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新年度までにぶっちぎりでライバルに差を付けろ!③サッカー脳を作るのは「たくさんの選択肢」!試合の主導権を握るためにはこれだ!

一流指導者の指導のコツ、考え方を学べるDVD特集の第3弾です。

第3弾では、ちょっと大人向けの、子どもには理解しにくいものを集めてみました。理論的なものや戦術論についてなども入っています。

※指導者歴に関しては、DVD作成当時のものです。

photo:Erkan ?ibka


武南高校の攻撃的サッカー

指導者紹介:大山 照人(おおやま てるひと)

徳島県出身

【選手歴】
日本体育大学

【指導者歴】
武南学園武南高等学校(高校総体準優勝)

埼玉県で「名門」の名を冠する高校、武南学園武南高等学校(以下、武南高校)。「名門」の理由は、過去全国高校サッカー選手権14度出場(埼玉県最多)をはじめ、全国高校総合体育大会20回出場などの出場歴が物語っています。

俯瞰的視野でサッカーを見る

記事31photo:Linda Stanley

武南高校サッカー部は、週6日、1日3時間の練習をするサッカー部です。部員が205人(2015年武南高校公式HPによる)いますので、効率的に場所を使い、個人の技術を高めていかなければなりません。

そのために、たいへん密度の濃い練習内容となっています。「短い時間の中で絶対にサボらないように、ミスをしないように」という雰囲気の中で練習が行われています。

映像は「鳥の目」(俯瞰的視野)になっていますので、だめな例と良い例が一目瞭然でわかります。

「サッカーにはセオリーがある」

サッカーの勝負は、1秒にも満たない一瞬で行われます。多くの局面は1対1、抜き去られるのも一瞬ならシュートを打たれるのも一瞬です。

だからこそ大切になってくるのが、狭い場所できちんとボールを受けられるか、出せるか、あるいは相手を抜けるかになってきます。

ボールを出したらどこに動けばいいのか。バスを受けるにはどこにいたらいいのか。

サッカーのプレーには、一つ一つ理由があります。そのセオリーは「基本」とも呼ばれますが、徹底して基本を行うことでボールを奪い、自分たちの試合運びをすることができているのです。

今のプレーを「どのように考えればよいか」なども説明されます。考え方、とらえ方も学べるDVDです。
名将 大山照人の ~ハーフコートで磨く攻撃的サッカー~

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京都橘高校のポゼッションセンス

指導者紹介:米澤 一成(よねざわ かずなり)

京都府出身

【選手歴】
日本体育大学

【指導者歴】
世田谷学園
近畿大学高等専門学校
京都橘高等学校
京都府国体少年男子コーチ
京都府国体少年男子 監督

米澤監督はオランダ人監督に自分のルーツがあると言います。当時、日本は中盤省略サッカーの全盛期でした。その学生時代のヘッドコーチとして招かれたのがアーリ・スカンズ氏でした。

中盤省略サッカーに慣れた目に、オランダ式(ダッチビジョン)の「パスをつなぐサッカー」はたいへん新鮮に映ったようです。その時の総合トレーニングが土台となって、現在の京都橘高校のサッカーがあるようです。

「ユース教授」安藤隆人の「高校サッカー新名将列伝」 by 安藤隆人(参照サイト:ゲキサカ)

鬼ごっこでトレーニングをするには?

記事32photo:Sergey Ivanov

年少の選手にも練習としてよく取りいれられている「鬼ごっこ」。これを、ゲームの中で本当に使える力を育てるトレーニングに代えるにはどうしたらよいでしょう?

答えはサンプル画像をご覧ください。

たくさん人が通過していくと、鬼が混乱して足が止まります。ライン上を通過するのが1人なら鬼の交替を認識しやすいのですが、複数が多方向から来たときは足が止まってしまいます。ターゲットが誰だかもわからなくなってしまいます。

その中でターゲットを見つける動きを鍛えることもでき、味方がターゲットになっている時にはフリーマンの動きでかく乱することも体験として学べます。

たった一つの「鬼ごっこ」でも、考え抜かれ、工夫された鬼ごっこだと、ここまで練習効率を高めることができるのです。

オフェンス時でも主導権を握る「ダッチビジョン」

米澤監督が摂りいれているダッチビジョンというのは、ボールを持っている時も持っていないときもゲームの主導権を握るという考え方に基づいています。

ボールがあろうとなかろうと、相手をほんろうし、主導権を握るにはどうすればよいか?

