあげる教育、接し方が違うのだと思いました。
そして、その結果スポーツの中でも違いが生まれてきているのだと感じました。

恐らく子どもは最初はいっぱいいっぱいだと思います。
遅れてしまう、置いてかれてしまう、、と心配しながら冷や汗もかくだろうし、汗もびっしょりかくと思います。
だけど、そんなギリギリの時に子どもは成長していくのだと思います。

子どもの潜在能力を引き出せる時ってそういときなんだと思います。

『ヤバイ!!!!(冷汗)』
って、本気で子どもが感じてる時に、、
頭をフル回転させて、
全身の力を最大限フルに使って、
持っている本当の力を全て発揮してくるんだと思います。

そういう日常の積み重ねが、
自立したり、
持っている力を全て自分の力で出せたり、
自信を持っていたり、
困ったことを自分の力で解決できたりすることに繋がってくると思います。

みなさんのお子さんにはそういう経験をたくさんさせてあげていますか??

力はあるのに、
『自分の持っている力を自分で発揮できない選手』
『困った時に自分の力で解決できない選手』
『危険なことが分かっていない選手』
が、当クラブにはまだまだいます。

今、最も重要視している課題です。

これに関しては、クラブで出来ることもありますが、日常から各ご家庭で意識して取り組んでいただくしかございません。

もちろん、クラブが、僕達指導者がどうにかしてあげられることもあると思いますので、日々模索しています。

ですが、各ご家庭でももっともっと本気になっていただかないと、子どもの本当の成長は見込めません。
『クラブに預けとけばなんとかなる』という考えではなんとかなりません!!!!
そういった印象を持つご家庭もとても多いです。

クラブで関われる時間は僅かな時間で、みんなが同じ練習をしていて、その中でも成長の差が大きく出ています。
クラブ内で成長の差が出ていますが、他の選手に差をつけている選手は、何が違うのか??親ももっともっと本気になって考えるべきだと思います。
子どもとクラブに任せて放ったらかしでも良いのかも知れません。
けど、今成長してほしい、試合で活躍して良い経験を積んでほしい、と願うなら、子どもとクラブに任せっきりよりも、親も良く考えて本気になって力強くサポートしていくことが必要だと思います。

そして、当クラブ内でもそういう親子が、試合で力を発揮できていることにもっと目を向けるべきだと思います。
活躍しているなりの理由が必ずあります。

3年生で新しく入ってきて、4年生の試合に出てもとても活躍しているA君のお父さんに聞くと、2年生の時から体幹トレーニングを毎日1種類からさせ始めて、今ではお父さんがやらせなくても毎日8種類の体幹トレーニングを欠かさず行っているようです。
また、食事にも相当意識をされていて、小さいころから意識して取り組んできた食事の成果が3年生の現時点で既に大きな成果として出ていると言えます。

自分のお子さんが本当に潜在能力を、「自分の力で発揮できているか?」よく見てみてください。
力を出せていないと感じるのであれば、ご家庭でももっともっと本気になって取り組んでいただくことが、子どもの本当の成長を促します。

クラブでも僕達指導者も、模索していきます。
保護者-選手-クラブ(指導者)が、三位一体となって、本当に力強い子どもの育成をしていくことが必須です。

Nozawana Fc(ノザワナ フットボールクラブ) 勝山直亮

寄稿者プロフィール

サッカー指導者寄稿指導者
こちらのアカウントでは「指導者寄稿」企画にて記事を作成いただいた指導者の皆様の記事を配信しています。

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