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吉田陣平選手(佐賀東高校)は「プロサッカー選手」の夢をどうやって叶えたのか!?【アルビレックス新潟入団内定】

9月29日、佐賀東高校にて吉田陣平選手(高校3年生)のアルビレックス新潟への入団内定記者会見が行われました。

ライブ配信で行われた会見では、一つ一つの質問に丁寧に笑顔で答えていた吉田選手。

プロサッカー選手という目標へ向かって、どんなサッカー生活を送ってきたのでしょうか。

第100回高校サッカー選手権大会佐賀県大会前の、貴重なお時間をいただきました。

(画像提供:佐賀東高校サッカー部 取材/文:冬馬瑠莉)

お話を聞いた人

佐賀東高校サッカー部 吉田陣平選手

所属:佐賀東高校
ポジション:MF

経歴
F.THREE U-15
佐賀東高校
2020年度全国高校選手権 優秀選手
代表歴
2021年日本高校選抜

プロになりたい!
目標のために僕がやったこと

ーーー入団会見、お疲れさまでした。とても落ち着いて笑顔で受け答えをしていましたね。
緊張しませんでしたか?

吉田陣平選手(以下、吉田)
ありがとうございます。実はめちゃくちゃ緊張していました。
心の中はとても焦っていたのですが無事に終わってほっとしています。

ーーーフランス留学がプロになるために必要な経験だったとおっしゃいましたが、具体的にお聞かせください。

吉田
フランス留学は僕にとって、とても貴重な経験でした。

まず、一番変わったのはメンタルです。

僕は小学校のころから人見知りで内気なタイプ。それがプレーに出てしまうところがありました。
空気を読むというか、、、自分で仕掛けたらチャンスなのに先輩からパスを要求されたらパスを出してしまう。
そんなところがフランス留学をきっかけに変わったと思います。

海外の選手は、俺が、俺がと自己主張をするのが当たり前じゃないですか。
その環境の中でめちゃくちゃ鍛えられました。
もちろん練習中はすべてフランス語で話しかけられるんですよ!
フランス語はわからないので覚えている限りの英語とジェスチャーでなんとかするしかありません。
「どうするの?」と聞いたりして必死に練習についていきました。
帰国後は自分の判断に自信をもってプレーが出来るようになったと思います。

次に変わったのは、フィジカルの違いを体感できたことによるものです。

海外選手の足は長いんです。
わかっていても、実際にプレーの中で体験すると、それが頭でイメージしていたことと違う。
フィジカルが強いことも、分かっていたはずなのにイメージと違うんです。

例えば、日本ではこの位置にボールを置いても触られることはない、という場所があります。
でもフランスではボールをつつかれてしまうんです。
「まじか!」と思いました。
違いを体感できたことは今後の自分にとってとても大事なことだったと思います。

この留学は、佐賀東高校(以下、佐賀東)に入学後、中学の時に指導していただいたコーチからフランスへの短期留学プログラムを教えてもらったのが留学のきっかけです。

監督に「行きたい」と相談したら、新人戦の最中でしたが、留学することを認め送り出してくれました。
このフランス留学は僕がプロになるために、とても貴重な体験でした。
本当に感謝しています。

▽フランス留学中の様子▽

自分のやりたいサッカースタイルの学校を選ぶ

ーーー佐賀東高校への進学を決めた一番のポイントは何だったのでしょうか?

吉田
高校への進学を決める時に、自分が入部したいサッカー部がどのようなプレースタイルか知っておくことは、とても大事なポイントだと思います。

「強豪だから」という理由で選んだら、その学校の目指すサッカーが自分のスタイルと違う時サッカーそのものが楽しくなくなると思うんです。
だから今まさにどの高校へ進学したいか迷っている中学生には「自分の進学したい高校がどんなサッカーをするのかちゃんと調べて進路を決めた方がいいよ」とアドバイスしたいです。

僕は、試合中も常にボールを触っておきたいタイプ。
そして、毎試合目標にしていることが点を取ることです。

佐賀東は、細かくパスをつないでいくスタイル。
体験会に参加した時、「こんなパスをつなぐ高校サッカーがあるんだ」と思ったことが今でも強い印象として残っています。

ーーー細かくパスをつないでいくスタイルの学校は他にもあると思いますが、お母様のもとを離れ新潟から遠く離れた佐賀を選んだのはなぜですか?

吉田
僕は小学校のころから、自立するために高校では県外へ進学すると決めていました。
だから反対されることもなく、自分の母も友達のお母さんたちも「頑張っておいで。」と快く送り出してくれた感じです。

新潟出身の僕がなぜ佐賀東を選んだのか聞かれることも多いのですが、小学校から習っていた信頼しているコーチが佐賀東にいたので以前から知っていました。
僕も母も佐賀東を知っていくうちに、行きたいと思うようになり、その上で進学を決めたので不安はなかったです。

夢を叶えるために欠かせなかった母のサポート

ーーー会見の中で、サッカーを始めたきっかけはお母さんだったとおっしゃっていましたが、どんなお母さんでしたか?