米澤監督は、「ストップ」「フリーズ(その場で止まれ)」の指示をほとんど使いません。流れの中で状況をつかむ力の養成のためだそうです。

サンプル画像には在りませんが、選手にミスの種類も理解させるやりとりも出てきます。自分のミスをどんな種類なのか認識することによって、同じことを繰り返さないよう注意を喚起することもできます。
ゲームの主導権を握れ!~京都橘のポゼッション~ダッチビジョンを取り入れたトレーニング

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桐蔭学園指導者の教える「フットボール・ブレイン」

指導者紹介:山本 富士雄(やまもと ふじお)

神奈川県出身

【選手歴】
筑波大学
浦和レッズ
NKK
ベルマーレ平塚

【指導者歴】
桐蔭学園(初の全国制覇)

現在はジュニアからユース年代にかけて指導に当たっている山本監督は、ジュニア年代には「楽しむ」「自分で考える」をもとにサッカーを教えています。

ユース年代においては、「意図する・予測する・共有する」をもとに指導を行い、サッカー頭脳を鍛えることによって対戦相手を支配し、全国優勝につなげました。

参照記事:指導者の言霊。「山本富士雄 桐蔭学園サッカー部監督」(サカママ)

たくさんの選択肢を用意しよう

記事33photo:Sean

「攻守の切り替え」は、どのようにしたらうまくできるようになるのでしょうか。

攻守の切り替えだけではありません。サッカーは判断の連続です。その「どうしたら?」を、選択肢をたくさん自分の中に用意する練習をすることでクリアしていくのが桐蔭学園です。

たくさんの選択肢を自分の中に用意し、それを素早く切り替えて体を連動させていく。結果、攻守の切り替えに素早く反応できるようになっていくのです。

桐蔭学園のサッカートレーニング ~フットボール・ブレインを鍛える!~

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ボードスタディでの戦術理解

指導者紹介:前田 秀樹(まえだ ひでき)

京都府出身

【選手歴】
国体代表(京都商業高校=現在の京都学園高校)
法政大学 関東大学リーグ優勝
大学選手権優勝
大学在学中から日本代表
古川電工(1981,82 JFLベストイレブンに選出)

【指導者歴】
ジェフユナイテッド市原
川崎フロンターレ
水戸ホーリーホック
東京国際大学体育会サッカー部

今まで大きな大会に縁がなかった東京国際大学体育会サッカー部を、就任後わずかな期間で総理大臣杯に出場させた監督です。

個人戦術からチーム戦術へ

記事34photo:Tony Alter

チームが勝利するには、個人戦術が無くてはいけません。個人戦術を高め、次にグループ戦術に結びつけ、最後にチーム戦術に結びつくのがサッカーだと言います。

まず、個人戦術。そこから、数名が結びつくグループ戦術。それが入り乱れ、組み合わされてチーム戦術を作り上げていきます。

段階的に戦術を追うことによって、ボールを持っている局面と持っていない局面両方での打開ができるようになっていきます。

指導者 前田秀樹の“局面を打開する戦術” ~ Tactics & Practice ~

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最後に

現代の「名将」と呼ばれる指導者の視覚教材を10種類ご紹介しました。

プレーの引き出しをたくさん持っている選手が上手な選手であるように、方法の引き出しをたくさん持っている指導者が上手な指導者と言えるのかもしれません。

全国にいる指導者は、自分がサッカーをずっとやっていたり、元プロ選手だったりする人ばかりではありません。子どもがサッカーを始めたから自分もチームの指導をしなければならなくなってしまったパパコーチや、やってたけど小学校のころだよ、という地元コーチもいます。選手のために一生懸命情報を仕入れ、強いチーム、強い選手を作ろう、子どもたちにサッカーを楽しませようと日夜努力してくれています。

その姿には本当に頭が下がります。指導者のみなさま、本当にいつもありがとうございます。

カット3

寄稿者プロフィール

JUNIOR SOCCER NEWSWriterMiz
東京在住ライター。ジュニアサッカーを見守って11年。群馬県出身。

北は北海道、南は沖縄までのライターさんたちと一緒にお仕事しています。
東京は晴天なのに、「家に入れない」と滋賀から送られてきた写真は豪雪地帯の風景だったり、
「今日は15℃だから結構寒いです」という南国のコメントをいただいたり。
ネットを使う仕事って面白いです。

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