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入ってから「しまった!」と思ったことは?こんなことも知っておきたい中学からのチームの選び方 準備編Vol.2

中学からはクラブチームでサッカーしたい!という気持ちが固まった子供たち。
Vol.1ではチームを決めるにあたりどんな情報を集めると良いかを先輩保護者の方々に教えて頂きました。

「おかげでポイントを押さえた下調べができて準備万端!」と、思いきや・・・更に話を進めるうちに実際に活動がスタートしてから困ったり戸惑ったこと、「しまった・・・これも知っておけばよかった」と思ったことが少なくないということが分かりました。

そんな先輩保護者達の体験談を中心にVol.2ではチーム選びのポイントを更に掘り下げてみました。チーム決定の前に是非お役立てください。

CONTENTS
ポイント1. いつ分かる?いつもと変わる?土日や長期休みのスケジュール
ポイント2. 「明日から試験」休んでも大丈夫?
ポイント3.怪我してしまった!クラブの対応は?
ポイント4. 試合には出られる?チーム分けに関すること

ポイント1.いつ分かる?いつもと変わる?土日や長期休みのスケジュール

J下部 お子さん中3
学校が長期休み(夏休みなど)に入ると平日の練習日とは曜日や時間が変わることがあります。普段は火、木、金の夕方からの練習が月、水にも入ってきて時間もお昼から始まったり午前中からの開始だったりと不規則になります。本人にもしっかりスケジュール管理させることが必須ですね。

J下部 お子さん中3
土日や長期休みの送迎がとにかく大変でした。なるべく自分で交通手段を見つけてチームメイトと行くようにしてもらっていますが、交通の便が悪い所や遠い所はやはり送迎が必要です。仕事や兄弟の予定もあると段取りも必要になります。入る前にそういうものだと分かっている方が気持ち的にはかなり楽だと思いますね。

街クラブ お子さん中1
トレーニングの予定だった土日に急に試合が入ることも多いです。試合になると1日がかりなのでサッカー以外の予定はなかなか入れられなくなりますね。

街クラブ お子さん高1
夏休みだけでも塾の夏期講習を入れたいと思いましたが、チームから予定表が配布されるのが月初なので予定が立てられませんでした。長期休みは合宿が入ったり、時間帯や日程がいつもと変わるので近所の塾の集団授業とは日程が合わず個別指導の塾を探しました。

予定は変わることもある こまめにスケジュール確認を

夏休みの練習は通常時に比べて時間や場所が不規則になるようですね。兄弟、姉妹の予定もあるので保護者は「誰がいつどこに行くの?」と混乱してしまいそう。うっかり防止に家族全員の予定が書き込めるスケジュール帳や、スマホのスケジュール管理アプリが活躍しそうです。お子さんにも活用してもらってはいかがでしょう。お子さんが自分の予定をしっかり管理出来るようになってくれたら嬉しいですね。

土日や長期休みの練習や遠征は、遠方や交通の便が悪いところに加え、始発よりも早い時間に移動を開始しなければならないということも出てくるでしょう。兄弟姉妹の予定に加え保護者が仕事を持っている場合は連れていけないこともあり、チームメイトの保護者の方に送迎を頼むなどの親同士の協力体制がより必要になりそうです。もちろん、遠くても電車で行けそうな場所なら自分達で調べて行ってもらうということも大いに有りだと思います。 

ポイント2.「明日から試験」休んでも大丈夫?

街クラブ お子さん高1
クラブチームは色々な中学から選手が集まるのでテスト休みというものがありません。どんなに課題が出ていても活動は休めません。時にはテスト日直前の週末に遠征合宿が入ることも。勉強との両立がとにかく大変でした。

街クラブ お子さん中1
定期試験前は休んでもいいですよとチーム側は言ってくれていますが実質本当に休む人はほぼいません。そこはクラブによって違うと思うので先輩保護者の方に聞いた方が良いと思います。成績に影響しないよう普段から勉強しておかないとですね。