吉田
サッカーをやっていたわけではないのですが、ビデオ撮影をしてくれたり自分で勉強して分析とかもしてくれるような母でした。
とても頼りにしていました。

試合帰りの車の中で「今日は気合が入ってなかったけど何してんの」と言われたりもしましたよ。

小学生の時は「そうだよね」と素直に聞いていたんですが、中学1年生の終わりごろになると母にそう言われるのが嫌だなと思うこともありました。
反抗したのがゼロというわけではありません。言い返したくなる時もありました。

だけど僕のことを思ってそう言ってくれている。

そんな母の思いも感じていたので反抗せずに必死に耐えていました。
それに言い返したらめっちゃ怒られていたんで(笑)

でも、サッカー以外のことに関しては悪ささえしなければ怒られることもない、とても面倒見の良いやさしい母です。
母が入団内定会見後に、「自慢の息子です」とメッセージをくれたのはとてもうれしかったです。

「今頑張れ!」

ーーープロになる夢を叶えるために、普段の生活でやっていたことはありますか?

吉田
そうですね、よく「量より質が大事」とも言われますが、僕は練習をたくさんする方でした。
納得のプレーが出来るまで、何回も何回も繰り返し練習していましたね。

普段のチーム練習は、自分のことよりチームの練習を優先して頑張っていましたので個人の練習は学校の昼休みや、チーム練習後にやっていた感じです。
小学生の時は居残り練習ができなかったので、学校の休み時間にボールをけることが多かったです。
ドリブル専門のスクールに通っていたので、そこで教えてもらった練習メニューをひたすらやっていましたね。

中学になると練習後に1時間程度自主練をするのが日課でした。
夜の9時ごろ練習が終わってからだから10時ごろまでやっていました。

アジリティ練習もやりましたよ。ラダーを使ってめちゃくちゃ早くステップ踏みながら5~10メートル繰り返し走っていました。
プレーの切れを出すためなんですが、瞬発力を磨く練習です。
ポジションがボランチなので、持久力より瞬発系が大事だと思っています。

継続するって難しいんですよ。でもこれをやらないとプロになる目標に近づけないと思うとこれだけはやらなくちゃと思って続けていました。

ーーープロサッカー選手を目指す子供たちに一番伝えたいことは?

吉田
今を頑張れ!と伝えたいです。
今、楽をするのではなくて、今を頑張って成長しろ、今頑張れ!

サッカーノートを書くことはとてもいいと思います。
コーチに言われたことは、帰りの車の中ですぐにメモをしていました。
そして次の日の練習前に必ず見直して昨日と同じ失敗はしない。同じことは言われないようにすることですね。
目に見える形で残しておくことはとても大事ですよ。

ーーーいよいよ高校サッカー選手権佐賀県大会が始まりますね。抱負をお聞かせください。

吉田
全国優勝です。そのためにまずは県大会をしっかり戦って全国への切符をつかみたいと思います。
そして佐賀東で成長した姿を、家族はもちろん新潟で一緒にプレーした仲間たちにも見てもらいたいです。

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吉田選手動画

最後に

プロになるという目標を叶えた吉田選手の次の目標は、Jリーグで活躍すること、そして海外で活躍できる選手になること。
新潟でお世話になった人たちに、成長したプレーを見てもらいたいと話してくれました。
そして、切れのあるドリブルとはまた違った、お母さん思いの優しい一面を持つ吉田選手に魅了され、大ファンになってしまいました。
吉田選手のご活躍を、心から応援しています。
高校選手権県大会前の貴重なお時間を頂きありがとうございました。

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSテクニカルマイスター九州中四国エリア責任者冬馬 瑠莉
Ruri Toma
熊本県出身。2017年1月からジュニアサッカーNEWSでお仕事をはじめ、もう5年目。

現在、熊本をメインに九州・中国・四国エリアを担当しています。

新年度がスタートしましたね!みなさんいかがお過ごしですか?
次男が無事希望高校へ進学する事ができ、私のお弁当作り生活が再開しました!
長男の時もでしたが、毎日おかずに悩む日々。
レパートリーが一向に増えず、冷凍食品の在庫が増える日々です(笑)

おすすめの簡単おべんとうレシピがあったら、ぜひ教えてください^_^
お料理上手な、皆さんからのレシピを試合結果と一緒にお寄せいただくと、泣いて喜ぶかもしれません♪

新年度もみなさんのサッカー生活が少しでも楽しい思い出になるよう、お手伝いさせてくださいね♪

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