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親子で新ルールを再確認!絶対押さえたい2016年のルール改正2つ【全日本少年サッカー大会 決勝大会適用】

2016年3月5日にウェールズで行われたIFAB(国際サッカー評議会)で、IFAB130年の歴史の中で最も大きな改正と言われる改正がありました。

子どもたちには何が関係してくるでしょう?

この改正は、JFAが主催する各種全国大会(決勝大会)では原則7月23日(土)から適用されることに定められています。

全日本少年サッカー大会の決勝大会は、この新ルールが適用されます。地域や都道府県FAが主催する各種大会では、遅くとも2017年4月1日(土)までに改正すればよいことになっているので、都道府県大会は旧ルールを適用してもよいことになっています。

では、どのようなルールに変わったのか?

簡単にご説明します。とても簡単な説明なので、もっと詳しく知りたい!と言う方は、2016/2017年競技規則 新旧対照表(日本サッカー協会)をご覧ください。サッカー少年たちに直接関係があるのは2つ、変更①と変更②だけかと思われます。そのほかの項目には簡単に触れます。

参考資料:2016/2017年競技規則の適用開始日について(日本サッカー協会)

photo:Ronnie Macdonald

変更①:kick offで後ろに蹴って良し!

11027865555_914a40490c_zphoto:Ronnie Macdonald

kick offでひと蹴り目がバックパス、という選択肢がOKになります。

今まではセンターサークルに2人が入って、1人がちょこんと前に蹴り、2人目がさまざまな方向にパス、ということしか認められませんでした。

これは、「kick offは必ず前に蹴らなくてはいけない」という競技規則があったからです。(正式には、「ボールは蹴られて前方に移動したときインプレーとなる」)

この競技規則は廃止されます。1蹴り目を前に蹴らなくても良くなったことで、バックパスはもちろん、真横に蹴ることもOKとされました。

プレーの選択肢が広がり、センターサークルに1人しか入らなくてもバックパスができるようになったため、1人しかサークルに入れずにGKを除く6人が最初からダッシュできるように準備する、という攻撃パターンも出てくる可能性が考えられます。

変更②:ペナルティエリア内で相手を倒しても、退場になるとは限らない!

6218893931_824a99b7a5_zphoto:Matt Boulton

ボールにチャレンジしていた場合に限り、ペナルティエリア内で相手を倒してしまったとしてもイエローカードになることになりました。PK献上に変更はありません。

けれど、ボールにチャレンジしていたことが認められた場合のみです。

・押さえる
・引っ張る
・倒した相手がボールに絡む可能性がない(ボールと関係ないところで相手を倒した)
・FPが手や腕を使ったシュートの阻止
・乱暴行為

は、今までと同じように
・レッドカード→退場
・次節の出場停止
・相手へのPK献上
となりますのでご注意ください。

なお、このルールは2年間は試行期間となり、2年後の見直しの可能性があります。

変更③:GKがPKをやり直させた場合はイエロー

14227134688_806035a3fd_zphoto:Ian Burt

PKの際に、ボールが蹴られるまでGKはゴールライン上にいなければいけません。もしゴールラインを離れたりなどしてPKがやり直しになった場合は、GKにイエローカードが出されます。

キックフェイントにも規定があり、キックモーションに入ってからのフェイントは禁止されています。ですが、GKが先に動いてしまってPKが決まった時は得点、GKが先に動いてしまってPKが決まらなかった時にはやり直しの上イエローカードとなります。

変更④:給水タイムがアディショナルタイムに加算

今までは競技者の交替、競技者の負傷程度の判断にかかる時間などにアディショナルタイムが追加されていましたが、給水タイムもアディショナルタイムとして追加されることになりました。

変更⑤:審判に危害を加えると直接フリーキック献上

ジュニアでは聞いたことがありませんが、審判の判定を不服として審判に殴りかかったり、控えの競技者にわざとボールをぶつけたりなどの反則には、相手に直接フリーキックを与えることになりました。

変更⑥:ケガのケアはフィールド上でOK

4803833042_7ca6643f5e_zphoto:apasciuto

イエローカード、レッドカードを伴う行為でケガを負った場合のみのルールです。ケガの処置が済んだら、そのままプレーに復帰できます。反則行為の伴わないケガは、今まで通りフィールドの外に出て処置を行います。


変更⑦:ゴールキックはボールを静止させる

「当たり前じゃん!」と言いたくなるかもしれませんが、これは今まで明文化されていませんでした。そのため、ゴールキックはボールを静止させてからでなくてもよかったのです。

変更⑧:審判は試合前に選手を退場させられる

どのようなシチュエーションでこれが起こるかはちょっとわからないのですが、

・チームリスト提出前の退場…チームリストに入ることができない(ベンチ入りできない)
・kick off前…控え選手から代わりを出すことができる。控え選手の補充はできない。
・kick off後…補充はできない。

となります。

変更⑨:明確にされたこともろもろ

今まで「暗黙の了解」だったことが明記されました。

・ゴールキーパーの帽子
・オフサイド判定に競技者の手や腕は含まれない
・交代要員がコーナーキックやスローインを行うこと(フィールドに入った後に)

その他、国際大会やオリンピックではすでに「交替枠は3人だが、延長戦に入ったら4人目の交替がOK」となっています。

参照サイト:2016/2017年競技規則 新旧対照表(日本サッカー協会)


最後に

130年の間で一番大きな改正と言われる今回の改正。来年の4月にはすべての大会で適用される見込みです。

ルールを知らないと、プレーが試合の良い流れを切ってしまうこともあります。とてももったいないことですので、ルール改正にも敏感になっておきましょう!

ちょこっとおまけルール:ゴールキックでオウンゴールしちゃったら?

低学年にありがちなシーンですが、ゴールキックがなぜか後ろに飛んでしまい、オウンゴールとなってしまった場合はどうなるのでしょう?

ゴールキックをそのまま自分のゴールにけり込んでしまった場合には、オウンゴールにはなりません。相手方のコーナーキックになります。

ゴールキックがそのまま相手方のゴールに入った場合は、得点と認められます。

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSWriterMiz
東京在住ライター。ジュニアサッカーを見守って11年。群馬県出身。

娘の小学校の社会科の授業参観で。

先生「復習です。ゴミ問題に必要な、3Rとはなんでしょう?」
ある男子生徒「リバウド、ロナウド、ロナウジーニョ!」
先生「その3人をゴミ問題に使うにはもったいないです。はい、次の人~」

そんなジュニア選手(先生も)を応援しています。

コメント欄

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 変更②:ペナルティエリア内で相手を倒しても、PK献上になるとは限らない!

    ↑とありますが、ペナルティエリア内で相手を倒したら、PK献上です。

    • コメントありがとうございます。
      「明らかにボールに行っていることがわかる場合は警告、PK献上(退場はなし)」でした。
      申し訳ありません。
      修正してアップいたしましたのでご確認ください。

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