J下部 お子さん中2
テスト前でもテスト期間中でも練習を休む人は一人もいません。子供も入団前にある程度の覚悟を持つ必要がありますね。

街クラブ お子さん中2
勉強について理解があり、試験勉強のために練習を休むことが可能でペナルティもありません。逆にあまりに成績が悪いと試合に参加出来ないので本人はサッカーがしたくて勉強も頑張っています。

街クラブ お子さん中1
学期毎の成績表の提出が必須であまりに悪いと休部となる場合もあります。テスト勉強を理由に休むのはOKですが次の練習でのランニング量が増えたり、試合に出られないなどがあります。これは休んだ分の体力を取り戻すという意味合いのようですが子供は「走ってばっかりはしんどいしボールに触りたい」と言って普段から勉強するようになりました。コーチ、お見事です(笑)

休みに関しての考え方はクラブそれぞれ 前向きな姿勢での努力を

クラブチームによっては成績表の提出を義務付け、勉強面も重視している所もあります。練習も毎日ある訳ではなく週に1~2回はオフを設けており、その時に勉強してサッカーとの両立を目指すことが理想とされているようです。サッカーするために勉強を頑張るという前向きな姿勢を持ってもらいたいところですね。

中には勉強に力を入れており普段から課題がしっかり出される学校もあります。勉強が難しくてついていけなくなり、部活に転向するという話も耳にするほどの学校もあるので入学予定の中学の学力レベルも出来たらリサーチしておくと良いでしょう。

どの学校でもテスト前になれば決して少なくない分量の提出物が出されます。提出期限も厳守です。提出物を提出しなければ、成績の評価(内申)も低くなります。成績の評価(内申)が低ければ希望の高校に進学できないということも起きてきます。サッカー推薦を受ける場合でも成績は決して無関係ではないようですので、なんとか勉強とは両立させたいところです。クラブの勉強に対する方針や部員が実際どうしているかはしっかり確認しておきましょう。大変なこととは言え、勉強とサッカーの両立は決して出来ない訳ではありません。方法とコツを抑えてサッカー新生活に備えておきたいですね。

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ポイント3.怪我してしまった!クラブの対応は?

J下部 お子さん中学生
ユースチーム兼任のチームトレーナーにしっかりとサポートして頂けることは安心ですし、大きなメリットだと思います。

街クラブ お子さん高1
試合中に腕の骨にひびが入る怪我をしてしまったことが。すぐに監督から連絡が入り病院へ行く段取りをしてもらいました。保険もクラブで加入していたので請求手続きの仕方などを教えてもらいスムーズでした。

街クラブ お子さん中2
怪我を負い、治療に通ううちに歩けるようにはなりましたがサッカーはまだ医師のOKが出ないという時期が一番困りました。あまり長く休むのも気まずいのか、止めても子供は行きたがるので「見学だけ」という条件で行かせたのですが、見ているうちにやっぱりサッカーがしたくなってしまうんです。「もう大丈夫」と練習に参加してしまい、痛みが長引いてしまいました。 

街クラブ お子さん中1
足に痛みが出てしまってもチームに怪我人が多いとコーチに言いにくかったり、何より自分が試合に出たいから無理してしまう時があります。無理し過ぎると大怪我につながったり痛みが長引いてしまうので休む時は休んで欲しいです。

街クラブ お子さん中1
怪我をしても活動を休まずに見学やサポートに来る選手もいます。他のチームには車椅子で試合見学に来ている選手をみかけたこともあります。でも、もちろん酷い怪我の場合はコーチに相談して休む選手もいますね。


街クラブ お子さん高1
うちの子のクラブでは怪我をして全く練習が出来なくてもその月の月謝は発生しました。クラブによって違うのかな?と思うので入る前に確認しておくと良いかもしれません。

怪我への対応は要確認 見学のことや費用面についても知っておきましょう

練習中や試合中の怪我の対応や保険については確認しておくに越したことはありません。契約しているスポーツトレーナーがいてサポートを受けられる場合はより安心です。

怪我をしてサッカーが出来ない時の活動への参加についても色々な話が聞けました。手術が必要になるような重傷を除いては怪我をしても見学などに行くという選手が多くいるようです。見学やチームサポートで終われば良いのですが、前述の保護者のお話のように完治していないうちに練習に参加してしまうことも。これは怪我の程度だけでなく本人の気持ちによる部分も大きいようです。他の部員が頑張っている中で自分だけ休んでいたらとり残されてしまうのではないかという焦燥感もあるかもしれません。そんな気持ちを受け入れた上で、今後も長くサッカーを続ける為に「休むこともトレーニング」だと思って見学に留めるということをしっかり守って欲しいですね。

怪我をして練習を休まなくてはならない時の月謝がどうなるかも気になるところ。クラブによっては休会制度が導入されている所もあるようです。但し、休会した月に月謝が全く発生しないか、減額になるのか等はクラブによります。月の初めに怪我をした場合は当月の指導料は発生し、日割り計算は行わないということもあるようなので入団前に確認しておくと良いでしょう。

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ポイント4.試合には出られる?チーム分けに関すること

街クラブ お子さん中2
入団時の熾烈なABチーム争い、その後のAチームでのレギュラー争いがあります。用事で練習を休むと次の試合でスタメンから外されたりします。

街クラブ お子さん中1
Aチーム、Bチームは常に入れ替えがあり、一度落ちるとなかなか這い上がれない。用事やテストで休むというのは考えられないという感じです。

街クラブ お子さん中学生
トップチームで怪我人が出るとBチームから選手が招集されることもありますがその選手が怪我から復帰するまでの間という限定的な感じでした。メンバーが固定されているイメージで全員にチャンスが充分にあるかと聞かれたら答えに窮しますね。

街クラブ お子さん中2
トップチームではなくBチームになることも想定できたのでBチームでも試合の機会が充分に与えられるかどうかは意識しました。実際入ってみると試合の機会が本当に多く、基本土日は試合、Bチームでも準公式戦に出られるように複数登録や登録する大会を分けるなど均等に機会が与えられるようにチームが配慮してくれているため、モチベーションを落とさずにいられるし、成長の機会も常に与えられていると感じます。

レギュラー争いはより熾烈に 厳しさを取るか出場機会を取るか

サッカー選手にとって一番モチベーションが上がるのはやはり試合に出ることではないでしょうか。しかし、言わずと知れた大前提としてサッカーの試合には11人しか出られません。クラブの威信をかけて臨む公式戦やリーグ戦ではベストメンバーで勝ちに行くのでレギュラー争いは当然熾烈なものになります。

公式戦ではAチームになれても登録の関係でベンチに入れる人数が限られているので、J下部やビッグクラブではベンチ外もあり得ます。そのような境遇になってもレベルの高い選手の中で厳しいトレーニングをこなし自己を高めていくのか、あるいはBチームでも準公式戦に複数登録をしたり、トレーニングマッチの機会が多いクラブでの出場機会を取るか、お子さんの意思を尊重しつつ親子でよく話合うほうがよいでしょう。

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最後に

Vol.2では実際に入団してから困ったことや戸惑ったことなどを中心に先輩保護者のお話を伺いました。どれも我が子に置き換えて考えてみるべきことと言えますね。実際にクラブチームの体験や見学に行く前に親子で是非確認しておいて欲しいと思います。
次回は女子選手の進路選びに迫ります。お楽しみに。

 

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSWriterCrane
滋賀県在住ライターのCraneと申します。

サッカー娘の母歴9年目。
サッカーを通して良いご縁がたくさん。出会った方々に感謝の日々です。
楽しそうに、一生懸命サッカーする子供たちから勇気と元気をもらっています。

2019年8月にライター歴2年目に突入しました。

皆様の情報から選手達が懸命に頑張った姿を想像し、元気をもらい、感動させて頂けることが何よりもありがたいです。
サッカーを愛し、関わる全てのものを大切に思う選手の皆さんとそれを支える指導者の方、チームの方、保護者の皆さんを尊敬しています。

これからも皆様からの情報をいちはやく、心を込めてお伝えして行けるように努めます。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

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